
あまり僕はクルマに「音」以外のビジュアルを付けたくないのだが、僕以外の家族は、さすがに10時間近い移動を座ったまま・・となると辛いに違いない。。。という事で、リヤシートだけで楽しめるシステムを考えてみた。
最低限必要なのは、ビジュアルを再生する「プレイヤー」と、それを映し出すモニターだ。
セダンなので、フリップダウンは邪道だと思っており、取り付けは、やはり最近流行のヘッドレストにモニターを埋め込む方法か、オーソドックスにブラケットなどを使った取付の二者一択となった。
せっかくのレカロのヘッドレストをグリグリするのは如何なもんか?と思い、ここはブラケットを使った方式を選択した。
ここで問題なのは、レカロのヘッドレストを支える二本の支柱なんだが、これが純正のモノより幅が広いのだ。
一般に売られているブラケットでは、正直、支柱二本を挟めないのが実情だ。
そして、後方視界の悪化を防ぐ為に、リヤシートからモニターを見る場合に見づらくない最低の高さにする必要がある。
そこで選んだブラケットが、
キャストレードの「ヘッドレストTVアングル BT-5」 だ。正直、モニターの取付部の「剛性不足」だという評判でああったが、そこは後からナントカするという事で購入した。
実際に取り付けて見ると、やはりヘッドレストの支柱二本を挟むのは難しかったが、そこは若干追加工して何とか挟める様にして対応した。
モニターからの配線は、シート地に近い布地で袋を造り、その袋に「マジテープ(マジックテープ)」を貼り付け、その中に配線を入れて、シートの横に這わせた。
後は、良く売っているAVセレクターを改造して、リヤスピーカーへのスピーカーコードの間に挟み、映像を再生する時にはセレクターで切り替えて、リヤスピーカーにみから音が出るようにした。
さてさてプレイヤーだが、走行中にもディスクが簡単に出し入れできる場所・・となると、やはりリヤトレイしか思いつかなかった。
多少見栄えは悪いが、そこへ置いて、配線をしてみた。
まさか、素のままでプレイヤーを置くのは偲びがたいので、パイオニアの汎用1DINケースを買い、さらに近所の解体屋に投げてあったクルマのカーペットを切り取り、洗濯してグレーに染め直し、そのケースに巻いて見た。。。
これで、総額弐万円ちょっとの出費となった訳だが、実際に帰省で使って見ると、音楽に飽きた時に、DVDなどを再生すると、まったく子供も大人しく実に楽しくしている。。
リヤのスピーカーは、リヤの住人の真後ろで鳴っているので、意外に音量を上げずに済むので、フロントの僕には余り聞えないし、大体、後ろでDVDを見ていても、フロントのスピーカーは独占できるので、好きな音楽を聴き続ける事ができ、よくある子供やカミさんのDVDに付き合って・・という事は無かった。
まだまだイジリしろはたくさんあるが、取り敢えずはこのままで行こうと思う。
後は、こうしたAVの世界にはまらない?事が肝要なのだが・・・
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Posted at 2008/01/20 23:32:00 | |
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