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2020年10月31日

ヴィータでなくてコルサを名乗れる

ヴィータでなくてコルサを名乗れる
グループPSAはオペルブランドをグループ傘下に収めたことにより、今やフランスに留まらず、ドイツ(イギリス)のブランドをも手中に収めました。

また、一方で今年7月にはFCAグループと対等合併したことは記憶に新しいところです。一大巨大企業グループへと成長しました。

何よりも今、日本においてPSAジャパンの最大のトピックとして、オペルブランドを2021年から再販するということですね。
(参照: オペル15年ぶりの日本市場再参入に思うこと

ヤナセの後を引き継いで、2000年頃にGMジャパンによって輸入販売を取り扱いましたが、ブランドイメージの低下は避けられず、日本市場から撤退した経緯があります。

今回15年の時を経て、PSAジャパンの手によって、再び日本市場に輸入販売するということですから、これは大いに期待したいところです。

ヤナセの時代(2002年頃)からオペルの世界戦略車として取り扱い始めたのが、
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  ≪画像は拝借しました。≫
Bセグメントの「ヴィータ」。

ヤナセ時代のVWよりも安価な設定ということもあり、日本でもヒットしたと記憶します。

でも、「ヴィータ」は日本市場に与えられた特別なネーミング。それには理由があって、この車の存在があったからです。
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  ≪画像は拝借しました。≫
トヨタ 「コルサ」。

すでに使われていた名称であり、トヨタが商標登録していました。そういう大人の事情があったために、オペルは当時「コルサ」を名乗ることが叶いませんでした。

なので、来年2021年の再販時には「コルサ」は当然「ヴィータ」でいくものだろうと思っていました。つい先日、こんなニュースが流れました。以下、一部引用します。

(引用開始)
すでに2021年後半から日本市場への復帰がアナウンスされているオペル。導入する3車種のうち、Bセグメントハッチバックの「コルサ(CORSA)」は登録商標の関係で、再上陸時には別の車名になるとみられていた。だが、何と「コルサ」の名前で行くことが決まったようなのだ。

というのも、今まではトヨタがコルサの商標を持っていたため、かつてオペル・コルサは日本国内では「ヴィータ(VITA)」と名乗っていた。しかしながら、2020年8月に長年の懸案が解決。CORSAの商標をトヨタがグループPSAジャパンに譲渡したため、晴れて本国と同じコルサを名乗れることになった。

(引用終了)

あのトヨタがPSAジャパンに「コルサ」を譲ったということらしいのです。トヨタもなかなかニクいことをやってくれますね。(お金が動いたのかどうなのか?)

障壁はなくなったことにより、晴れて「コルサ」を堂々と名乗れるというのは、嬉しいこと。本国のネーミングはできることなら、そのまんま日本市場でも名乗って欲しいところです。

ミニクロスオーバーは本国名「カントリーマン」を名乗れないようですし、ルノールーテシアは相変わらず「クリオ」を名乗れないようです。

トヨタ「コルサ」は販売終了からすでに20年以上が経っており、忘れ去られたでしょうから、PSAジャパンとしても「コルサ」で販売したかったでしょう。

「コルサ」は現行で6世代目ですし、歴史あるモデル。「ヴィータ」では重みが感じられません。

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  ≪画像は拝借しました。≫
それを考えると、「ヴィータ」よりも「コルサ」の方がしっくり来ると感じるのは、きっと多くの方が感じるに違いないと思います。


引用先:トヨタがついに商標を譲渡。オペルがやっと本名「コルサ」を名乗れる

ブログ一覧 | ドイツ車 | 日記
Posted at 2020/10/31 22:59:18

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この記事へのコメント

2020年11月1日 8:36
懐かしですね。
初めて買った輸入車がVita スポーツ でした。
左ハンドルのマニュアル、ボディカラーは赤でサンルーフ付き。

当時は長男が生まれて、安全面を考えると輸入車の方が
圧倒的に安心して乗れる時代でしたね。

新しいコルサ、どんなクルマに仕上がっているのか?
上陸したら見に行こうかと(^^♪

コメントへの返答
2020年11月1日 20:06
こんにちは。
ヴィータのマニュアル乗っていらっしゃったのですね! 結構レアでしょうか。

安全性を考慮すると、輸入車の選択は必然となりますね。多少高くとも体を守ってくれるので安心できます。

PSAジャパンとしては同じグループの208との棲み分けをしていかなければならないので大変そうです。でも、楽しみです。期待したいですね(^^;

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