軒先パーキングを利用して、
上野パーキングセンター の一区画を予約したおかげで、着いてから駐車場を探すという手間と、あってもクルマ椅子が利用できるかという恐怖を味わうことなく、楽々と駐車が出来て、クルマ椅子での移動にまったくストレスを感じることは無かった。
まぁ、料金はお高くなるけど、クルマを安心して止められ、クルマ椅子での移動が楽という事を考えれば、そんなエクストラなんて安いモノだ。
上野パーキングセンター から、上野動物公園までは、一回、クルマ椅子の場合エレベーターに乗る必要があるが、後は、段差もほとんどなく、歩道も広いので実に快適だ。
この日は、手前の西洋美術館で
「北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」 という展示を
あの北斎の版画が間近で見れるのだ!!もはや国内にない作品も多数あるので是非とも観たいのだが・・・今日は我慢がまん。
行っていたので、観覧をする人たちが長蛇の列を作っていた!!
日が当たっているとはいえ、風が強く、この冬一番の冷え込みという中、凄い人の列が出来ていた。
そんな列を横目で見ながら、よいよ 上野動物公園へと。
こちらも、いつもながらの長蛇の列が・・・・
母と子の観覧券はあるので、果して父親は如何なっているのか!?一番最初に、お父さんパンダ「リーリー(力力)」 の元を訪れてみたのだが、確かに若干人が並んでいたが、パンダ舎の前に行くと・・・
まったく、人ごみに邪魔されることなく、目の前でゆっくり、かなり間近で 「リーリー(力力)」 は観れた。
どうぞどうぞ、心行くまで間近でゆっくり見て下さい!!状態でパンダを堪能できた!!
「
シンシン(真真)・シャンシャン(香香)」の観覧時間まで少し時間があったので、一通り園内を散策して、観覧時間15分前に受付を済ませた。
しかし、観覧券を持っているとはいえ、そのチェックは厳しくて、まず 運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、学生証など、顔写真付きの身分証明証の提示が必要となる。
さらに観覧券も、記念に取っておこうなんて無理なハナシで、強制回収されてしまう。受付の時に、
「観覧券は回収するので、必要な方は写真等撮っておいてください。」とアナウンスされるくらいだ。
観覧方法も実にシスティマティックだ。
だいたい20名ごとのグループに分かれて、パンダ舎内の観覧通路までグループごとに係員が誘導されるのだ。
パンダ舎に入ると、4か所の観覧スペースから、各1分づつ観覧でき、それぞれ30秒で移動して終わりとなる。
観覧方法や人数など、事細かくルールが決められ、ただ、そこは相手は動物・・・必ず、見えるところに出ているとは限らないというのがミソ。
タイミングによっては、一段上の観覧スペースが良かったりする。
実にキッチリと観覧1分、移動30秒で人の流れをチェックしている。相手は動物なので、視線が高い上の観覧スペースの方が良かったりする。
そして、よいよ僕の番が巡って来たのだが、なにせ相手は動物・・・・
シンシン(真真)が、シャンシャン(香香)の前で横たわってシャンシャン(香香) が見えない!!
ちょうど、 シンシン(真真) が シャンシャン(香香) の前で横たわって居て、シャンシャン(香香) が見えない!!
この場合、一段高い観覧スペースだと、辛うじて シャンシャン(香香) が見えたのだが、一段下の本来は ガブリつき の観覧スペースに移動すると、目線が低くなって シャンシャン(香香) ぐわぁ~・・・
あちらこちらから 「シンシン(真真)動いてぇ~」、「どいてぇ~」という悲鳴にも似た声が聞こえるが、非常にも時間は過ぎて行って、パーフェクトに シャンシャン(香香) を見る事はかなわなかった。
シャンシャン(香香) が動いて顔や足が見えると歓声が上がるという異様な状態に・・・(クリックで拡大)
4回4分の、この回の観覧が終わった時に、何人かの女性が、
「酷ぃぃい~」、「見えなかったぁ~」と不満たらたらであったが、待てよ、観覧券には、
しっかりと観覧券には 「シンシン(真真)・シャンシャン(香香)」 と親子の名前が書いてあるので、これでも問題は無いのだ。。たぶん
「
シンシン(真真)・シャンシャン(香香)」
と書かれているので、これはこれで OK なのだ・・・と思うのだが(笑)
間近に完全には観れなかったが、あちこちに動きまわり、あの愛らしい仕草が見れたことは、なかなか良い経験になった。
またいつか、中国に帰る前に、大きくなった シャンシャン(香香) を見に来なければ・・・・と思った次第なのである。
なによりパンダも良かったが、シロクマや、たくさんの動物を、ゆっくりと眺められたのが実は一番の収穫だったかもしれないと感じた次第なのだ。
Posted at 2018/01/06 07:30:36 | |
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