
いやぁ休みの日というモノは、どうしてこうも早く過ぎてゆくのだろうか?つい先日、大晦日だったと思ったら、もう1月2日ではないか!
年始のお休みも残すは2日間のみ。さてさて、この二日間をどう有効に過ごそうか・・・と考えている次第なのだ。
ところで、年始の挨拶もかねて、何通かのメールなどなどを頂いたが、最近、徳小寺はJOG と、食べ物ネタしかUPしてないのでは?という痛い一撃を受けた。という訳でもないが、昨年末以来、粛々と調べていた リーフ の LED ヘッドランプ について、ようやくメドが立ったのでブログしようかと思うのだ。
「リーフ」なんだが、実におめでたい事に、そこそこ売れており、日産はエラク自信を深めているそうな。まぁ、これだけの量産メーカーが手掛ける、量産型電気自動車というのは、ほぼ初めてで、そこにかける日産の意気込みや熱意には大いに共感を覚えるが、僕は、正直言えば、
「他に
比べるモノが無いから売れてるだけで 、ライヴァルが本気で同等、そんな訳無いので、それ以上のモノが出てきたら、あっという間に売れなくなるだろう。」
と思っている。
リーフの最大の欠点は、そのデザインだ!空力や機能性を考えて考え抜いてデザインされているが、クルマとしての魅力は?と聞かれると、大いに疑問を感じられずにはいられない。
最近のトヨタ車の、みっともない位の、「プレスライン」に頼り切った、煩雑な線だけで書かれている小学生の描く自動車の様なデザインの方が、まだ正直マシで、締まりのない、ムーミンの顔をひっぱたたいて、伸ばしたようなフロントの造形は美しさを微塵も感じない。
全体的にも、ピリッとしたところが無く、デザインの優れた同程度の電気自動車が出たら、あっという間に、インフラの問題はあるだろうが、
「リーフの春」 は終わってしまう・・・と危惧しているのだ。
売れてる、売れてるで、いい気になっていると、
「没落も早いぞ!日産!」
と僕は言いたいのだが・・・
そのリーフなんだが、デザインはどうしようもないが、メカやエレキ仕掛けの部分は、さすがに社運をかけて開発されているので、それはそれで凄いと感服せざる得ない。
他の人が、なかなか注目しないが、僕が大いに注目しているのが 「LEDヘッドランプ」 の技術なのだ。LEDヘッドランプについては、過日 「AUDI A6」 のモノを激褒めしたばかりだが、
進化 ヘッドランプが進化中。
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/23705203/
単純明快、LEDを並べました!と言うだけでなく、排熱利用や光軸調整で他を寄せ付けない技術が・・・
複眼 AUDI A6 のヘッドランプも個性的だ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/23741597/
単純に見えて「リーフ」のヘッドランプは、レクサス、プリウスの第二世代 LED ヘッドランプやこの AUDI のLED ヘッドランプ より格段に進歩しているのだ。
単純に言えば、それらのLEDヘッドランプは、「消費電気が少ない」という、当然と思われているLEDの特色を生かし切れていない・・・という事実を皆が知らないという決定的な問題があるのだ。
具体的言えば、2007年5月に世界初で登場したレクサスの LED ヘッドランプは、片側50Wも電気を消費し、第二世代にスイッチした、三代目プリウス、レクサスHS250hやRX450hでも「33W」と少なくなっているが、何とリーフの LED ヘッドランプは
「23W」 と断トツで消費電力が少ないのだ!!
(そうそう忘れていたが、i-MiEVのLEDヘッドライトは、片側 30W だ。)
レクサスのヘッドランプは、小糸製作所製 で LED は、泣く子も黙る 「日亜化学工業」 。
一方のリーフは、 「市光工業」製 で LED は、LED の工作をしている人なら超有名な 「Philips Lumileds Lighting」 と ヘッドランプ や LED で鎬を削る、ヘッドランプと LED の 両雄 が ガップリ四つ を組む、外野から見る分には見応え十分のバトルが行われているのだが・・・・
さてさて、一体リーフの LED ヘッドランプ には、どんな秘密が隠されているのか?
明日のブログで明かしてゆきたいと思うのだ。
Posted at 2012/01/02 19:22:40 | |
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