
さてさて、やはりX-Carのリヤハブベアリングの交換は、ご多分に漏れず簡単に外れず作業は難航を極め・・・・
しかし、このクルマの場合、どうして左のリヤのハブベアリングが先に逝ってしまうのだろうか?ジオメトリーの関係で左のリヤに負担が掛かっているのか?はたまた、左右のバランスが盛大に違うのか??謎である。
おかげで代車でやって来た、U13ブルーバードのARX-Gにはタップリと乗る事ができ遂に600Kmという大台に乗った!我ながら良く乗ったものだが、その中で感心したのが、まだ交換して時間が経過していないだろう DNA ECOS(205-60R/15) というシューズの意外さである。
以前も何かの折にブログしたが、僕の世代の「省燃費(エコなんていう単語は無かった・・・・閑話休題)タイア」ときたら酷い物だった。
トレッドが固く、空気圧もエラク高く設定されており、乾いた路面でもちょっと急にブーレキングをすると路面とのコンタクトを早々に諦めて鳴くし、雨の日なんて、それは怖いシロモノだった。。。。
今回のシューズは、一応「エコ」ぽいネーミングがされているが、まぁ横浜のベーシックタイアと考えるべきシューズだろう。
その印象だが、まずロードノイズの遮断が得意とはいえないU13にあって、なかなか静かな時間を与えてくれた。決して静音とは言えないが、音圧が一定で音質も耳障りでなく、なかなか快適なのだ。
そしてビックリしたのが、スティアリングの操作に対して、非常に素直で、グリップもそこそこ、突き上げも少ないのだが意外にコシがシッカリしていて、クルマが素直に向きを変えてくれるのだ。
カーブに無頓着に進入してしまい、それがオーヴァーペースでも鳴くポイントが高い!
スティアリングのレスポンスも、遅れが無く軽く舵を切る事が出来る。
山を攻めるとかしなければ、これはもう必要十分なタイアだ。
あとは雨天での排水性とグリップなんだが、パターンを見ると、まぁこれもバツグンと言えないまでもソコソコの性能だろう。
全てにおいて角が無く、そこそこの性能を満足している。そして、何より価格が手頃・・・
トライグリップ最強とか、ウエットが強いとか、どこか尖がった性能を発揮するタイアを作る事は意外に簡単だが、全てにおいてソコソコというタイアを作るのは意外に難しいと思うのだ。
何たって、全ての要素は相反するモノばかり・・・
普通に乗るには、コストパフォーマンスが高く、こりゃイイタイアだと感心した次第だ。
耐久性はさすがに想像できなかったが・・・
山坂道を普通より果敢に走るとか、雨の高速を周りよりかなり早くかっ飛ばすとかという需要が無ければ、お勧めのタイアだと思う。
高くて良いタイアは当たり前、まあまあの値段で、そこそこの性能を持つ DNA ECOS は、タイア選びのダークホスかもしれない。。。。
Posted at 2009/04/19 18:02:49 | |
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