韓国の済州航空の話は、一旦終わったつもりでしたが、
他の色々なパイロットの動画を見ていたら興味深い情報がありましたので紹介します。
該当空港の滑走路端200mmには死のILSコンクリート壁が隠されていた上に、さらに外側にも頑丈なコンクリートの塀があったようです。
韓国当局の「規則やNOTAM(Notice To Air Mission、国際航空規則)にはILSの土台に頑丈なコンクリートを使うなとは書いていなかったので規則違反ではない。」の言い訳、責任逃れは犯罪行為だ、と言っています。
滑走路終端の死のダブルトラップ。
2つのコンクリート壁。
該当空港のILSコンクリート土台は2023年まではこのような状態だったようです。
土の上に頑丈なコンクリートの土台を付けて設置されています。
これだけでも常識外れに危険で、激突した航空機を爆発させるには充分でしょう。
2023年から24年にかけて、さらに土台を強化して、衝突した航空機をより確実に仕留めるように改造されていたそうです。
まさにReinforced DEATH WALLです。
今回激突した跡の破壊された縦の壁の残骸が見えます。
このようなILS設備の死の壁は韓国中の空港の複数の場所に設置されており、どれだけあるかも把握されていないとのこと。
他の空港には該当空港(2m)の倍の高さの4mのコンクリート土台の死のILS壁とその外にコンクリートの塀があります(^^;;
絶対に逃さないという一撃必殺の空港です(><)
その空港の反対側の滑走路終端にもILS装置があります。
空港の終端と横には頑丈な壁があり、どの方位でも逃さないぞと言う死神の強い意志を感じます(><)
ILS装置自体は本来の建て方に近い土台で建てられていますが(金属の土台で航空機が衝突した場合の衝撃が少ない)、それでも少し標準より頑丈すぎる気はします。
そしてそのすぐ先には決して逃したくないという鉄壁のコンクリートの壁があります。
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韓国当局は航空機の安全性に対する基本的な知識と責任感がないように感じます。
この事故が起きて韓国当局がまず最初にしたことはボーイングの同型機の飛行停止と機体検査。
世界中でB737-800の機体の特有の不具合での事故はどこにも発生していません。
最初にすることはそれじゃないだろ、と思います。
まず最初にすることは国内の空港にどれだけの死の壁があるか緊急調査することだろ、と思います。
本職のパイロットYoutuberも、「問題はそこじゃないだろ、問題をボーイングのせいにするな。問題は死の壁じゃないか。」、と言っています。
個人的にはこのパイロットYoutuberの動画や話し方は好きじゃないですが、ここまではっきり画面で言っているのはこの動画だったので引用してみました。
韓国当局は済州航空社長の海外渡航(海外逃亡?)を禁止したそうですが、
問題はそこじゃないだろ?
誰が悪い、誰の責任、じゃなくて、なぜこの事故は起こったのか?、このような事故を再発防止するにはどうすればいいか、だろ?
韓国当局は、事故の原因解明や再発防止ではなく、責任逃れや責任追及ばかりしていて呆れる、と指摘されています。
まともな民主主義や技術教育を受けた人なら、まあそう思うでしょう。
エンジンメーカーのGEも、責任を擦り付けられたり証拠を捏造されたりしないように、早急に事故調査のエンジニアを韓国に派遣したようです(><)
・・・・
長年私のブログを見て下さっている方々ならご理解いただいていると思いますが、私はこの事故が「韓国だから」、とか、韓国をディスるために書いているのではありません。
過去35年以上、仕事で4000回以上、300万マイル以上飛行機に乗らざるを得なかった、飛行機恐怖症、飛行機嫌いの私にとって、航空機の安全は他人事ではありませんでした。
私の知人の知人レベルの人で、ソビエト軍の大韓航空撃墜事故(友人の叔父)、ガルーダインドネシア航空墜落事故(〇紅社員)、ジャーマンウイングス自殺墜落事故(日本人商社駐在員夫妻)、マレーシア航空行方不明事故(アメリカ取引先メーカー社員)で複数の人が亡くなったり行方不明になったりしています。
今回初めて韓国の事故を取り上げましたが、
日本、
アメリカ、
欧州各国、
マレーシア、
シンガポール、ロシア、ウクライナの話題もブログで取り上げています。
今回の事故について、YoutubeやYahooニュースなど複数の場所に少しコメントを書きましたが、ある特定の国に特別なアイデンティティーを持たれていると思われる方々から、的外れな反論の意見を沢山いただきました。
私の記事は特定の国をディスるためではなく、航空機の安全について公平公正な観点からの見解を述べているだけだということを改めて付け加えておきます。
航空会社、渡航先の安全性を確認するのは今の日本では完全な自己責任になります。残念ながら日本のマスゴミやメディアの意見は全く参考になりません。
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Posted at
2025/01/05 00:09:40