前回からの続きです。
ディーラからスタートして直ぐに判りました...スイマセン...私の読み違いでした。
1.4L シングルターボエンジンは、十分なトルクで1470kg + 大人2人乗車のボディを引っ張ってくれます。
しかも、試乗時は、気温が高かったのでエアコン全開状態です。
ゴルフ コンフォートラインに乗った時にも、このエンジンには驚かされましたが、更に200kg重いボディに対しても十分なトルクがありますね。
TSIエンジンの低速トルクがあるからこそ、実現できる乗り易さですね。
更にパワーを求めて4000回転以上まで回してみましたが、トルクはフラットで、パワー感に変化はありません。つまり回してもパワー感は、ついてきません。 完全な実用エンジン?ですね。
まぁ、クルマを一般道で走らせる場合、普通の使い方であれば、4000回転以上を使うケースってほとんど無いでしょうし、大抵は、3000回転以下で走る事が多いでしょう。
そうなると、このエンジンで十分な気がします。
ただ4名乗車+4名分の荷物を載せた状態だとトルク不足を感じる可能性はあると思います。
次にボディの取り回しですが、ほとんで気になりませんでした。
車幅がシロッコよりも広い1820mmなんですが、その車幅を感じません。
(ひょっとすると、ゴルフの車幅に慣れてしまったからも知れません)
また、全長も4800mm近い長さなのに、普通に走る範囲では、大きさを感じませんでした。
唯一ボディサイズが気になったのは、車庫入れでバックする時ですね。
これも慣れの問題かも知れません。
回生ブレーキに関しては、試乗中にその存在を感じる事はありませんでした。
つまり自然な感じが保たれております。 ハイブリッド車に乗った時のような違和感はありません。
まぁ回生した電力をオルタネータの発電分だけに回すので、それほど効きが強くないのでしょうね。
乗り心地に関しては、若干違和感がありました。
サスペンションは、柔らかいコンフォート系なんですが、路面のゴツゴツを拾います。
これは、装着されているタイヤの影響かも知れません。
ハイラインにのタイヤ&ホイールは、1.4Lターボのトルクに対しては、少々オーバキャパとも云える235/45-17 94W です。
ここまでのタイヤ幅は、エンジンパワー的には不要ですが、恐らく対荷重的に必要なんでしょうね。
しかもコンチネンタルのモビリティタイヤが装着されていました。
モビリティタイヤについては、別の機会に書いてみたいと思いますが、ランフラットタイヤほどは、乗り心地が悪化しないとの事ですが、少なからずこのタイヤが乗り心地に悪影響を与えている様な印象を受けました。
乗り心地に関して云えば、コンフォートライン標準の16インチタイヤの方が良い様に思います。
私の読みを良い方に裏切ってくれたパサートでした。
これが売れるかどうかは、ユーザがどう捉えるかですね。
Dセグメントのクルマに1.4Lターボという事が許容出来るのであれば売れるでしょう。
そうなると外車を選択するような購入層ではなく、国産車の大型セダン、ワゴンに乗っている人が対象になるのかな?
Posted at 2011/05/22 16:17:59 | |
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クルマ見聞/試乗レポート | 日記