『新潟車両センター見学会2020』 もよいよスタートを切った。雨の予報だったが、運は味方してくれたようで雨が降り始める様子は無かった。
時間は早かったが、「E653系しらゆき編成」が入線する 9番ホームへと足を運んだ。
改札を抜け、長い通路を進みエレベータで降りて、9番ホーム に着いた。
9番ホーム の乗車位置案内を見て、いやぁ驚いた!!!
今日一日だけのイヴェントなのに、乗車位置表示は専用のモノが掲げられていた!!新潟支社やるな。
今日一日のイヴェントなのに、乗車位置表示が専用のモノに!!これは、JR東日本のやる気というか意気込みを感じられざる得なかった。スゴイ。
ホームで在来線の電車を眺めていたりしていると、よいよ、E653系専用列車専用幕付き列車 「E653系しらゆき編成」が入線。
一気に人が集まってきた。
「新潟車両センター見学会2020」の幕付きのE653が入線。一気に人が集まった。
その人混みの中、クルマ椅子の子供を見つけると JRの担当の方が挨拶に来てくれた。
「たくさん、楽しめるように頑張りますのでよろしくお願いします。」
いや、こちらこそ無理を言っているのに恐縮至極で、9番ホームからは新潟駅の方がスロープを使ってクルマ椅子を載せてくれた。
クルマ椅子用に乗車位置を設えてくれて、車両センターまでの車窓も十二分に楽しめた。
定刻通り新潟駅を出発して、車両センターへ入線すると 「洗浄機」の通過体験をしてよいよ
『新潟車両センター』へ到着。
一度でも、こうした車両基地を体験した方ならお分かりだと思いますが、あの段差などなど、これから大変だと思っていた矢先、最初に感激したのが、クルマ椅子の子供のために、担当の方がひとり付き、最初から最後まで色々と面倒をみて頂いた事だ。
さらに車両への乗り降りなども、
車両センターの皆さんが大きな段差や、車両の乗り降りに総出でクルマ椅子を抱えてくれた・・・本当に 帽子 の「JR」マークが頼もしく見える。
JRの皆さんが総出で抱えて助けてくれた。
今回のイベントでは車椅子のお客さまのエントリー・ご参加をお断りするものではございません。
ご来場いただきます際には、出来得る限りの対応で関係者一同お迎えいたしますので・・・
という言葉に偽りなく鉄道マンの熱意をヒシヒシと感じざる得なかった。
これが、今回の我が家の為だけでなく、
「これから同じような場面があれば同じように対応します。」
という言葉をセンターの方から聞けた事は本当に嬉しかった。
センターに着いた時、ホンの少し空が泣いたが、クルマ椅子が移動する段になると、小雨も止んでセンターの担当の方の案内でセンター内を移動した。
子供の夢が叶うという事もあるけど、実はかつて国鉄やJRのエンヂンや変速機、ブルートレイン を作っていた NIIGATA グループ に居た頃を思い出して 「鉄」 の匂いに懐かしさを感じていた。
かつて、新潟鐵工の事を鉄道マンたちは「〇工さん(まるこう さん)」と呼んでいてくれた時代の事を思い出して。
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Posted at 2020/12/23 00:32:41 | |
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