時の流れ　70年の歴史の終焉 / MIZWA MOTORS

　毎年2回、定期的に送られてくるPorscheの森からの便り。





　この冬にもこんな便りが送られてきました。



　20世紀のポルシェ。

　MIZWA自動車は、かつては日本でのポルシェ輸入総代理店で、バブルの頃の1990年頃までは、ミツワ＝ポルシェでした。



　私も1990年式のPorsche 944 S2を、15年以上乗っていました。

　私の944S2は、中古車購入でしたが、新車から私が購入するまで、すべての整備をMIZWAおよびPorscheセンターで行われた記録簿が完備されたものでした。

　私がオーナーになってからも、車検は目黒の当時のミツワ本店、整備はポルシェセンター世田谷店に出したりしていました。



　そんなミツワから届いた手紙。



　「ご挨拶」の文字。

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　1952年に日本のポルシェ輸入総代理店になったミツワ自動車。

　1990年代まで40年以上にわたって日本でのポルシェの輸入販売、整備を担ってきました。

　1997年にポルシェ本社が日本に進出し、ポルシェジャパンを設立。ミツワから輸入権を取り上げ、販売はポルシェセンターのディーラー網を整備しました。



　その後、日本各地にあったミツワの支店や営業所は閉鎖され、目黒と六本木、銀座、FISCOの比較的近くにある小山デポ（整備所）だけになりました。

　そしてポルシェ新車ディーラーからも撤退し、銀座のショールームと小山デポだけになっていました。



　私自身ポルシェを10年近く前に降りてしまいましたが、目黒ミツワの車検でお世話になった皆さん、ポルシェセンター世田谷でお世話になった元ミツワのメカニックの方々、毎年何度も律義に絵葉書を送って下さった現ミツワの方々、いい思い出を有難う御座いました。

　70年間お疲れさまでした。