
今日から連休が始まり、16連休だの、9日から9連休だとかいう実に恵まれた環境の方も多いと聞く。まったくご同慶の至りだ。
GW、お盆休み、年末年始の長期休暇というと、行楽や帰省で日本中の道路が渋滞するのだが、日頃クルマに乗らずに、この時こそと言った感じでクルマに乗るサンデードライヴァーの方々には、最低限の点検をお願いしたいものだ。
特にタイアの空気圧くらいは、低いよりはちょいと高めの方が・・・・くらいの気合で見て欲しいモノだ。
誤認 タイアの空気圧の間違いに迫る!
⇒ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/1178694/
こうなる前に、ちゃ~んと点検していれば防げたかも・・・・
さてさて、そんな民族大移動の時期、事故というモノには重々気を付けて欲しいモノなんだが、我々、小市民がどう頑張っても防げない、行政や企業の責任による事故も、こうした人の移動が激しい時期に起こりがちになる。
一人ひとりが気にするだけではなく、そうした行政や企業にも十二分以上に事故などが起きないように、さらに気を付けてメンテなどを切望したいものだ。
そんな中、今年の春、ひとつの大きな事故の生き証人が奇跡の復活を遂げた事が大きなニュースになった。
そう、2012年12月2日中央道で発生した「笹子トンネル崩落事故」で、崩落する天井に追われる様に一台のクルマが猛スピードで脱出する様子がトンネルの監視カメラに写しだされた。
「奇跡のインプレッサ」
と呼ばれたWRXだ。
事故当日の朝、持ち主から一本の電話が、スバルのメンテなどで有名な
中津スバル販売 に入った。
「大変な事故に巻き込まれて、妻も怪我をした」
それから、
中津スバル販売の社長は現地に向かい現実を突き付けられるのだが・・・・
そうした様子は、
中津スバルのブログ を是非見て欲しいのだが、そこから、この事故の生き証人であるインプレッサを、絶対に蘇らせるのだと、社長とスタッフの熱意で奇跡の復活を遂げたのだった。
どうしても、こうした大参事でも、人の記憶からどんどん薄れて行く、「風化」というヤツだ。
それを、一台の事故の生き証人を蘇らせることによって、風化を絶対にさせてはならないというメッセージを発したのだ。
今普通に、クルマに乗り、道路を走り、高速を疾走できるのも、実はこうした、事故や災難の経験が生きている事を、僕は忘れてはならないと思うのだ。
事故が起きないのが当たり前ではないのだ、それを防ぐべく、ドライヴァーの一人一人がクルマを責任もってメンテし、それが走る道路や施設が、念には念を入れて整備されなければいけないという事を、この 「奇跡のインプレッサ」 は物語っていると思うのだ。
復活を遂げた後の、このインプが、どうなったかは分からないが、このインプが生き続けている限り、あの不幸な惨事があった事の記憶が残り、一つの日本人の教訓として生き残った事は確かだと思う。
こうした民族大移動の時期、事故を起こさない、事故を起こさせない努力を忘れてはならいと、このインプを見て僕は思う次第なのだ。
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Posted at
2014/08/02 13:14:01