2021年05月19日
もう何年も帰省していないが、この事故が起きた場所は良く知っている。
そこで起きた悲惨な交通事故はとても他人事とは思えない。
こうした事故の常で、ドライヴァーは軽傷で、同乗者がという典型的なパターン。
これから人生の色々が始まろうという時に、身体の自由を奪われた女性の無念、そしてなにより、介助をする家族の身体と心の負担を思うと居た堪れない気持ちになってしまう。
特集 事故で娘が全身まひ 父が訴える“不平等さ” 広島
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そして、ここでもクローズアップされていたが、リハビリで「高度」と呼ばれる手段を用いると、途端に保険会社が保険金の支払いを渋る態度にも本当に腹が立つ。
僕は福祉車両に乗っているが、今、主流になっている「ネット型自動車保険」の殆どには加入できない。これは、まだまだ福祉車両の場合、特殊な構造の場合が多く、支払う保険金が高額なる恐れがあるからだ。
できても、ネットの「特割」や、ネットで自動で付加される特約も入れない事が殆どだ。(保険金の支払いが、通常よりさらに高くなってしまう恐れがあるからだ)
過去、新潟や、色々なところで水害などの自然災害で、同じ被害にあっても、加入していた保険会社で支払われる保険金がずいぶん違う事も目の当たりにしてきた。実は保険会社は「保険金」をできるだけ払いたくないというのが事実なのだ。
こうした事故で、被害を被ったドライバー以外の法律的な保護、そして、療養生活や、その後の生活をサポートする「保険」の実は「品祖」な事を是非とも多くの人に知ってもらいたいと思う。
正直、今の法律や保険では、被害を被った側には、まったく寄り添っていない事を是非とも知って、そして、そうした不公平が無くなるように多くの人に考えて欲しいと思って止まないのだ。
事故は他人事ではない。もしかしたら『明日は我が身』だという事を考えて、だれもが、そうした不幸な状況になっても「不幸」で終わらない社会になるように考えて欲しいと思うのだ。
この事は、政治を行っている政治家と呼ばれる人にも深く考えて欲しい、それも政治の大事な役割だと僕は思っているのだが、寄り添ってくれる政治家はいるのだろうか、居て欲しいと願って止まないのだ。
Posted at 2021/05/19 01:48:05 | |
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