
眠気まなこの僕に強烈な衝撃が走った!
僕のウチには朝の三時から三時半の間に新聞が来るのだが、今朝は5時前に新聞をポストから取り出した。
まだエアコンをつけたばかりの部屋は、冷たくて手をさすりながら新聞に入っている広告を抜き、新聞を読み始めたのだが、ちょうどまん中に来た時、その画像が僕の目に飛び込んできた!
見開き2ページに究極を表す「Z」の文字とマルーンのZ33が、これでもか!という存在感で僕の目を奪ってしまった・・
その瞬間、僕がかつて乗っていた240Zの雄雄しい姿が蘇った。
「スポーツカーに乗ろうと思う」
「Soul synchro machine」
そして次々と歴代「Z」のキャッチが頭をよぎり、身体が熱くなった。
確かに「Z」はスポーツカーだ。
しかし、かつては、新しいジャンルに挑むが如く「ワゴン」を画策したり、生き残りをかけて、いかに「安く」と「スポーティなエクステリア」を両立させるかを心血注いで工夫したもした「努力」のクルマでもあった。
真実 フェアレディ・ワゴン発掘:
http://carlife.carview.co.jp/User.asp?UserDiaryID=701173
一時期は大きくなり過ぎ、それが瞬間であったにしろ、その脈略を絶ってしまった不幸の時期もあった。
それが、また新しい姿で蘇って、拍手を持って受け入れられた事は記憶に新しい。
「欲しい」と思わせるクルマがだんだんと少なくなって来ている昨今、乗ってみたい、所有してみたい・・と思わせることの出来る数少ないクルマであるといえよう。。
最近の日産には、正直へきえきしているのだが、「Z」はかつてからの日産の息吹が感じられる唯一のクルマだ。
無知 自分の会社の事も知らんでなにが開発だ。:
http://carlife.carview.co.jp/User.asp?UserDiaryID=1279816
以前の日産には、そのブランドごとの成り立ちや歴史に基づいたクルマ造りがされていた。
それが、単純に売れなくなった・・いや、売る努力もしないで次々に自らが築いたブランドという文化を切り捨ててしまった事には、大いに怒りを感じるし、何とかして欲しい・・と常々思っていた。
歴代 スカイラインGTエンブレムに歴史を見た!:
http://carlife.carview.co.jp/User.asp?UserDiaryID=143324
血統 ブルーバードの伝統の証「SSS」の秘密に迫る。。:
http://carlife.carview.co.jp/User.asp?UserDiaryID=246030
そんなもやもやとした気持ちを、今朝の広告が吹き飛ばしてくれたような気がした。。。
もちろん、今の日産というメーカーの姿勢は変わらないだろうが・・・
そんな「ブルータス」の全面広告をみて、さっそくWEBであるが、内容を覗いて見た。
HIT THE ROAD Z :
http://www.brutusonline.com/features/z2006/index.html
そこには印象的なZ33の姿があった。
今日は会社の帰りに、ぜひ本屋へ寄って、これを買おうと思う。
久々に「ココロトキメク」何かに出会った朝であった。
ブルータス ↓
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Posted at
2006/03/15 10:36:36