街角の名車たち357　Isuzu Bighorn（2nd） / Yokohama

　ある日の横浜。

　懐かしい車を見掛けました。






　いすゞ・ビッグホーン。

　1991-2002年まで11年製造されていた2代目ビッグホーンです。





　初代ビッグホーンは1981-91年まで10年作られていました。

　2代で21年の歴史でした。

　海老茶のメタリックにゴールドの2トーンカラー。

　1980年代後半から、Handling by Lotusシリーズを始めたいすゞは、濃いメタリックカラーに金色のストライプやボディー下部塗装のカラーを推進しました。





　ハンドリング・バイ・ロータス、シリーズの第2弾。Piazza。

　グリーンやブルーのメタリックに金のラインが入っています。

　



　Handling by Lotusの第一弾、ジェミニDOHC ZZ。

　当時、徳大寺さんが、「濃紺にゴールドのピンストライプのカラーはオリエント急行のイメージ」、とおっしゃっていましたが、まさにその通りだと思いました。





　オリエント急行の客車塗装。

　まさに高級で上品なイメージですね。





　オリエント急行、最上級のSuite（スイト）客車。

　濃紺の塗装に金のピンストライプのボディーカラーは、最上級の気品を暗示しています。





　初代、二代目のビッグホーンにも、Handling by Lotus、のグレードが設定されましたが、二代目ビッグホーンは、Handling by Lotusでなくても、このオリエント急行テイストの外装の車が多く設定されました。

　この車はそんなHBLではないグレードの車のようです。





　1980年代後半から1990年代前半にかけて、他のメーカーと一味違った上品で控えめ風の趣味の良い内外装のいすゞの乗用車。

　個人的にどの車種も大好きでした。