あおい荘 と言えば食事が有名で、多くの旅サイトや宿泊サイトを覗いてみると、高い評価がされている。
やはり「旅」のだいご味は、景色を楽しむのも良いモノなのだが、食べ物が美味しいという事も大事なファクターだろう。
まずは今日の夕食のメニューを紹介しよう。
小さな宿なんだが、前菜から主菜、デザートへとしっかりとした流れがあって大いに期待できそうだ。
TOP 画像は前菜の画像なんだが、どれも見栄えだけでなく仕立ても凝っており、ピクルスも酸っぱさが抑えられており、実に食べやすいものだ。
味付けは、関東の宿にあって、濃いモノではなく、素材そのものが持つ旨さを引き立てる絶妙なもので、鮪や牛肉の風味も堪能できる。
こうした凝った料理だと、量が少なめなのか・・・・とも思ったが、御造りが来て、
これが三人前の御作り。とにかく新鮮で、見た目も綺麗に盛り付けられて目でも楽しめる。
そして主菜の 「鮪のほほ肉と豚すき鍋」の蓋を開けると、そのボリュームに驚いてしまった。
鮪と豚肉という、海の幸と山の幸のコラボレーションも驚くが、量もしっかりあって満足度が高い。
鮪と豚肉という、海の幸と山の幸のコラボレーションも驚いたが、その量は一人分としても十分なものだ。
ここで、鮪のほほ肉は、大きめの塊で入っているので、それをほぐしながら食べてくださいという事で、箸でほほ肉をほぐして、少し煮込んで食べると実に汁が染み渡って、まるで魚肉ではなく牛や豚のような触感も楽しめた。
豚肉と合うのか!?と最初心配したのだが、いやいや、僕のボキャブラリーでは上手く表現できないが、まったく違和感なく、おそらくすき焼き調に、生卵にくぐらせて食べる事もあって臭みなどもなく、どんどんと口に入って行く。
少し食べ進んだら、固形燃料がまだ燃えていたら、小皿の生卵を鍋の中に投入して、卵とじで食べても実に美味しかった。
そして次にやって来たのが、「ローストビーフ サラダ添え」なんだが、
ここまで来て、手のひらサイズで、しかも肉厚!それでいて柔らかくジューシー
そんじょそこらの、イオンなんて売っているモンとは別格で、手のひらサイズの大きさのローストビーフが二枚!さらに肉厚で実に食べ応えがある。
大きいだけではなく、実にジューシーで、ちょっと強めに噛むと、スッと切れてしまう。
いやぁ、もうお腹いっぱいと思っていると、ご飯と汁と漬物がやって来た!!!
普通、〆のご飯は白米が多いのだが、ここでは炊き込みご飯!豆ごはんが登場した!
普通は白米でさらっという感じなんだが、
あおい荘 ではとことん食事に楽しんでもらいます!という感じで、炊き込みご飯「豆ごはん」が登場した!!
ここにきて、炊き込みご飯で、しかも「豆ごはん」なのか!?という処は宿も心得ていて、ご飯は柔らかからず、固からずで炊き込まれており、不思議なくらいスッと入って行く・・・・
いやぁもうこれ以上は・・・と思ったところに、とどめのデザートの登場で、
デザートは味しっかりで量少な目。食べ応えで勝負だ!
量は少なめなんだが、味をしっかりさせて食べ応えある味付けとなっていた。
これなら「別腹」とは言いながら、お腹いっぱいの状態でも、美味しく最後まで食べ切って欲しいという作り手の思いなのだろう。
最近は美食なんて言って、確かに美味しいけど、良いものを使って手間暇をかけて作っているので少ない量でというスタイルが多いけど、考えてみると、僕が子供のころは、こうしたちょっとしっかりした旅館に泊まると、本当にお腹いっぱいになるくらいの料理が出ていたことを思いだした。
今回出てきた料理は、どれも作り手の気持ちや工夫が満載で、海の幸と山の幸が一緒になったりして、実に新鮮な気持ちにもなった。
これも一日に10組という少ない宿泊客を迎えて、如何に心地よく過ごしてもらおうという宿側の両親の一つじゃないかと思った次第なのだ。
Posted at 2016/08/13 10:57:30 | |
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