• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

徳小寺 無恒のブログ一覧

2009年02月20日 イイね!

断絶 R31でスカイラインのワゴン・ヴァン途絶える!

断絶 R31でスカイラインのワゴン・ヴァン途絶える!スカイラインのワゴン・ヴァン・エステートを辿る異色の旅も、よいよ今回が最終回。

初代のスカイライン、いや 「スカイウェイ」 も見て見たい、との声に答えて、今回は、最初に初代スカイライン「ALSI」から入って見ましょう。



これが初代スカイウェイの姿。

基本的にはセダンの容姿を踏襲するが、ちゃんとテールフィンまで残されて、かなりアメ車に当時の日本人が憧れていた事が分かるデザインだ。

このALSIは、初代スカイラインが始めてマイナーチェンジを受けた後の姿。

国産車初の「四灯式ヘットドライト」を備えたモノで、当時の最新のテクノロジーだ。

ベースは、



このセダンとなるが、ある意味ワゴンの方がデザインが生き生きしている様に感じるのは僕だけだろうか?

そして、さらにマイナーを経て最終型は



となったのだが、これも当時の最新のデザインを纏っている。

そう!ヘッドライトがグリルの中に入っている姿がそうだ。それまで、グリルとヘッドライトは別々だったのが、この最終型からグリルに入って、より現代的になったのだ。。

さて、ハナシは一気に現代に近い時代に戻るが、まさにパネルヴァンの様相を呈していた、C110やC210から、国際化を見据えたR30になると、また新たなデザインのうごきが出てきた。
そう、「5ドア・ハッチバック」の登場であった。そこに、スペースを至上とするエステートをどうするか?そうした思いの中から、こんなデザインが生まれた。



デザインの基本は「セダン」。そのセダンのCピラーまでを生かし、「ハッチ・バック」と「エステート」ではまったく異なったデザインを完成させてしまったのだ。

しかし、エステートのデザインはなかなか個性的で精悍だ。

丸目の四灯のグリルといい、大きく切り上がったリヤのハッチ部分のデザインといい、デザイナーの意気込みをひしひしと感じるのは僕だけだろうか?

Cピラーまでのセダンのデザインを残し、良くぞココまで造りこんだと思わずにいられない・・・そう言えるのがR30のハッチ・バックとエステートであろう。

(ちなみに・・・ハッチバックとエステートのCピラー以降を指で隠してみて欲しい。まさにセダン・ベースだと言う事が分るハズだ。)

そして、よいよスカイライン最後のワゴンとなるのが、



R31であった。

(スカイウェイ的に考えれば、R32・33の生まれ変わりが初代ステージアとも言えなくは無いが・・・閑話休題)

なぜかワゴンと言えばの様に、C210で突如として表れて、R30でやはり消えた、310サニーのワゴン「サニーカリフォルニア」で登場した、サイドパネルの



ウッド・パネルは、再びR31でも存在しないが、直線とプレーンな面を基調としていたR31のワゴンには端正な佇まいを感じる。しかし、個性という点では、これぞR31だと感じさせる「色」を感じる事はできないモデルだ。

果たせるかな、この頃流行っていたワゴン・ブームには残念ながら乗る事ができず、何時しか完全に忘れられた存在になってしまった。

初代から延々と続いてきたスカイラインのワゴン・ヴァン・エステートだが、スカイラインの上級化、そして多くのライヴァルの出現によって、その脈絡が潰えてしまったが、R31は除くとしても、どの代も単純に物運びのクルマ、商用車という感性ではなく、しっかりとしたデザインの主張を込めながら造られて来た様に思う。

今やインフィニティ・ブランドとなり、ワゴンタイプの復活は望めないが、スカイランというブランドではなくとも、「芯」のあるデザインで勝負するワゴン・ヴァンが出て来ないものかと、歴代スカイラインのそれぞれを見て思うのであった。



Posted at 2009/02/20 01:21:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | スカイライン | クルマ
2009年02月19日 イイね!

次代 多機能ETCを試してみませんか?

次代 多機能ETCを試してみませんか?一時は一気に次世代ETCに行こう・・・としていたが、それはさすがに抵抗が大きく断念したハナシを以前ブログしたが。

朗報 現状ETC旧型化回避!!
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/1559537/

ただし、道路の通信網とのコラボした真の意味での「次世代ETC」としての実験は続けられていて、よいよ実用化に向けてモニターを開始する事になった。

まぁ首都高限定なんだが、今、モニター募集真っ最中なので、該当する人が居ればぜひ応募してみるのも面白いかもしれない。

なんたって、車載器、取り付け、セットアップ費用全て事務局持ちというのだから、かなりお得感が高いモニターだ。

2月27日まで募集中なので、お早めに・・・

DSCR車載器(次世代ETC)モニタ募集
http://www.nilim.go.jp/its/dsrc_moni/index.html


.
Posted at 2009/02/19 23:09:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | ETC | クルマ
2009年02月18日 イイね!

商用 乗用スカイラインのワゴン・ヴァンたち。

商用 乗用スカイラインのワゴン・ヴァンたち。せっかくR30の「5ドアハッチバック」に触れたので、スカイラインのヴァンやワゴンを辿ってみたい。

スカイラインには初代から、ワゴンやヴァンが用意されていた・・いや正確には二代目までは「スカイライン」を名乗らずに「スカイウェイ」と呼ばれていた。

それが、スカイラインの「エステート」だの「ワゴン」だの「ヴァン」と言う様になったのは、記憶が正しければ「三代目ハコスカことC10」からだったと思う。



ナンバープレートはスカイラインの文法に基づいて、排気量が・・・ではなく、この時はクラストップの馬力を誇っていた「G15エンヂン」の馬力「88PS」から「88」のナンバーが付けられていた。
セダンのフロントグリルには、88馬力を示す「88」というエンブレムまで用意されたのだから、よほど自慢だったらしい。。。

そして歴代スカイライン5ドアで一番個性的なのが「四代目ケンメリことC110」だ。



僕も当時、初めてコレを見たときはブッタマゲタもんだ!だって後ろに窓が無いのだ。実際に後方視界の確保は絶望的で、5ドアなのにエラク室内が暗く閉塞感があった記憶がある。
ただエクステリアは確かに個性的で、当時でもサーファー連中が中古のコレを買ってヴァニングして乗っていた。

そして、あまりの後方視界の悪さから、じゃあ・・という事で登場したのが、



「五代目ジャパンことC210」で、Cピラーに申し訳程度にオペラウィンドゥが埋め込まれていて、ワゴンにはオプションでサイドパネルに貼る「ウッドパネル」が用意されていた。

スカイウェイに始まった、スカイラインの5ドアの歴史。

そして登場するのがR30シリーズだった。




Posted at 2009/02/18 00:50:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | スカイライン | クルマ
2009年02月16日 イイね!

五扉 スカイラインにも、ありましたね!5ドアが。。。

五扉 スカイラインにも、ありましたね!5ドアが。。。

どうも最近のブログは 「スカイライン」 づいているが、まぁそんな気分なのでご容赦願いたい。

R30のカタログやらを、つらりつらりと眺めていて、ふと 「そういえばR30には5ドアハッチバック」があったねぇ。。。と感慨深く思い出した。

たしかR30のメーカー新車発表会の時、R30スカイラインからは日本専売

(それまでだって中東や豪州に輸出されていたが・・・閑話休題)
豪州 2 豪州のスカイライン伝説 PINTARA とは・・
                https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/112005/
豪州 5 スカイラインの血統 240KGT
                https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/114510/) 

ではなく、どんどん輸出もしてゆく・・・と言ってたが、実際に盛んになったのはやはりV35からだろう。

それでもR30は、それまで 「浪花節クルマ」 と言われていたスカイラインから脱却しようと色々な策を練っていたのは間違いないだろう。
おそらく、そんな思惑から生まれたのが、最初で最後の「5ドア・ハッチバック」だったと思うのだ。



ディテールといえば、真横から見たら、まさにセダンのCピラーからトランクの先端に一本ピラーを追加したような風情で、直線基調のデザインと相まって、なかなかイイセン行っていたデザインだったような気がする。

ところが・・・これがマイナー後になると、その頃トヨタのハッチバック (敵方は「リフトバック」って言ってたけど・・・) が、ボディがどんな色でも、何故か、リアゲートを真っ黒に塗る風習を根付かせてしまい、なんとR30の5ドアも、リアゲートが真っ黒に塗りつぶされてしまったのには驚いた。

ディテールは兎も角、内容は他のセダンとも一緒で、エンヂンも足回りも共通だったので、後ろさえ見なければ立派な「スカG」であった。

ただし、やはりスカイラインに「ハッチバック」は違和感があったようで、思った以上に売れていなかった・・・・

さらにスカイラインといえば、隠れた5扉車があったのだが。。。。
Posted at 2009/02/17 00:13:55 | コメント(5) | トラックバック(0) | スカイライン | クルマ
2009年02月15日 イイね!

意欲 これだけの人がクルマを買うというのだが。。。。

意欲 これだけの人がクルマを買うというのだが。。。。讀賣新聞の記事で、「2009年自動車は売れるのか?」というのがあり、ここで色々な数字をあげて解析していたが、実に興味深いモンであった。

まぁ非常に楽天的、短絡的では有るが、1000人のアンケートで「約16%」の人が自動車を購入するという回答があり、それを単純に「自動車免許」を所有する総人口に当てはめると 1,200万人 の免許所有者がクルマを買う事になる。。。と分析していた。

これは些か早急な計算であるが、それは新聞の方も百も承知で、

「予定を実行する際には予算やクルマ選び、そして現在所有するクルマについて色々検討し、何割かのユーザーは購入を先延ばし・・」

とあったが、ここでさらにアンケートがあり、現在の新車の状況と買い手の意識とのズレを垣間見たような気がした。
購入予算としてあげた金額で、実に「200万円以下」が50%を超えているのだ。

そうすると、実際に200万円で買えるクルマを見渡すと、実は意外に数が少ない事に気付くのだ。
仮に200万円以下だとしても、ナヴィを付けたり、まぁオーディオとかオプションを付けると途端に出銭が増えるし、そうでなくとも税金とか諸経費だけでもねぇ。。。

クルマ単体でも今、流行のミニヴァンなんてなかなか難しいし、ミディアムクラスでセダンでもエッと思うくらい少ない。ここで、購入金額を答えた人の年齢や家族構成とミックスして分析すると、もっと面白い解析ができたと思うのだが、ここでは不明なのが少々惜しい・・・。

さらに100万円未満が11%弱なんで、これはもう「中古車」しかない・・・

このアンケートには、さらに 「中古車」 に関するものもあって、そのなかで興味深いのは「中古車でも良いと思い始めた」 という回答が、なんと20%も居る事だ。

前出の「100万円以下」の結果と照らし合わせると、どうも、

「クルマを買う意欲はあるけど、新車は高くてねぇ。。。」

という声無き声が聞えてくるのは僕だけだろうか?

さらに最近の新車販売の低迷と、小さなクルマの買い替えで、高年式や輸入車の中古車価格も下がり気味・・・「中古車に違和感は無い」という人が増えている現実を考えると、クルマは買いたいけど予算は無し、さらに程度の良い中古車が多い・・となれば、これはもう新車販売の未来は・・・・となる訳だ。

昔にも不景気の時代があって、クルマが売れない時期があったが、その頃は、メーカーから、装備満載で低価格の新車がイッパイ出て、それが何とか新車販売を支えていた時代があった。

そして彗星の如く現われたのが「アルト47万円」だった。

デカイ排気量に、3ナンバー化、訳のわからない高価なミニヴァンばかり造ってきた昨今のメーカーでは、さてさて、こうしたユーザーの「ニーズ」を拾らえるのか??

魅力的といえば、スポーツモデルだとか、豪華絢爛なクルマ・・・・だと短絡的に考える今のメーカーに、こうした声なき声が届くのか・・・

2009年のクルマの販売台数はどうなるのか?

このアンケートを眺めながら大いに考えさせられたという次第なのだ。。。




Posted at 2009/02/15 16:04:38 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2009/2 >>

123 45 6 7
8 9 1011 12 13 14
15 1617 18 19 20 21
22 232425 26 2728

リンク・クリップ

日産(純正) Black Gear純正 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/18 05:06:37
読取 楽々精算 苺 が読めず!! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/16 22:07:23
おもしろ塗装工房 プロ仕様の耐熱塗料 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/05/08 13:49:11

愛車一覧

日産 NV350キャラバン NV White Base (日産 NV350キャラバン)
子供の病気の進行により、C26 チェアキャブ を所有していたが、大型で重量級のクルマ椅子 ...
日産 セレナ LCV E STAR (日産 セレナ)
BX-Car をどこまでも乗りつぶす気でしたが、子供の病気の進行が予想以上に早く、歩行困 ...
BMW 3シリーズ セダン BX-Car (BMW 3シリーズ セダン)
日産から、これぞというクルマが出ないまま時間はどんどん経過し、X-Carも我が家に来て4 ...
BMW 3シリーズ セダン X-Car (BMW 3シリーズ セダン)
免許を取って以来・・・いえいえ生まれてこの方の「大」の日産ファンでしたが、昨今の日産車の ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation