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2022年06月01日

日産サクラに試乗【2022.5】

日産サクラに試乗【2022.5】 先日、所用で日産ディーラーを訪ねる用事がありました。

ショールームの外に試乗車や展示車が置かれてある中に、アリアがいるのが見えました。今、日産で試乗したいクルマTOP5に入ります。BEVなので興味があります。

その隣にサクラが置かれていました。何とナンバー付き。(と言うことは試乗車なのかなあ。)

入店し、担当さんとの用事を済ませ、話題は外に停めてあったアリアとサクラについて。とても気になったので尋ねてみました。すると、やはりどちらも試乗車なのだと。

アリアは街中で少しずつ見かけるようになってきました。納車が始まっているようですね。但し、今の販売車両はたしかFFなんですよね。e-4orceは遅れて発売と聞いています。

で、件のナンバーの付いたサクラは試乗車なのかと尋ねると、やはり試乗車なのだと。それならばと、試乗させてもらうことにしました。

2019年にコンセプトモデルとして発表された、IMKがベースなのは周知の事実。

  ≪画像は拝借しました。≫
ほぼ、まんまなエクステリアデザインなのは、開発チームとしてはこのデザインで進めていきたかったのでしょう。サクラを見ていると、その思いが強い意気込みを感じます。

サクラは軽規格としては初のBEVとして世に送り出されています。開発には日産自動車と三菱自動車の合弁会社NMKV社が関わっています。三菱自動車には、サクラと兄弟の関係にある「ekクロスEV」が存在します。

さて、サクラは当然初見でしたので、観察することに。

  ≪画像は拝借しました。≫
フロントマスクはアリアやノートに共通する最新のもの。従来の日産のアイデンティティだった「Vモーショングリル」をどこか思い起こさせながら、新世代日産へと向かう決意のようなものを感じさせます。

後席足元を見せてもらいました。割と低床でかつフラットになっています。もちろんリチウムイオンバッテリー(20kWh)を床下に搭載していますが、それを感じさせない仕上げに感心です。

聞くところによると、プラットフォームは先に発売されているデイズと同じものを使っているのだとか。と言うことは、デイズは先を見据えた設計なのですね。

早速ステアリングを握り、運転席に座ると目に飛び込んでくるのが新しいデザインのインパネ廻り。

  ≪画像は拝借しました。≫
立派で丁寧につくり込まれていて感心しました。ところどころに桜の花びらがあしらわれていて、洒落が効いていますね。

さて早速試乗に。当然のことながら、「静か」のひと言。さすがはBEV。サクラはBEVとしては安価な車ですが、車外から入ってくる音はそれほど大きくはなく、静粛性は高いようです。

内燃機関の軽自動車は振動と(小さな)騒音がありますが、乗って早々に「軽自動車」の概念を覆します。これはちょっとしたショックや驚きに値します。

青信号の交差点を曲がってみます。車高が高いためか、車が振られます。バッテリー(ちなみに重量200kgだとか)を低位置に積んではいますが、スムーズに曲がれないのは残念だなあ。

車両重量は試乗車のXでも1,070kg。車高が1,655mmあるため、低重心の安定した走りは求めることはできないようですね。(求める方がおかしいのかなあ。)

道中、陸橋の勾配のある上り坂に直面! おそらく内燃機関のターボ付き軽自動車では唸りながら上るはずですが、さすがはBEV。190Nmのトルクの持ち主なので、苦もなく気持ち良く上ってくれます。これは頼もしい。

また、e-Pedal をずっとONにしたまま試乗したのですが、アクセルペダルを離すと回生ブレーキが効果的に効いて良いですね。

15分ほどの試乗を終えてディーラーに到着。再度外観を観察。

試乗車のXグレードはタイヤサイズが155/65R14(BSエコピア)を履いていて、エコに振ったタイヤなのだと認識できます。

リアシートの直後にリアウインドウが配されているので、クラッシャブルゾーンが確保できていないことを認識。軽規格なので致し方ないのですが、追突時は怖いですね。

サクラは3つのグレードがあって、装備てんこ盛り上級グレードのGで294万円也! 今だと補助金55万円の恩恵にあずかることができて、実質240万円ほど。デイズのフルOP.でそれほどいくということらしいので、考えようによっては安いのかも。

ところで、サクラは5月20日に発表はしたものの、実はまだ発売はしていないと教えてくれました。ことし夏頃になると。試乗車を用意して興味を持ってもらおうという戦略なのでしょう。

最後に。サクラというクルマは「軽自動車」と考えるからややこしいみたいです。「軽規格のEV」と考えた方がしっくり来るようです。固定観念に囚われてはいけないようですね。大ヒットとはいかないまでもじわじわ売れそうな予感がします。

おまけ。サクラとフェアレディZのカタログをお土産にいただきました。

対極にある2台のカタログというのは興味深いです。

サクラはグレードが3つと教えてもらったのですが、ウチへ帰って確認してみると2つしか載っていない! Webサイトも同様でした。カタログに差し込まれた価格表は下位グレードのSも載っていたのですが。Sグレードは法人向けなのかなあ。謎です(^_^;)
ブログ一覧 | 日本車 | 日記
Posted at 2022/06/01 21:19:36

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この記事へのコメント

2022年6月3日 20:44
こんにちは~

こういう記事を読むと久しぶりに試乗に行きたくなります(笑)

サクラはアクセルを離すだけで内燃機関とは別モノのグイグイ減速して、上手にやると完全停止までブレーキを全く踏まずに行けるタイプですか?

日本車のEVは乗ったことがないので分からないことだらけです。
コメントへの返答
2022年6月3日 21:30
こんにちは(^^;
eペダルによる回生ブレーキは効果的な減速ですが、今回の試乗では完全停止までは体感できていません。(すみません(^_^;)) 

気付けばEVが増えましたね。中でもホンダeは興味深いクルマでした。街乗りメインならば十分かもと思いました。が、価格が高いのがネックです。。。
2022年6月4日 14:39
こんにちは。

サクラ気になります。今のところ、BEVにはあまり興味がありませんが、スモールカーのそれは気になります。e-POWERでの経験ですが、ワンペダルの運転感覚はわたしは良いなぁと思ったので、近い感じだとうれしいです。

スポーツ走行などとは違う意味で、通常走行における市街地の交差点などで曲がる際の乗り味は、市街地走行が主となる車にとって大切なことと思います。あわせて、アクセルペダルの踏み心地や加速の感覚、ブレーキペダルの踏み心地や効き具合なども大切だと思います。

現代の技術ならば、電子制御を使用しなくても、重心が高めの車でも安定して曲がれるようにすることは可能のように思います。
コメントへの返答
2022年6月4日 20:53
こんにちは。
eペダルの回生ブレーキはとても良い効き具合です。ゴルフGTEよりも良く効いて、私にはサクラの方がとても良いと感じました。以前試乗したノートeパワーと大差はないと感じました。

市街地走行ではアクセルペダルの踏み具合によって、効果的に回生ブレーキが得られるのは良いですね。積極的に多用したいところですね。
2022年6月4日 21:01
電気自動車でサクラが1番気になってます。試乗いいなあ。
コメントへの返答
2022年6月4日 23:21
こんにちは。
日本の規格では新しい概念と思います。市街地走行がメインですと、良いですね。私自身、ホンダeと共に気になる一台です。

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「@こまじろう さん、つまるところ、OEMによるモデルなんですよね^^」
何シテル?   03/09 10:57
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