
筑波サーキット・コース1000 運転練習会
筑波1000を走るのは、3回目ですね。
今回は、エリーゼ仲間のM田夫妻が開催してくれた走行会に参加です。
基本的に仲間内でコースを借り切って、オフィシャルも全て仲間内でこなすというスタンスの走行会(運転練習会)でした。
その為、走行台数少なめ(10~11台)、走行時間たっぷり(10分 x 1本、15分 x 4本)そして走行フィーも大変リーズナブルでしした。
仲間内ですべての作業をするというスタンスなので、私も微力ながらオフィシャル業務をお手伝いさせて頂きました。
走る前から既に汗だく!
季節は、梅雨です。
でも私には「雨は降らない!」との確信があった。
そうもう皆さん、ご存知でしょう!
私は、筑波サーキット限定の超晴れ男です。
既に2000時間以上の筑波2000の方を走行していますが、未だに一度たりともウェットで走行した事がないのです。
その伝説は、筑波1000にも引き継がれるのでした!
当然、この日も晴れ! しかし気温は、30度オーバ!
うーん、ちょっと暑すぎじゃないですか??
コース脇の温度計は、アスファルトからの照り返しがある為か、35度を記録していました(驚)
車両の走行前準備を実施し、レーシングスーツを着込んだら、走る前から既に汗だく状態になってしまいました。
1本目走行
以前の日記で書いたように、私のエリーゼはブレーキ、クラッチ、フライホイール、マウント類をリフレッシュしたので、その走りが気になります。
1本目の走行時間は、10分とちょいと少なめです。
(2~5本目の走行時間は15分)
これは、「最初は体や車の調子を見ながら走って下さいね!」との主催者の意図でしょうね。
しかーし、私は、この1本目からまたしても華麗なダンスを2回も披露してしまい、周りから「本日の危ない奴」とのレッテルを貼られてしまうのでした(苦笑)
正直なところ、2回スピンしているのですが、2回共インフィールドのヘアピンです。
そのコーナは、凄く苦手意識がありまして、前回走行時にも乗れていないのが判りました。
なんとかそれを打破すべく、いろいろと試していたのです。
進入でリアをスライドさせて、そのままゼロカウンターで立ち上がるイメージを試していた訳です。
でも、どうしても上手く出来ないのです(泣)
1本目走行後、主催のM田氏より、イエローカードの提示があり、「スピン禁止令?」を出されてしまいました。
だってぇ~、どうもラジアルタイヤと筑波1000の一般舗装に体が対応できないんだもん!
タイムは、43.314 とベストを更新できず!
2本目走行
1本目の反省を兼ねて、2本目はちょいとペースを落とします。
進入時に無理に攻め込まず、ベストラインを探して走りました。
コース1000は、いわゆるミニサーキットですが、ライン取りに自由度が高く、ドライバーや車種によってラインがかなり異なります。
エリーゼにとって、そして自分にとってのベストラインを探します。闇雲にに走るのと違い、一歩引いた状態で走るといろいろな所が見えてきたりします。
ちょっと語弊があるかもしれませんが、ゲームでクルマを操っている感覚に近いものがありますね。
結構、大きな発見があったのですが、まだまだココを攻めきれていないので詳しい解説はしない事にしますね。
実は、この2本目の走行で大失敗をしてしまいました。
なんと「エアコンON」で走ってしまいました(笑)
一応、エリーゼのエアコンは、「HVAC」と云って、フルスロットルにするとエアコンシステムを自動的にオフにしてくれる機能を搭載しています。それが、ちゃんと動いているのか不安です。
もし、その機能が働いていなかったら、エアコンにダメージを与えてしまったかも知れませんね。
今後は、気をつけるようにします。
ああエンジンが掛からない!
お約束のようにトラブルの報告です。
2本目の走行を終え、エンジンを切りました。
暫くしてから冷却水を循環させる為に、
エンジンを始動しようとしたら...
ありゃりゃ、イモビが解除できないよぉ~!
いくらやってもダメ! 予備のトランスミッターを使ってもやはりダメでした。
私のエリーゼは、時々この症状が発生するんだよねぇ。
最悪だったのは、昨年の茂木50周年イベントの前日でしたね。
イモビが解除出来ないばかりか、アラームまでセットされてしまって...
(その時の詳しい内容は、当時の日記を参照して下さい)
さて、話を戻します。
イモビの解除が出来ない事には、走れません。
毎度の事なので、トランスミッターは疑いませんでした。
たぶんレシーバの方の問題でしょう!
なので、オーナしか知らない秘密の方法でエンジン掛けました。
でも、この方法はメンドーなんですよね!
その後、夕方には直ってしまいました。
熱による問題なのでしょうか? 原因が判らないと不安ですね。
3本目、4本目走行
初めに書いたように、この日は異常に暑かったのです。
丁度、この3本目、4本目走行の頃が気温が一番高く、ドライバーもヘロヘロ状態です。
油温は130℃以上、水温も95~97℃まで上昇してます。
その為、熱ダレによりエンジンパワーも下がっている感じです。
私的には、もうこの日は流して走れば良いかなぁと弱気な事を考え始めていた所でした。
しかし、状況がちょっとづつ変化してきました。
3本目の走行後にリザルトを見てみると、同クラスを走行している3台のエリーゼの中で、ビリである事が発覚! うぅ、これは辛い!
前の2台は共にSTDエンジンで、ノーマルサスなんよなぁ!
このままだと、「また」周りから何か言われそう(笑)
4本目は、気合を入れていかないとね。
でも2枚目の「イエローカード」を貰う訳には行かないので無理は出来ないや(爆)
気合を入れなおした4本目では、なんとか2台のSTDを抑えました。
でも、その差は極僅か! マシンのポテンシャルを考えるとあまり喜べません!
ラスト 5本目走行
この日ラストの5本目の走行です。
走行前には、3台のエリーゼドライバーの中で談合?がありました。
それは、「ラストだしクルマを壊さないように軽く流そうね!」って事だったと記憶してます。
でも走り出すと、ゼッケン15番氏が後ろからプレッシャーを掛けます(笑)
「オラオラ! 早よぉイケェや!」 との殺気を感じます(爆)
うーん、仕方ないなぁって事で、全ラップ全開走行となりました。
何とか逃げ切りたいのですが、ピタッと貼りつかれたまま全く差が開きもしなければ縮まりもしません。
最後の最後までバトル状態が続きます。
この日で一番集中して走った気がしました。
お陰様で、ベストラップ 43.006 を記録です。
ゼッケン15番氏は、43.055とホンの僅かですが、勝利!!
何とか勝ったけど、もうちょっと42秒台突入だったのね。
まぁ、コンディション的には一番悪かった状況でのベストタイムなんでOKかな?
気温の下がる秋以降であれば、42秒の前半までは持っていけるでしょう。