民主・無料化・ETC・大衆…

注目タグの１位が「高速道路無料化」となってたので、サラリと見てみたら、どうやら昨夜のテレビで民主の議員さんが、一部の混雑路線では有料を継続する（しかもそれは選挙期間中は言えなかった）といった話をしたそうで、まぁ公約違反だの詐欺だのと、色々と意見が沸きあがってますな。

ん～…まぁ個人的には、そもそも無料化自体に無理があると思ってるし、べつに民主だからって、このような話の流れは変わらないだろうし、基本的には「あぁやっぱり…」ってのが本音だろうか。
まぁ政権移譲のはるか前から、ずいぶん早くボロが出たなぁって感じはするけど (^^;)
（べつに民主をどうこうは言いません。自民だって似たようなんだろうし）。

まぁ無料化になるコト自体に、とくに期待感もなかったからか、なんとも冷めた目で今後を見守ろうってところだが、むしろ大騒ぎな意見の噴出が、どうにも滑稽な感じもする (^^;)

滑稽ついでだが、この無料化のあおりでETCの買い控えやら、ひどい話だと「せっかく付けたのに…カネ返せ！」なんてのもあるようで、昨夜のテレビで「ETCは今後も必要」という話にも批判が噴出してるようだが…いつからETCは、料金徴収（料金値引き？）装置に、なったのだろう。
最近でこそ「ETCで安くなる」ってのだけがクローズアップされてたけど、本来はゲートを自動通過できる事による出入口の混雑緩和こそが、最大の目的だったんじゃ…

たとえ無料化されたとしても、そこは自動車専用道路。
完全開放されて、猫も杓子も勝手に入れるようには、ならないんじゃないかと思うけどな～。
…まだ日本にETCが導入される前、マレーシアだかシンガポールだかでは、ETCが配布され完全無料で高速道を走れる姿が紹介されていた。

まぁ理想的な姿だと思うし、まだまだ制度的には程遠いのが現状だろうけど、単純にETC＋無料化を掛け合わせれば、こんな形になるんじゃないかなぁ？

政治も政治だけど、勝手に都合のいい拡大解釈やら、簡単に周囲の流れに乗せられときながら、ちょっとでも意にそぐわない話になったり、目の前の損得だけで短絡的に、手のひら返して大騒ぎする大衆の姿も、ある意味くどいようだが滑稽に見える。
でもまぁ…キッカケはどうであれ政治に感心を持つことは、いいことなのかな。