
ネットを彷徨っていて、最近、目につくのが 「クルマの暖房」 についての話題だ。
クルマの暖房は、冷房と同じように燃費に影響するので、極力使わないとか、実は燃費に影響しない(ヂーゼル車やEVは影響が多大だけど、普通の内燃機関のエンヂン車は微々たるもの・・)とか、クルマの基本的な構造が分かっていたらと思うモンが実に多く見受けられるのだ。
もちろん、条件によっては「暖房」も燃費に多大以上の影響を与えるけど、冷房よりはかなり影響が少ないモノだ。
基本的に、暖房はエンヂンで発生した熱を利用しているのだが、
クルマの「クーリング」の基本的なしくみ。
冷房と違って、「冷媒」を圧縮するコンプレッサーが無いので機械的なロスは少ない。
エアコンの基本的な概念とレイアウト(参考図)
エアコンについては以前ブログしたので確認願いたいのだが、
冷媒 ウチのエアコン正常なのかしら?
⇒ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/358570/
これらの暖房の概念図と、エアコン(冷房)の概念図を比べて見れば、その差は十分に理解できると思う。
ただ、ここで注意が必要なのは、「暖房」の時に「AC」スイッチを入れると、今度はコンプレッサーが回るので、冷房時と同じくらい燃費が低下するという事をお忘れなくという事だ。
さらに困ったのは、この「AC」スイッチが何か知らない・・・・という書き込みが多いのにも閉口してしまったのだが・・・閑話休題
それから「暖房」についての最低限の知識と知って欲しいのだが、昔、GT-Rなどは、軽量化などの為に「暖房」さえオプションだった時代もあったが、今は保安基準で「暖房」は必須アイテムになっている事も付け加えておこう。
確かに、エンヂンの温度、冷却水の温度が規定より低い場合には、温度を上げるために燃料を濃くしたり、ヂーゼルに至っては、熱効率が良いので、暖房に必用な熱量が足りず、暖房時には燃料を濃くするので、ガソリン車に比べて燃費への影響が大きい・・・と言った事もあるが、それでもエアコンに比べたらという事も理解できると思う。
色々なサイトを見たら、
「燃費への影響が少ないので、暖房はガンガン使おう」
というのもあったが、過ぎたるはなお及ばざるが如しと言う事も頭に入れて欲しいと思うのだ。
しかし、僕が免許を取った頃は、少なくとも免許を持っている人は、こんな事は完全ではなくとも、知識として持ち合わせていたのだが、最近は、こんな事さえも分かららずに乗っているドライヴァーが多いのには驚いてしまう。
クルマが便利になって、何も考えずに乗れることは幸せな事なんていう論調もあるが、せめて構造くらいは知って、乗った方がさらに安全などに寄与すると思うのだが・・・
クルマとドライヴァーの関係について、また考えさせられる「暖房」のハナシであった。
Posted at 2014/01/03 12:03:54 | |
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