前回からの続き...
ランチ代わりにお茶をしに立ち寄ったのは、ニコルコンペティツィオーネ
旨い珈琲を飲むだけなく、多様な話題で勉強になりました。
基本クルマに関係ない話題が多かったのですが、ブログでネタには出来ない領域?なので、そちらは割愛しますw
クルマの話しで興味深かったのはフェラーリのブランディングですね。
ブランディングって何? って人のために...
ブランディングとは、自社ブランドに対して顧客のロイヤリティ(Loyalty)や共感性を最大限に高めることで、独自の付加価値を創造し「競合他社との差別化を実現する」活動を指します。
ショールームに足を踏み入れた瞬間からフェラーリワールドなんですよね。
ショールームの中のデザインがCIに沿っているなんてのは当然。
それだけでなく展示車の並べ方、見せ方も全て統一
そして販売店の評価も売上や利益だけでは決まらないみたいです。
詳細は知りませんけど...
新車販売、中古販売、サービス、マーケティング、新規顧客、既存顧客、etc...それぞれにKPIが設定されているのかな?
全方向でバランスよく伸ばさないとメーカーからは評価されないらしい。
売ればイイってもんじゃないって事ですね。
それゆえメーカは、当然ブランディングに力を入れて...
顧客のロイヤリティと共感性を高めることを重視しているのですね。
クルマの性能(走る、曲がる、止まる)だけでなく、顧客のライフスタイルを全てカバーし豊かにする事の活動をする。
そしてフェラーリがライフスタイルの中心にあるのが理想と考えているのかな?
それを聞くと、
先日のコーンズの会員誌に書かれている内容も理解できます。
フェラーリのブランディングについて、お伺いすればするほど他メーカとの全く違う事が理解できました。
中古車の価格が下がらないのも単に人気があるからというだけでなく、メーカとしてブランディングを実施した結果なんですね。
「走り」に関してはフェラーリを凌ぐクルマはありますが、所有するオーナーのライフスタイルも含めての満足度では他社の追随を許していませんね。
これからの時代は、モノ(製品)だけでなくコト(ライフスタイル)も含めて提案する事が必要ですね。
そういう意味で、フェラーリは、他のメーカとは完全に差別化されていると思いました。
いやぁ、素晴らしい!
チョットホシクナッテキタ! ダケドムリダヨナー!
Posted at 2022/04/17 00:01:35 | |
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フェラーリ | 日記