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2009年03月29日

年変 初代RX-7の造りこみ。

年変 初代RX-7の造りこみ。 公害対策で、もう速いクルマには乗れないんだ。。。と暗雲立ち込めていた国産車の世界に彗星の如く現れた初代RX-7。

シンプルでありながら、ウエッヂの効いたスタイリングは見るからにスポーツカーだったし、実際にも速くて、ソリッドな操縦性はリアルスポーツと言っても間違いの無い存在だった。

しかし、いくらスポーツカーとは言え、劣悪な燃費に、質感の低い内外装や、性能的には問題ないとは言え、商品性的には問題ありのリヤ「アルフィンドラム・ブレーキ」に批判の声が高まった。

昭和53年に登場して以来、初代SA型RX-7は改良の道を邁進する事となった。

まずは劣悪な燃費の改善に翌54年10月29日、それまでの後燃焼方式、つまりサーマルリアクターによる公害対策をようやく捨て、触媒と希薄燃焼による公害対策が為され、それまでの10モード「7.0Km/L」から「8.4Km/L」へと向上した。

昭和55年11月4日には、
・ボディの大幅な軽量化と意匠の変更、ボディ一体化の樹脂大型フロントバンパーによる空力改善で CD0.36 から 0.34 への向上。
・ロータリーの肝である「アスペック・シール」の改善に、ファイナルレシオの見直しで「8.4Km/L」から「9.2Km/L」 。

そして昭和57年3月23日には、
エンヂンの 「6PI化」 によって、念願の「10Km/L超え」、 「10.2Km/L」 を果たした。

宇宙 コスモは再び舞い降りたか?
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/5855039/

内装だって、



本皮シートまで登場し、



インパネも、デザインや材質の見直しでエラク質感が向上した。

そして、その頃にはようやく他の国産車の公害対策も一段落して、パワー競争が始まっていた。

RX-7の、その回答が



ターボ化で対抗した!

コーナリング中に不注意にガスペダルを緩めようモンなら、ダァ~と流れる操縦性も年を追う毎にマイルドになり、ドラムブレーキも不必要だと分かっていても世間はそれを許さず、最後にはディスク化へ・・・

外装を見れば「フェンダーミラー」から「ドアミラー」へ変わり、タイアも「70扁平」から「60扁平」へ。

エンヂンも、「カブレーション」から「フェールインジェクション」、「触媒採用」と、まさに初代RX-7の歩みは、国産車の技術革新の波と一致していた。

そんな初代RX-7もよいよ7年の歳月を経て、新世代のRX-7へと飛翔するのであった。


ブログ一覧 | ロータリー | クルマ
Posted at 2009/03/29 01:26:39

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この記事へのコメント

2009年3月29日 12:22
お疲れです。

RE車・・・一度乗ると離れられない車。他のEGには乗れない程の独特性・フィーイングですね。私の友人も一人おりまして計4台のRE車を乗っていました。
何度か運転させてもらいましたが加速時の感覚はレシプロしか乗ったことの無い私には驚きでした。しかしエンブレが利きの悪さに慌ててサイドを引いてしまったことが・・・(汗)

しかし世界に誇れる技術・EGとしてこの車は後世に語り継がれる伝説の車の一台
ですね。私的にはSA22Cのグリーン・FC3Sの∞は好きですねー♪
コメントへの返答
2009年3月29日 20:23
僕は初期のロータリークウペから、不思議な縁でREに付き合っているのですが、ブザーが鳴るまでよどみなく回転が上がるフィーリングは、例えイーブンファイヤーでバランスの良いストレイトシックスでも太刀打ちできないものですよね。

ただ初期の軽い排気音と、構造的にエンブレが弱いのには最後まで慣れませんでしたが・・・・

世界中のカーメーカだけでなく、異業種が実用化に熱意を向けたのに、実際に実用化できたのはマツダだけ。

最もREらしい特性を、カッコイイスタイルとバツグンの操縦性を持ったシャーシで実現した初代RX-7は、間違いなく名車と言えると思います。

僕も一番初期のグリーンは印象的で好きなカラーですよ。
2009年3月29日 22:26
なるほど キャブレターを最初使ってたんですね


そーいや 今月のある車雑誌もサバンナ特集してましたよ


燃費が7とか8とか
最悪ですね泣き顔
もし当時プリウスがあれば すごい人気でてるでしょうね
コメントへの返答
2009年3月29日 23:30
そうなんですね。スバルの水平対抗エンヂンとロータリーだけは結構遅い時期までキャブレーションを使っていました。
ロータリーの場合、インジェクションの位置が燃焼室に近すぎて燃料の気化が間に合わないという問題があったんですね。

当初のREは、乱暴に言えば、燃料をかなり濃くして未燃焼ガスを意図的に発生させ、それを排気管の途中で強制的に燃やしていた事もあって燃費は悲惨なものでした。

まぁ構造的に元々燃焼効率が悪いので燃費は悪かったのですが、排気ガスをクリーンにする為に燃費は二の次という感じだったんですね。。。
2009年3月31日 0:23
私は、この車のリヤスタビライザーが年々細くされていった(らしい)ことに興味を持っています。
コメントへの返答
2009年4月3日 3:11
顕著に変化したのはリヤスタビライザーですが、無論全体の見直しはされています。

概略ですが、フロント、ストラットのストロークとリヤのリジットサス・・・特にワットリンクを採用していたので、サスストロークが元々少なかった所に、スタビライザーで締め上げたものですから、前後のバランスが崩れ易く、荷重の移動によって過激とも言える姿勢変化が起き易かったのではないかと思っています。

単純ではありませんが、前後のバランスを取る為に、リヤのロールをある程度許容する方向に持って行き、クルマ全体としての過渡特性を穏やかにしたのではないかと僕は感じています。

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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