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2024年03月07日 イイね!

【307の日特別企画】これは珍しい! プジョー307フェリーヌスポーツ

【307の日特別企画】これは珍しい! プジョー307フェリーヌスポーツ306の後継モデルとして2001年に登場したのが307。

307は306の正常進化と思いきや、まったくの別物として登場しました。一番異なるのが、見た目の印象としてはモノスペースのスタイルとなりました。

全高は120mmも高くなってしまい、当時307のフォルムを見てかなり面食らってしまったのも懐かしいです。永遠のライバルであるVWゴルフと差別化を図りたかった思惑があったのかもしれませんね。

さて、2005年にはフェイスリフトを実施。当時のコンセプトカーの607フェリーヌをベースに登場。大きなフロントグリルを採用したのが最大の特徴。

と前置きはこのぐらいにして。

いつものように中古車サイトで307を眺めていたんですよね。登録台数たったの4台! 最終型から20年近くも立てば、そりゃぁ退役する車両も出るわけですね。

そんな中、かなり激レアな後期型307を見つけてしまいました!
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  《画像は拝借しました。》
サイドから見た当該車両の後期型307。(冒頭画像も同じ)

何が珍しいかというと、このショップの紹介記事には次のような記載があります。
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  《画像は拝借しました。》
激レアな車両なので当然推しますよねぇ。

プジョーは後期型307のハッチバックを「フェリーヌ」とネーミングしていました。グレード体系は下位グレードから・・・

 ・フェリーヌ(1.6L→PSAとの共同開発プリンスエンジンではない。)
 ・フェリーヌ2.0(2Lエンジン)
 ・フェリーヌ2.0S(フェリーヌ2.0の豪華仕様。5MTも選択できた。)
 ・フェリーヌスポーツ(高出力2Lエンジン。5MTのみの設定。)

フェリーヌスポーツは上位グレードなんですね。

搭載エンジンが・・・
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  《画像は拝借しました。》
206RCや307CCS16(前期型)などにすでに搭載されているエンジンのEW10J4S。最高出力は177ps/7,000rpm、最大トルクは20.6kgm/4,750rpm。

実は前々回のブログでも取り上げたシトロエンC4クーペ2.0VTSにも同じエンジンを搭載していました。

一見すると外観は大人しい印象を受けますが、フェリーヌスポーツの識別ポイントは・・・
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  《画像は拝借しました。》
オーバルのテールエンドが特徴のマフラー。フェリーヌシリーズでは、スポーツのみがマフラーエンドが出ているんですね。

フェリーヌスポーツの内装。
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  《画像は拝借しました。》
後期型307の上級グレードに標準装備だったインテグラルレザーをふんだんに採用しています。CCにも採用例はありましたね。

こういうレザーの使い方って贅沢が過ぎて、現代ではたぶん考えられないのではないかなぁ。採算度外視だったのではないかと思いますね。
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  《画像は拝借しました。》
アルミナムグレーのボディカラーの場合はボルドー内装ですが、ボディカラーによってはタンカラーの仕様もありました。

ダッシュボードやサイドドアトリムまで。
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  《画像は拝借しました。》
至るところにホント贅沢な使い方です! 小心者の邪推かもしれませんが、おそらく高温多湿の日本にはケアは大変そう、、、

さて、このフェリーヌスポーツは2006年が初年度登録とのこと。すでに17年超が経つわけですが、自然吸気NAは今やかなり貴重! このエンジンを5段MTでぶん回すのは格別かもしれませんね(^^)

このショップの記載にもあるとおり、フェリーヌスポーツは希少な存在なんです。当時ディーラーで担当セールスマンさんに伺ったところでは、なかなか入ってこないと嘆いていました。

いったい日本国内には何台が輸入されたのかがとても気になります。希少性ゆえ、ほとんど中古車市場にも出回らなかった幻の存在です。20〜30台規模なのかもしれませんね。

個人的にはフェリーヌスポーツの現車はせいぜいイベントで見たことがあるかないかというレベルです。変人と思われようとも間近でじっくり眺めてみたいなぁ(^^)


※3月9日追記
プジョーリコール情報によると、2008年2月14日付で307フェリーヌスポーツが該当するABSコントロールユニットに関するリコールがあった模様。
それによると、2005年7月21日から同年11月30日まで輸入された対象車は全61台とのこと。このことから、少なくとも61台は輸入されたことが判明しました。
それら以外のリコール非該当車両を含めると、307フェリーヌスポーツの総輸入台数は70台もいないのではないかと推察されます。
Posted at 2024/03/07 22:52:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 珍しいプジョー | 日記

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