
Mercedes-Benz Connection を一回り堪能して、そろそろ打ち合わせに戻らなければと思い立ちドアを開けると眼前には、ダイアモンドホワイトの MAYBACH が。
まぁ、こういった「超」高級な車種になると、置いてあるだけで、キーが掛かっているハズ・・・と近づくと、なんとドアのロックピンは「フリー」!!
これは「めったに見れないぞ」という事で、慌ててクルマの周りを一回りして、フロントの禁断のドアを開けた。
現代の マイバッハ は、完全にSクラスの、飛び切り良いモデルになったが、その中身は!?
メルチェデス独特の「固い」音を立ててドアを開けると、そこには見慣れたSクラスの世界が。
ドライバーズシートに座る限りでは、見慣れたSクラスの世界が広がっているのだが。。。
確かに、現代の MAYBACH は、一連のSクラスの一つのグレードと言った風情なので、フロントシートに座ったイメージでは、特段の世界観は無かった。
ただ、相変わらず普通に乗るには、メルチェデスのシートの形状や固さは僕的には最良だという印象に関しては変わらないモノであった。
それでは、MAYBACH と言えば、通常の ロング から、さらに 200ミリ 伸延されたホイルベースが特徴という事で、フロントシートからリアのドアを開けて MAYBACH の本当の世界へと足を踏み込んでみた。
まずは、伸ばされたホイルベースのお蔭で、リアドアのオープニングの形が、通常のSクラスのロングとも異なり、ほぼ真四角な開口部なので、幅広いサイドシルの乗り難さは如何ともしがたいが、乗降に掛かる、身体の移動がずいぶんと楽な事が挙げられよう。
そしてなんと言っても、伸ばされた 200ミリ の恩恵は、
僕が古典的な日本人体形だという事を差し引いても、フロントシートまでの距離は長大だ。
とにかく日ごろ、レッグスペースが云々というのが馬鹿らしくなる位に長大で、旧来からの日本人体形の僕に至っては、どんな体勢を取っても、フロントシートに届きそうにない。
四人掛けの「ファーストクラス・パッケージ」になると、センターに巨大なコンソールが・・・
ここに置かれているのは、「ファーストクラス・パッケージ」という、四人掛け仕様のオプションなんだが、確かめるのを忘れたが、この巨大なセンター・アームレストの後端には、ワイングラスだか、シャンパングラスが付いてくるハズで、実に優雅な雰囲気をあじわう事ができるのだ。
フカフカモコモモコのヘッドレストと言い、本当に包まれるようなシートは快適で、その場から立ち去りたくはなかったのだが、時間も押していたので、ドアを閉め、もう一度周りを見渡すと、気になったのがタイアで、外径はデカいが幅がと思い確認すると、
さすがに20インチはデカいが、フロントの幅は 245/40R20 と意外に細身!?だった。
フロントは 「245/40R20 」 、 リアには 「275/35R20 」 という、思ったよりは細身のサイズの GOOD YEAR が履かされていた。
今回、初めて MAYBACH のハイライトである、リヤシートの世界に触れた訳だが、これまでの独逸車、メルチェデスの、突き放したような雰囲気からは想像できない、芳醇な世界が広がっていたことは、やはり実体験しなければ分からないモノだった。
ちなみに、この一番安い MAYBACH でも価格は、
一番安いのが \23,250,000 とリーズナブルに(笑)
「ファーストクラス・パッケージ」分が上乗せされているが ¥23,250,000- というプライスタグが掲げられていた。
そうそう、この マイバッハ なんだが、ここ六本木にある 「Mercedes-Benz Connection 」では、リヤシートに乗車しての 同乗試乗 もできるので、ミッドタウンなどに来る機会があれば、ぜひ、非日常の世界を味わって欲しいと思う次第なのだ。
今回は、偶然だったのだが、非常に貴重な体験ができた次第なのだ。
Posted at 2017/01/21 04:34:43 | |
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