中国の自転車

今回はほとんど街を歩けませんでしたが、会議をしたビルのエントランスに写真の作品を見つけました。

自転車に乗る人の銅像ということ自体珍しいですが、二体のうち奥の像はサドルに片膝を乗せもう一方の足を後ろに伸ばすという曲乗りでした。撮った後に、警備員から撮っちゃダメと注意されたので（没収はされませんでした）、曲乗りの感じをうまく収められず…。

撮影禁止なのはどうやら有名な芸術家の作品だからだそうですが、だとすれば作品には何かモチーフがあるのかも知れませんね。人物もよく見ればふくよかな女性のようで、故事に表される仙人の現代的な解釈かなと思ったり…。何れにしても、どこかユーモラスで自転車の自由で楽しい感じがあって一目で気に入りました。

広州も明日の早朝には離れますが、行く機会の多かった北京に比べ空気が綺麗で緑が多く、人々がおおらかな印象は10年前と変わらず、またゆっくりと来たいなと思うのでした。