『新潟車両センター見学会2020』 への参加は正直色々な思いがあった。
子供が歩ける頃に何度も色々な鉄道会社のそうした見学会に参加した事があるので、そうした場所の様子が良く分かっており、クルマ椅子での参加が如何に大変か、クルマ椅子を受け入れる側の大変さも分かるので、正直躊躇していたことも事実だ。
しかし、そういった経験則から、受け入れ側にも迷惑や手数をかけてしまう事が分かっていながら、子を持つ親のエゴかもしれないという思いも有りながらも、JR東日本の、そうした障害者への受け入れる姿勢や対応には本当に頭が下がる思いであったし、実際に現地に行くと、車両センターの皆さんが、参加者に対して真摯に接している姿を見るにつけ 鉄道マン の熱意と意気込みにも敬服の念を抱かざる得なかった。
最後に家族で記念撮影。ここでも最初から最後までサポートして頂いた社員さんにお世話になってしまった。感謝。
事実、この日を境に子供の様子が以前より明るくなり、さらに鉄道の本や動画を眺めるようになった。何より、毎日失われてゆく運動機能に消沈する事が多かったのが、それでも自分でできる事は自分で、身体をほぐしたり、ストレッチに励むようになった。
他人を思う気持ち、助けようとする思いが、如何に大きな力になるかと再確認した次第だ。
ここにも、かわいい 新潟鐵工 の末裔が・・・
始まりは、何気ないメールのやり取りだったが、そこで名もなき、いちJR東日本 の担当者の、本人は何気ない当たり前の返答だったかもしれないが、日ごろ障害者を持つ親として、社会の障害、参加できない、街を自由に移動できない、我慢を強いられることが多い中、如何に勇気づけられたか、まだまだ、こうした障害者としてではなく、一人の人間として接して頂いた事は、本当に嬉しく感謝の気持ちしかない。
そして、ひとつの企業とのやり取りと、そこでの人間模様を、このブログを多くの方に読んでいただいて、そこから何かを感じて頂ければ、いちブロガーとして幸せ以外何物でない。
最後に、メールで対応して頂いた JR東日本 の方、そして 新潟車両センターの皆様と最初から最後まで、我が家のフォローをして頂いたセンターの方へ心からお礼を述べたい。
ありがとう と。
センターを出て新潟駅に向かう車両に向かって、大きくセンターの方々が手を振って送っていただいた。
Posted at 2020/12/27 21:20:22 | |
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