
新年会もピークを過ぎ、僕も予定ではクルマ仲間の新年会一つを残すのみ。去年忘年会は僕が幹事だったのだが、今度は一般参加と言う事で楽しみにしているのだ。
さてさて、前置きはさて置いて、良いなぁと思いつつ、その値段の高さから手が出ない「Dyson のコードレス掃除機」。
サイクロンテクノロジーとか、吸引力が落ちない(実際は落ちるんだが・・・)なんて良くも悪くも話題を振りまいているのだが、以前からある Dyson の掃除機もそうだったのだが、昨年秋に出たコードレス掃除機の構造図を見て、その疑念は確信に変化した。
こいつは本格的に過給機をやっていた連中が絡んでいるなって。なんたって、今度のコードレスの心臓部のモーターは、従来型のモーターの型式 「V4」 から、「V6」 に気筒数が・・・・いやいや型式が進化して、さらに姿形が過給機そのものになっていたからだ。
どう見ても、過給機そのものの姿形になった「V6」モーター。ディフューザーまで備わっている。
しかも、従来型同様に、こんなに小型なのに「ディフューザー」まで備わっていて、これは趣味なのか、本当に効率が良いのか?と凝った造りに思わず唸ってしまったのだ。
クルマに搭載される過給機だって、ディフューザー・レス に ノズル・レス が主流なのに、コイツには、立派な ディフューザー が備わっているのには驚く。過給機に関わっていた当時、中型、大型の過給機には、ディフーザーが当然の様にあったのだが、
画像のクラスでも、かなり小型の部類なんだが、ちゃ~んとディフューザーが有るのが分かるだろう。
クルマ向けには、ディフューザーなんて付いていなかったもんだ。
そんな事を思い出していると、もっと姿形の似たモノを思い出した。ムーライト計画というガスタービンのプロジェクトがあったのだが、そこで造ったインペラーの姿形が・・・・
高効率のガスタービンを目指して、セラミック・ガスタービンを試作していた・・・
まぁ、クルマや大型の内燃機関と違って、回転数の変動が少ないという有利な点があるのだが、ここまで拘って作っている Dyson には、正直、驚くやら呆れるやら・・・
どうせ、推理通りクルマ好きが開発したのなら、モーターの型式を、そうそう 以前紹介した ONKYO のアンプみたいに明らかにクルマ好きと分かる様な型式にした方が良かったかもしれない。
趣味 が高じて実益となるONKYOアンプの粋なネーミング
⇒ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/145444/
いやいや、もっと掘り下げて 「T3」 とか 「T25」 なんてなっていたら、もう悶絶モノだったかもしれない。(笑)
しかしねぇ・・・良い事は分かっているけど、コードレス掃除機に7万だの5万は、やっぱり出せない悲しい現実に打ち沈む今日この頃なのだ。。。。。
Posted at 2014/01/20 02:11:48 | |
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