• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2019年01月16日

代車で借りたプジョー307SWのシートアレンジを研究【2019.1】

先だってC4ピカソのリコールの件でディーラーに預けている間、代車としてプジョー307SW(後期型)をお借りしました。

  ≪画像は拝借しました。≫
この車両は2006年初度登録につき、すでに13年は経つ個体。但し、総走行距離がまだ7万キロ台と年式の割には走っていない車両です。代車として使うには最適なのでしょう。

307SWは前期型から後期型を通して2Lエンジンのみでしたが、この車両の場合は後期型のさらに最終期に追加された1.6Lの珍しい車両でした。

307SWと言えば、2列目及び3列目シートは脱着できるのが特徴であり、かつ、最大のアピールポイントと言えるでしょう。

但し、1.6Lエンジン搭載モデルの場合は・・・

3列目シートの装備がない5シーター。つまり、3列目シートを簡略化したモデルというわけです。

3列目にあたる場所には、一応シートの脱着ができるようにはなっているので、2列目シートを移すことが可能です。

こんなことだって、


さらにはこんなことだって、


荷物の積み方や座り方によって、シートを外したり、移したりして、多種多様にシートアレンジができることは、307SWの醍醐味と言えるのかもしれません。

シートを全部外してみました(汗

ひっ、広い!

当時のカタログを引っ張り出して調べてみました。それによると、この状態の荷室寸法は・・・

  幅 1,420mm × 高さ 1,070mm × 奥行 1,970mm  なんだそうです。

大人1名と子供1名であれば、余裕で車中泊ができますね。

今回、307SWのシートアレンジを楽しんでみて、感じたことは・・・

①シートが一脚20kgほどもあり、大人の男でも腰を痛めそうな重さ。一回脱着を楽しめば十分と素直に思いました。

②外したシートはどうするの?

特に住宅事情の限られた日本では。2.0Lで全部外せば5脚になります。

たぶん、307SWを所有された方(もしくは現在も)はシートを外す経験はほとんどないのではないかと思います。

実は実家でも今回の代車と同じ307SWの2Lを所有していたことがありました。所有初期に3列目シートを外していたことがありますが、結局はそれ以後はシートの脱着経験はほとんどありません。

プジョーはこの後、308SWへとモデルチェンジし、コンセプトは引き継がれましたが、ミニバンの5008(現代のSUVではない)がデビューしたことにより、第二世代308SW(現行)ではコンセプトは引き継がれず、途絶えてしまいました。

シートの脱着によるシートアレンジを替えられることはメリットだったのかもしれませんが、結局は今のどのモデルにも引き継がれなかったということは、面倒という意見が多かったに違いありません。

ちょっと旧い時代のプジョーに触れられたことは、今回代車としてお借りした最大の収穫だったと言えるでしょう。

もう一つの収穫は、2列目及び3列目含むシート。柔らかさのある中で、コシのある硬さを堪能できたのは良かったですね。正直言うと、現行C4ピカソのシートはダメです。

トランスミッションは多段化の現代に比べれば307SWの4段は時代を感じさせるものの、デザインに旧さを感じさせないのは先を見据えたデザイン力の為せる技と言えるでしょう。

当時、オーロラパールの前期型307SWはとても人気が高く、街中でよく見かけたものです。

  ≪画像は拝借しました。≫
あれから15年ほども経てば、当然廃車となる個体は多いはずですww

それを考えると、この車両は後期型であっても、こうして今でも元気に代車として第二の人生(車生)として余生を送っていることは幸せなことなのかもしれません。
ブログ一覧 | プジョー | 日記
Posted at 2019/01/16 21:51:48

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

これから一番紫外線が多くなる時期に ...
のうえさんさん

「サボテンの花」(⁠.⁠ ⁠❛⁠  ...
lb5/////。さん

0529 🍱❌😖時計⏰→🍱◎ ...
どどまいやさん

シュアラスターミーティング2025 ...
シュアラスターさん

プレゼント🎁だと❗
Good bad middle-agedさん

とうとう30万km
清瀬 裕之さん

この記事へのコメント

2019年1月16日 23:16
Gentaさん

307swがもしスライドドアだったら、
絶対無理言ってファミリーカーに採用してました。

シートが外せたんですね!
姫が大きくなったので、そろそろ4ドアでもいいかな。
ますます欲しくなってきました😅


コメントへの返答
2019年1月17日 21:19
こんにちは。

ヨーロッパでは乗用タイプにスライドドアを採用する考えはほとんどありません。(VWシャランは除く。)

プジョーの乗用タイプのスライドドアと言えば、かつて1007が存在しましたが、特異な例だったのかもしれません。

シートが外せるコンセプトは面白いですが、シート自体が重いため、あまり積極的に外そうという気はなかなか起きないでしょうね。
2019年1月18日 1:07
こんばんは。
5座はブレークと思い込んでいたら、あれは前期型だけの呼び名でパノラミックルーフ無しなどベーシックな雰囲気、同じ5座でもいろいろ違うんですね。
弟が307SW前期に乗っていたので307は馴染み深いです。シート位置を付け替えできるのも聞かされて実際やってみましたが確かに重かった!こりゃやんないなと思いましたね(笑)
パノラミックルーフが好きで307SWと308SW初代は選んでもいいなと今も思っていますが、我が家の後席住人は最大2名、2列目が明確に3座に分かれていると、席が端に寄せらてクルマ広いのに窮屈に感じるかもとちょっと躊躇ってしまいます。
コメントへの返答
2019年1月18日 22:54
こんにちは。

307SWの特徴でもありメリットでもあることは、2列目3列目シートが脱着できることと、パノラミックルーフでしょうね。このパッケージングが受け入れられたと思われますが、当時結構売れたようですね。

しかし、シート一脚あたりの重量が結構あるため、実際に高い頻度で脱着したオーナーは多くはなかったでしょう。今ではこの考え方は受け継がれていないことが物語っていると言えるでしょう。

ところで・・・

>5座はブレークと思い込んでいたら、あれは前期型だけの呼び名で

実は後期極初期に「ブレーク」が存在していました。あっという間に廃グレードとなりましたが(苦笑  以前ブログに取り上げたことがありますので、よければご参照ください↓

https://minkara.carview.co.jp/userid/591647/blog/26751730/?cm=true#cm
2019年1月20日 3:56
補足ありがとうございます。
後期ブレーク、探してみるとアデンレッドだけはあちこちで画像が見つかりますね。307のアデンレッドはCCでしか見たことが無いのでちょっと新鮮です。
フランスの中古車市場などをざっと見ると、前期も後期も7座をSW、5座をBreakと称するようです。が、この代車で乗られているモデルは3列目の座席のアンカーとシートベルトが残されているので、2席外した5座のSWということなんですね。
コメントへの返答
2019年1月20日 9:44
こんにちは。
後期型307ブレークは確かほんの数ヶ月だけの設定と記憶するので、輸入台数は極めて少ないでしょうね。20~30台規模かもしれません。(もっと少ないかも。)

なので、SWには一切設定のなかった真紅のアデンレッドがありましたね。確かに新鮮ですよね(笑

>2席外した5座のSWということなんですね。

お借りした当初、3列目をディーラーの倉庫に仕舞ってあるのかと思って確認したら、1.6Lはもともと備わっていないことを教えてもらい、そう言えばと思い出しました(苦笑  

考え方としては、おっしゃるようなことなのでしょうけど、そもそも7名乗車にしたとして、非力なエンジンではおそらく走らないのでしょうね。

プロフィール

「@こまじろう さん、つまるところ、OEMによるモデルなんですよね^^」
何シテル?   03/09 10:57
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/5 >>

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

リンク・クリップ

[スバル レガシィ アウトバック]スバル(純正) ウィンドウガラス 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/14 20:27:36
車両企画(原価企画)の崩壊?。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/04/06 21:50:40
シトロエンC3のスマートカープラットフォーム(SCP)考、PF1は死なず。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/19 12:46:29

愛車一覧

スバル レガシィ アウトバック スバル レガシィ アウトバック
積雪地在住につき、冬期の降雪時の移動は常に懸念材料です。今シーズンの冬は数年ぶりの大雪に ...
プジョー その他 プジョチャリ (プジョー その他)
2001年秋頃に307がデビューした際に、モニターキャンペーンを実施していて、プジョーの ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
NDが発売開始されたのが2015年5月のこと。それ以来、ずっと気になる存在でした。 途中 ...
プジョー 406 セダン プジョー 406 セダン
左ハンドルかつMTという稀有な存在。日本仕様は「Sport」とネーミングされたグレード名 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation