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2020年11月07日

ホンダeに試乗【2020.11】

ホンダeに試乗【2020.11】
以前からEVにとても興味を持っているので、ホンダeは今とても目が離せないモデル。

そういうわけで、10月30日の発売日がとても待ち遠しくてたまりませんでした。前評判はかなり良さそうなので、尚更です。

ホンダディーラーに試乗車を見つけたので、飛び入りで入店し、試乗可能か問うたところ、どうぞとのこと。遠慮なく乗せてもらうことに。

試乗車は、
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  ≪画像は拝借しました。≫
オフィシャルフォトで登場する、プラチナホワイトパール。イメージカラーで、日本人の好みそうな一番売れ筋のカラーなのでしょう。試乗車は上級グレードのアドバンス。495万円也。

当然初見なのですが、第一印象としてはとにかくファニー。丸目2灯や角の取れたデザイン、小さなボディなど愛くるしさがありますね。全長が3895mmと4mにも満たないコンパクトなサイズ。

コンパクトサイズと思いきや、ナンバープレートを見ると3ナンバー。なので違和感を覚えたのですが、全幅が5ナンバーサイズをわずかに超えて1,750mmあるので、そう思わせたのでしょう。

フィットよりも全長は100mm短く、ホイールベースは同じ2,530mm。つまり、実質的にフィットに近いボディサイズなんですね。

いろいろ観察。
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  ≪画像は拝借しました。≫
サイドミラーカメラシステム。サイドミラーにカメラを搭載して、後方視界を捉え映し出すもの。違和感あるかと思いましたが、すぐに慣れました。
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  ≪画像は拝借しました。≫
170万画素のカメラにより鮮明に映し出されるので、見やすいというのが印象。

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  ≪画像は拝借しました。≫
ワイドビジョンインストゥルメンタルパネル。ドライバーのメーター、両サイドのカメラモニターの他に、2つのディスプレイが備わります。ナビ画面に車両情報などを映し出すという演出。

横一列に広がるディスプレイは圧巻のひと言。これを見てしまうと、ホンダeは家電化していることを意識させられますね。

こちらはエンジンフードに備わる充電給電ポート。

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  ≪画像は拝借しました。≫
30分の急速充電で8割を充電できるとか。航続可能距離は283km。ホンダeはシティコミュータとして割り切っての特徴を打ち出しているとか。

ということで、ようやく観察を終え試乗。

ドライバーズシートに掛けた瞬間にわかったこととして、直前に試乗したプジョーe-208よりも明らかに目線が高いこと。これについては、後ほど記します。

走らせた印象としてはとにかく静かということ。タイヤが路面を擦る音が聞こえるに留まる印象。さすがはEV。e-208よりも静かかもしれません。

アクセルペダルを踏めば、それに応えるかのように気持ちの良い加速感が得られるのです。ホンダによると、V6 3Lエンジン相当の大トルクと謳うだけあって、ハンパない気持ち良さです。これを知ってしまうと、もう内燃機関には戻りづらい…というか戻れないですね(^_^;)


回生ブレーキは効きすぎるということもなく、いい加減に効いてくれるので特に意識することもなく使えそう。

試乗コースはディーラー周辺の市街地3km程度でしたが、交差点の角を曲がった際に感じたのは安定してスパッと曲がってくれること。

ちなみにシートですが、
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  ≪画像は拝借しました。≫
一見すると何の変哲もないシート。特に試乗時に腰に負担が掛かるといった印象は受けません。元々シティコミュータとして開発されただけに、街乗り重視であれば良いかもしれません。

ということで、わずか10分少々の試乗は終了。正直、これだけわずかの時間の試乗ではホンダeのより細かなことまではわからなかったのですが、でも面白い、興味深い車であることは認識できました。

試乗を終え、ディーラーに到着し、タイヤを確認。
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  ≪画像は拝借しました。≫
上位グレード「アドバンス」は17インチを履くのですが、銘柄はミシュランのパイロットスポーツ4を指定しているようです。前:205/45R17  後:225/45R17 の前後異径サイズ。

わずかの試乗時間では硬さまでは体感できなかったですが、うまくいなしているのかもしれませんね。

試乗時間がわずかだったので、そうなると、ホンダeのことをもっと知りたくなり、ウチへ帰っていろいろ調べてみました。すると次のことがわかりました。


①開発当初はFF(フロントモーター・フロントドライブ)で検討されたそうだが、モーターを前に載せると低慣性から遠のくこと、小回りが効かなくなる。
②そうなると、「面白いクルマ」にならないからRR(リアモーター・リアドライブ)を採用した。
③フロントフード下には充電器やコンバーターなどの補機類を搭載し、キャビン床下一面にはバッテリーを搭載している。
④よって、前後重量配分50対50を実現している。
⑤上位グレード「アドバンス」で後輪に225の太いサイズでミシュランパイロットスポーツ4を採用したのは、315Nmのトルクを自在に使い、かつ快適性も両立するため。


コストの面を考えると、FFを採用すれば良いところ、「面白いクルマ」づくりをより追求した結果、モーター配置を思い切って変更したところに、本田宗一郎の魂を強く感じるのです。まさにホンダイズムですね。

それから、安定した走りを見せてくれたのは、やはりバッテリーや補器類の搭載位置を巧く考慮した結果の産物であって、こうしたところに走りのこだわりを感じるのです。

パイロットスポーツ4は結構マニアックな選択と思ったのですが、開発陣の意図や考えがあってのものなんですね。

調べてみて、もう一つわかったこととして、
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  ≪画像は拝借しました。≫
開発に際して、初代シビックをオマージュしたそうです。

こちらホンダe。
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  ≪画像は拝借しました。≫
こうして見ると、たしかに似ていますね。

初代シビックの発売から50年近く経った今でも、当時のシビックの開発陣の思いや本田宗一郎の思いが根付いていると理解するのですが、ちょっと感動を覚えました。

総括。ホンダeって、良い意味でマニアックなクルマだなと感じました。そして、とても良い印象を持ちました。

ホンダeとプジョーe-208とを比較することは結構難しく、それぞれが特徴を持っていて、それぞれに良さがあると感じます。

さて、ホンダe。試乗時間が限られる中でわからないことが他にあったと思っています。なので、もっと素性を体感したいのが本音です。いつか時間を掛けて試乗してみたいですね。

ブログ一覧 | 日本車 | 日記
Posted at 2020/11/07 11:48:11

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この記事へのコメント

2020年11月7日 22:08
シビックのオマージュとは…

知りませんでした

失礼いたしました
コメントへの返答
2020年11月8日 20:22
こんにちは。
特にCピラー廻りは初代シビックを意識したということです。こんなところにも、尊敬の念が払われていますよね。
開発者のインタビュー記事をご参照ください↓
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/1270373.html

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