今だからC4ピカソの良さを見つめ直す

日本市場においてC4ピカソクラスのミニバンは、ドイツのVWシャランやトゥアレグなどが存在していますが、フランス勢となると現在のところピカソの独壇場となっています。過去にはクサラピカソという超個性的なクルマが導入されており、見ていたせいかC4ピカソを見てもさほど驚きはしませんでしたが、やはり個性的には変わりありません。

C4ピカソのデザインはやはりシトロエンらしく前衛的という言葉がピタリと当てはまります。一歩も二歩も先を見越したデザインと言えるのではないでしょうか。他メーカーには決してマネができないと言いきれると思います。

C4ピカソの魅力は、ヴィジオスペースと呼ばれるこの解放感^^;

今でこそ、C3やDS4など採用していますね。広いガラスエリアには驚かされましたが、やはり気持ちいいです !!

ところで、初期の日本仕様にはこんな仕様がありました。

マルチパッケージと呼ばれる仕様で、イエローストーンのルレザーパッケージにリアモニター、DVDプレーヤーが装備されます。さらには今でこそ標準装備のパノラミックガラスルーフがプラスされて、パッケージオプション価格が104万円 !!! 　かなりの高額仕様車だったんですね。マルチパッケージ付き仕様車は今まで一度も見たことがありません。

ちなみにイエローストーンフルレザーインテリア仕様は一度だけ見たことがあります。ノアールオニキスのボディカラーだったんですが、漆黒の塗色との対比はなかなか美しいと思いました^^;　　ちなみにフルレザーパッケージは現在でも選べるようですが、およそ60万円のオプションと高額。憧れます(^^)

また、決して大きすぎないボディサイズは魅力的です。取り回しに苦労することは全然なく、とても扱いやすいサイズでちょうどいいと感じています。これ以上大きくなっては困りますし、小さくても困ります。

シトロエンが自信をもって世に送り出したC4ピカソですが、次期モデルの噂は未だ聞かれません。しかし、ことしファイナルモデルを最後に導入が途絶えるとの話が聞かれます。そんな中DS5が今夏導入されますが、こちらが後継モデルなのかなぁともつい想像してしまいます。今、C4ピカソの良さを考え直すいい機会かもしれませんね。今後稀少性が高まりそうな気がして、より一層魅力的に映りそうです^^;