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2012年12月30日 イイね!

C6生産終了に思うこと

C6生産終了に思うことシトロエンのフラッグシップといえばC6です。2005年のパリモーターショウで発表したのちデビューしました。この年はDSの誕生から50年という節目の年で、シトロエンにとっても意義あるデビューだったことでしょう。前モデルにあたるXMは2000年に生産終了しているので、5年のブランクを経てのデビューとなります。


さすがはシトロエンのフラッグシップ。威風堂々としたスタイルは立派なものです。歴代のDS、CX、XMなどのフラッグシップ同様に、C6もシトロエンらしさを十分感じられる個性があります。他の何にも似ないデザインは不思議な感覚を覚えます。

さて、このほどC6が生産を終了したというショッキングなニュースが WebCG(12.26) に載っています。以下、一部抜粋。
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シトロエンの最高級車「C6」が2012年12月18日、フランス西部レンヌにあるPSAプジョー・シトロエン工場で生産を終了した。 ( 略 ) 欧州の一般市場では、「メルセデス・ベンツEクラス」などライバルより高い価格がハンディとなったうえ、経済危機に追い打ちをかけられ販売が苦戦した。 ( 略 ) 2012年1月から10月の間に欧州で登録されたC6はわずか556台で、約7年間の総生産台数も2万台強にとどまった。最後までフランスでカタログに残っていたのは、3リッターV6のディーゼル仕様のみで、価格は5万7450ユーロ(フランス価格/約631万円)だった。
人気の低さを象徴してか、現在フランスのシトロエンの公式ウェブサイトにおけるアウトレットストアでは、18.3%もの値引きで販売されている事実上新車のC6もみられる。
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販売不振というのはリーマンショックなどからくる折からの世界的不況が最大の要因かもしれません。市場はエコを意識してコンパクトカーのニーズが高いので、今やC6のような大きなクルマを求めてはいないのかもしれませんね。それにしても、アウトレットで叩き売りされているとは考えられません。シトロエンのフラッグシップにしてはあまりにも寂しい終わり方です。

C6が世に出る前にはこんなコンセプトカーが発表されていました。

C6リニャージュコンセプト。1999年発表ということなので2005年のデビューからさかのぼること6年も前のことなのですね。 この頃にはすでに市販モデルとしての完成型となっています。

さて、フランス大統領とシトロエンフラッグシップモデルとはとても深い縁があります。2007年に就任したサルコジ前大統領は愛用していました。しかし、ことし5月に新しく就任したフランス大統領のオランド氏の就任パレードの際には格下のDS5ディーゼルハイブリッドでした。デビューしたばかりのDS5とは言え、昨今の象徴を表わしているといえます。ちなみに、サルコジ前大統領はC6に乗ってエリゼ宮を後にしました。
 
(参照: パレード仕様のDS5とお披露目のタイミング

ところで、C6が生産終了した今、後継車が最大の関心事となってきます。さらに記事を読み進めていくと…
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「ルノー・ヴェルサティス」「プジョー607」に続き、今回C6が消えたことで純フランス系高級車は軒並み消滅したことになる。欧州の専門家の間では、C6の後継車は2015年に登場する「DS9」で、そのモチーフは2012年北京モーターショーで参考出品されたコンセプトカー「Numero 9(ニュメロ・ヌフ)」であるとの見方が一般的だ。 ( 略 ) フランスでは人件費などの製造コストがかさむであろう高級車DS9を、経営環境が厳しいシトロエンがどの国で生産するのかも今から気になるところだ。*******************************************************************************
と締め括っています。 (参考: DSラインの解釈と今後の展望


シトロエンは今やCラインの他に前衛的・独創的なモデルとしてDSラインという新たなモデルを投入してきました。シトロエンのチャレンジとしては成功していると思われます。サイズとしてはNumero 9 がC6の後継車として見るのが至極当然なのだろうと思います。先にも述べたとおり、世がこのサイズのシトロエンを求めているのかを十分見極めることが迫られているのではないかと思われます(^^)
Posted at 2012/12/30 19:08:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2012年12月29日 イイね!

プジョー5008を検証

プジョー5008を検証ことしもフランス車を中心にたくさんのクルマたちについて深く掘り下げて思うことをブログに書き込んできました。内容としてはたいしたことも書いてはいませんが、私のつたないブログをご覧いただいていることに心から感謝します^^;  

ところで、12月末の時点で当ブログのヒット数が一番多いブログが 興味深いプジョー5008の国内導入 でした。2位以下を大きく引き離して断トツなのですが、正直なところ驚いています(^_^;)

素直に分析すれば、多くの皆さんが5008に興味をもたれているということなのでしょう。潜在的に5008を待ち望んでいる方がきっと多いのではないでしょうか。私自身も興味のある5008です。せっかくなので、C4ピカソオーナーの視点から検証してみたいと思います。

さて、本題です。5008は2013年の春頃には国内導入されるというのは既知のとおりです。7人乗りかつ3列シートになっていることと2列目以降のインテリアを見ていると、同じPSAグループのシトロエンC4ピカソに雰囲気が似ています。ただし、エクステリアのフロント周りは3008に通ずるデザインのようです。

同じグループでありながら、5008はプジョー独自の雰囲気を醸し出していて、かなり差別化が図られているようです。そもそも全体のエクステリアデザインからして全く異なります。ボディサイズを見てみると…
 プジョー5008        4,530(全長)×1,840(全幅)×1,650(全高)  (mm)
 シトロエンC4ピカソ    4,590(全長)×1,830(全幅)×1,685(全高)  (mm)
ホイールベースは2,730mmで共通なので、シャシーは共用なのでしょうね。

ご覧のとおり、ピカソは5008比で全長が60mm長く、全高が35mm高いクルマであることがわかります。ちなみに全高にはルーフレール分は含まれません。こうして見てみると、5008はピカソより、ひと回りとまではいかないまでも少々サイズは小さいようです。特に駐車場ではこのわずかな差が大きいはずです。

インテリアを見てみると、前席周りは3008に共通したデザインであることがわかります。

また、全高が35mm低いということはピカソと比べてもより乗用車感覚で運転ができそうです。ピカソの特長でもある前席頭上の開放感は5008には期待はできません。その代わりに、後席にはピカソ同様にガラスルーフが装備されています。

2列目シートからです。

前席後ろのテーブルにはライトが標準装備となるピカソに対して、5008には付かないようです。また、Bピラー内側にはA/Cのスイッチがあり、ピカソが液晶画面で室温も操作できますが、5008はダイヤル操作のみ。風量だけの調整なのかは不明です。

ラゲッジスペースからです。

左側後部にリアのエアサススイッチがあるピカソに対して、5008は何も見当たりません。エアサスについては、シトロエンの特権みたいなものでPSAグループ内ですみ分けをしているのでしょうか。

さて、C4ピカソが販売終了したのに伴って、タイミングよく(?)5008が市場投入されるわけです。PCJとしてもキャラクターがカブる2台を同時に販売しても面白みはないという理由から併売は避けたのでしょうか。PCJの発表によれば、「ファミリー層を中心とした顧客層の拡大を図るべく、5008の日本導入を決定した。」そうです。

実は5008は本国では2009年秋デビューしているので、日本市場には遅れること3年半経ってようやくの導入ということになります。日本市場ではプジョーとしては初のミニバンだそうです。これは意外に感じました。販売価格がおよそ300万円と聞き戦略的だと思います。ん? ライバルは308SWとなるのでしょうか!?

もしこの価格で販売するならば、ピカソとは装備の面でかなり差別化が図られるのではないでしょうか。いずれにしても、このサイズのプジョー・ミニバンが欲しいという方にとっては買いの一台なのかもしれません(^^)


※上記画像の5008は英国仕様です。日本仕様は装備面で異なる場合があるかもしれません。
Posted at 2012/12/29 18:37:23 | コメント(5) | トラックバック(0) | プジョー | 日記
2012年12月26日 イイね!

DSラインの解釈と今後の展望

DSラインの解釈と今後の展望シトロエンから突如としてDSラインなるモデルが投入されました。最初にDSを名乗ったのはDS3から。DS3はC3のクーペ版とは単純には言えないモデルです。DSと聞けば、往年のDSを思い出すのは当然のことですが、シトロエンはアンチレトロと言っているくらいに過去に囚われているわけではないようです。

シトロエンはDSラインに対して、独創的・前衛的といったイメージをもたせているようです。ベースとなるCラインが極々オーソドックスなハッチバックデザインなのに対して、DS3はデザインが個性的なものを取り入れている上に、ルーフとボディのボディカラーはあえて同色が選べない「ビークルパーソナリゼーション」というシステムになっています。顧客にとっては組み合わせる楽しみがありますね。

C4がベースとなるDS4は、4ドアなのに一見するとクーペのように見えるデザインが特徴です。リアウィンドウがはめ殺しなのもデザイン上の制約のようです。このようなクルマを市販するシトロエンは潔さすら感じます。今にして思えば、個性的なデザインの先代のC4クーペはDS4に通ずるものがあったなぁと感じさせます。  (参照: DS4とC4クーペの関係

同じくC4ベースとなるDS5は、世界中にたくさんあるクルマを探してみてもライバルがまったく見当たらない新しいジャンルのモデルと捉えます。単なるステーションワゴンとも違いますし、そもそもデザインが斬新過ぎます。

そんなDSラインのシトロエンたちですが、今後の展開はどのようになっていくのか? 興味深い記事を見つけたのでご紹介します。2013年1月号のル・ボラン誌には、『シトロエン「DSライン」その真実を探る』という特集記事が組まれています。DSラインプロダクトディレクター氏のインタビューによると…

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「 (略) DSラインには中期的に、まだ3モデル控えています。CセグメントのセダンとSUV、そしてDセグメントのセダンですね。後者は比較的ショートボディになります。春先に発表したDSヌメロ・ニュフ、あのコンセプトに今後それらの素となる具体的エッセンスが詰まっています。 (略) 」
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新しい次なるDSラインモデルは、きっと個性のある独創性に富んだデザインを仕掛けてくると思います。DSヌメロ9はスタディモデルとしてエッセンスをふんだんに取り入れていると考えられるので、市販モデルも意外にこれに近い感じかもしれませんね。いちシトロエンファンとして、これら新しいDSラインに期待をしたいですね(^^)
Posted at 2012/12/26 18:20:11 | コメント(6) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2012年12月24日 イイね!

何事もなく過ぎ去った不吉なゾロ目

何事もなく過ぎ去った不吉なゾロ目私は毎日、ピカソのオドメーターを記録しています。その際、旅行の場合はルートも必ず記載するよう心掛けています。妻からは、いったい何の意味があるのか?という目で見られているようです。しかし、一見すると意味のないように思える記録も必ず役に立つときがあります。

もちろん備忘録としての意味合いが強いですが、あとで見返したときに、旅行先までの距離がわかりますし、同じ目的地でもルートによってどのくらい距離が異なるかもわかります。さらに、月によっての使用の仕方もわかります。

そうしたこともあり、運転の際にはオドメーターを注視しています。ゼロが多いきれいに揃った数字(10,000kmなど)やゾロ目(11,111kmなど)のときにはちょっとした感動があり、一人で盛り上がっています。左右対称の数字(12,321km)のときも気にして見ていますが、このようなときには特に何があるというわけではありませんが(^_^;)

先日、写真のようにオドメーターを刻みました。さすがに、不吉な数字ばかりが並んだので、他の数字ほどの感動はあまりありませんでしたが、とは言ってもゾロ目には変わりありません(^^)   この数字を刻んだ1km区間はとにかく事故だけは起きてほしくないと思い続けて運転しました。何事もなく次の「5」を刻んだときは心からホッとしました。と言っても気持ちの問題かもしれませんが(^_^;)
Posted at 2012/12/24 19:34:03 | コメント(7) | トラックバック(0) | My C4ピカソ | 日記
2012年12月22日 イイね!

C4ピカソと過ごした2012年を振り返る

ことしも残すところあと一週間余り。2012年の我が愛機C4ピカソの足跡を振り返りたいと思います。上半期についてはすでに振り返っているのでざっと流すことにして、下半期を中心に振り返ってみたいと思います。

≪上半期≫
◆1月
○年明けの元旦早々、フロントウィンドウに飛び石ヒット! ヒビが入ってしまったのでリペアすることも考えましたが、後々のことを考えて全面交換することに。車両保険に入っていて本当によかったです(^^)v
(参照: 元旦早々ピカソにとって縁起がいいのか!?

◆4月
○ダブルシェブロンさん主催「海の幸オフ会」に参加しました。会場となった福井県越前市の越前陶芸村には10台のC4ピカソが集結! 

地方都市にこれだけのピカソが集まることはそうめったにない光景と言い切れるでしょう。夜は近くの民宿にて会食。日本海の美味しい幸に舌鼓を打ちながらピカソオーナーさんとの会話も弾みます。残念ながら私は泊まり組ではなかったため、美味しいお酒を一滴も飲めず悔しい思いをしました(*_*; (参照: 海の幸オフ会…福井はアツかった!

上半期の上記以外については、C4ピカソ2012年上半期を振り返る をご覧ください。

≪下半期≫
◆9月
・2回目の12ヶ月点検を受けました。ブレーキ鳴きとジャダーが最近また発生していたので見てもらいました。初回車検まであと一年。悪いところは残り一年以内に出尽くしてほしいです。
・総走行距離40,000kmを達成しました。普段は通勤にしか使わないのですが、週末やまとまった休みともなると長距離移動が多いので必然と距離が延びます。疲れないことがそうさせるのでしょう。

◆10月
・車山で開催しているFBMに子供を連れて参加しました。C4ピカソでの参加は3回目となります。

ことしはC4ピカソ乗りの方からお誘いを受けましたが、生憎の極寒だったことが子供には堪えたので早期退散しました。ダブルシェブロンさんにまたお会いしました。
(参照: FBM2012を振り返り、FBM2013に臨む

◆11月
・FFM(フレフレ幕張)に参加しました。2回目ですが、ピカソでは初参加です。

前回は昨年の6月に参加したのですが、そのときにまた来たいと思わせるほど中身の濃い面白いミーティングだったので遠征しました。ピカソ専用パーキングには8台が並ぶことができたのですが、これ以外にも何台か参加されていました。合わせると11台だったようです。ダブルシェブロンさんと再会。ことしお会いしたのはこれで5回目ですね(^^)  縁を感じます♪
(参照: 第9回フレンチフレンチ幕張【2012.11.18】遠征記

◆12月
・初の地元シトロエンオーナーによる「ウェーブパークオフ会」を開催。

C5ツアラーにお乗りのシトロくんさんとDS3にお乗りの青屋根白ボさんと私のたった3台&3人による極々小さなオフ会でした。大雪で寒空の悪天候でしたが、アツい中身の濃いオフ会となりました。温かくなったらまた開催したいですね(^^)
(参照: 寒い天候の中、ウェーブパークオフ会はアツかった!


以上、この一年C4ピカソは家族を連れての長距離移動では大活躍でした。また、オフ会やミーティングではピカソ・シトロエンを通して、たいへん多くのオーナーさんたちと触れ合うことができました。いろいろな方と出会えたことにうれしく思うとともに感謝をいたします(^^)  この出会いを大切にして、さらに交流を深めていくことができたら楽しいことはありません。今後ともご愛顧いただきますようよろしくお願いします^^;

   2012年 年間走行距離 およそ21,000km走破
Posted at 2012/12/22 14:52:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | My C4ピカソ | 日記

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「@こまじろう さん、つまるところ、OEMによるモデルなんですよね^^」
何シテル?   03/09 10:57
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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