毎日、まったく暑い日が続いているが、高速では相変わらずタイアのバーストなどのトラブルが多いと聞く。
原因は、タイヤの摩耗が進行とか、サイドウォールなどへの傷・ヒビなどもあるが、圧倒的に多いのが
空気圧の不足
なのだが、困ったことに、
「ちゃ~んとメーカー指定の空気圧にしていたのに・・」
という声も良く聞く事だ。
さてさて、そうした場合の原因なんだが、実は、もう何回も、僕はタイアの空気圧に関してブログをアップしてきた。
誤認 タイアの空気圧の間違いに迫る!
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/1178694/
その当時から比べれば、格段にメーカーもショップも認識が増して、HPなどへの掲載が増えたが、正直まだまだ・・・・というのが僕のホンネだ。
というのは、最近、僕の近所のごく普通のドライヴァーが、僕に
「タイアを替えたんだ」
とニコニコしながら言って来たんだが、確かに、最近流行のエコタイアというモンで、交換した本人は、近所のガソリンスタンドで格安に交換できた、いやぁ、良く転がる感じがするし、静かだねぇと満足そうな顔をしていたが、オーナーが乗っているのは、これまた最近良く見る ミニヴァン なんだが・・・・調べてみると、メーカー装着サイズのタイアと、今回、買ったタイアのサイズは同じなんだが、残念ながら 「ロードインデックス」 は新しい エコタイア の方が落ちていたのだ。
それを、お節介ながら、やんわり言うと、
「スタンドのお兄ちゃんは、サイズが同じだから大丈夫」
って言ってたのに・・・と多少気落ち込み気味だったのだが、
「標準より 20 kPa 空気を多く入れると大丈夫ですよ」 と教えてあげて、夕方涼しくなって ご自慢の
ボルケーノハイパワーコンプレッサー で空気圧を調整するとエラク喜んでくれた。
今回は、空気圧の調整で何とかなったが、事によると調整しきれない場合があるので、注意して欲しいのだが、しかし、まだまだ、こうした
ロードインデックス の認識が、ないショップやガソリンスタンドが存在する事が非常に危険に思える。
ウチの BX-Car なんだが、まぁ、欧州車の常で細かい空気圧の指示と、タイアのサイズが記載されたラヴェルが貼ってあるのだが、現在装着しているタイアは 235/40ZR18 95Y で、この表には該当サイズが出ていない。
この場合には、この表で出ている一番低いロードインデックスを調べ、それに合う、空気圧を入れれば大丈夫という算段だ。
特に今年は帰省を控えて、フル乗車に荷物満載が考えられるので、もちろんその条件での空気圧を入れたという次第だ。
これほど、タイアがファション化されて、さらにエコロジーで話題になっているが、こうした空気圧の認識が希薄なのは、非常に危険だと今も思っている。
特に見栄え重視で、タイアをインチアップするクルマが多い中、インチアップ時こそ、ロードインデックスに注意しなければいけない事を、再度、僕は皆さんに注意喚起したいのだ。
折角の夏休み。
タイアの管理を間違えて、楽しい筈が・・・・・とならない様に、もう一度、タイアとタイアの空気圧について確認して欲しい、そう願って止まないのだ。
Posted at 2012/08/04 09:08:21 | |
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