
身体に障害ある、うちの子の為に本当に色々な工夫をして頂いて、全ての競技に参加できた運動会。
毎年エスカレートする場所取りに、公平とできるだけ多くの家族に、できるだけ近くで自分の子供の姿を見せてあげたいという考えから、障害者や高齢者以外は 「立見」 にした思い切りの運動会。
そんな運動会を違った角度から眺めてみた。
デヂタル家電の普及と、ネットワーク化の波は運動会にも波及していて、自分の子供が競技に参加していない合間に、グランドの隅で
グランドの片隅でPCを必死に操作するお父さん・・・そこまでして何をどうしたいんだ!?
自分の子供の競技が無い少しの合間を使って、何故かPCのキーボードを叩く「お父さん」が何人か存在。
画像や動画を編集しているのか!?それとも仕事!?なのか、謎が謎を呼ぶ光景なんだが、数人のお父さんたちがPCで熱心に何かしている姿を初めて目撃した。
それから、運動会の競技のタイトルも、実に面白いモンが目白押しだった。なかでも、プログラムNo.3 のタイトルを
もう確信犯的なNo3のタイトル。競技のBGMも、もちろん「西部警察」だった。。。。
考えた先生の年代が、そこはかとなく分かる気がするのは僕だけ!?
この競技のBGMは、もちろん 「西部警察」 だった事は言うまでもない。
それから印象的だったのが、最近、何かと話題になった 「組体操」 だ。何でも、最近は規模や大きさばかりに囚われて、例えばピラミッドなら段数の多さを競ったりと、子供の体力や安全性が損なわれているという声を良く聞くのだが、ここの小学校では、大きさよりチームワークや、見た目の美しさに拘って内容を決めたという。
大きさや、見た目の派手さではなく、チームワークや綺麗さをテーマにしたと言う。
派手なパフォーマンスや、大きさなどは追及しないで、BGMにもこだわって内容を決めたという事で、
流れる様な動きや、全体のバランスを重視。
葉加瀬太郎の 「向日葵」 とか、あの実写版「桃太郎」で注目されているペプシのCMソング 「The Heavy」 の曲が使われたりして、聞き応えもある演技で見るモノを惹きつけていました。
そして、最後には全員が一列に並んで、先生方や、多くの家族が見ている観覧席に向かって、
「先生方、お父さんお母さん、六年間ありがとう。の声に涙ぐむ家族や先生方がたくさん・・・
『先生方、お父さんお母さん、六年間ありがとうございました。』
と大きな声で言うと、もう、先生方や見ている親たちも、うるうるになってしまいました。
新しい工夫が試されたり、身体にハンディのある生徒にも平等に運動会を楽しんでもらおうと工夫や思い遣りが散りばめられた今年の運動会。
そこには、例年にも増して、色々な人間模様があった気がしました。
決して派手さは有りませんが、生徒の自主性などを重視した運動会は、まだまだ見応えがあるんだと実感した次第なのです。
Posted at 2014/10/04 02:15:19 | |
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