
ちょっとした伝手で、中古なんだが HID いやいや、日産流儀に言えば「キセノン」を手に入れてしまった。
まだ使い道は決まっていないが、もらったものという気軽さから、分解できるところまでバラしてみようと思い立った次第なのだ。
まずは全体を見てみよう。
使用期間は一年とちょっとだそうなんだが、一見すると程度は良さそうだ。
一年ちょっと使ったというモノなのだが、一見すると外観は良さそうだ。動作範囲は「7V」からなので、俗にいう「低電圧起動」タイプだ。
バラスト本体を裏返してみると・・・・
シリコン注入で耐水性が良いというかんじなんだろうけえど、ネジが錆びていてはねぇ・・・
ネジが錆びている!!
コストダウンするにしても、ちょっと安すぎるネジ・・・なかなか、ここまで錆びるネジは最近珍しいような気が(苦笑)
ネジ山を壊さないように、慎重にネジを回して、まず蓋を外してみよう。ネジが外れると簡単に蓋が外れた。さて、中身は一体!?
お得意のシリコン充填で耐水性がなんだろうけど。
それは、通販で良く見た景色で、シリコンが充填されているが、ケースの中全てに充填されていなかった。ケースには防水対策をしていないので、隙間から簡単に水が入るので、ケースの中は条件によっては水分でヒタヒタだったに違いない。
如何にシリコンを充填してあるとはいえ、これではよい設計とは言えないだろう。さらに良く観察すると、基盤はケースに固定されておらず、シリコンに浮遊している感じだ。
僕的には、基盤はケースにしっかり固定して、ケースの蓋にOリングなどでシールするのが王道だと思うのだがねぇ。
また、何かで使う気なので、簡単だが、シリコンでシールしてみた。
簡単なんだが、手持ちのシリコンでシールしてみた。
さらに考えてみれば、このバラストの広告を見てみると、
放熱性と言いながら、発熱部とケースに繋がりはなく、シリコンが介在するのだが、そうなると放熱性は??
「放熱性」とうたっているが、発熱部とケースはつながっておらず、間にはシリコンが介在する。そうなると「放熱性」も疑問のような気がするのだが・・・・
最後に、「7V」から稼働範囲が誇らしくボディに書かれているが実際は!?
敢えて、手持ちの電圧のそう高くない AC-DC アダプターを使って点灯を試みた。結果、この点では中々の実力で、「6V」くらいから結構なスピードで点灯した。
シールもしっかりして、基本的な性能は良いので、さてさて、何に使おうかと考えている次第なのだ。
Posted at 2017/01/14 22:16:29 | |
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