
昨日は昼の勤務のみで、朝の出勤時は気持ち良さそうなオープン日よりだったが、ニュースで言ってたように午後からは風が強まり仕事も多忙になりながらも、なんとか定時で退勤。
試しに屋根を開けてみたが(笑)、さすがにタマらず10分ほどで閉めて帰宅し…
すでに遠回りの奥地じゃパラパラ白いモノが舞ってたので、積もる前に夏タイヤであるエイトのガソリン入れて、ついでに一回りしとこうと思いつつ、先に晩メシ食ってたら、その間に居住地方面でも吹雪いてきて、みるみる白い世界に (((゜д゜;)))
でも、まだ道は大丈夫だろうとエイト出動したが、奥地に進む手前から道もウッスラ白くなってて…
ある程度進んだところで見た目以上に、「思いのほか滑る!」と気づいて、その場でUターンし恐怖の中なんとか給油して帰宅 (^^;)
ま~あとは消化不良のまま、家でマッタリ過ごすかと思ってたら、程なくマーチ被りオレ仲間だった、
うめ子氏からメールが。
以前からマーチを降りるとは聞いてて、そのうち貰ったジムニー(もどき)に乗り換えてたので、そういう事かと思ってたら…
なんと、さらに「昨日、本命クルマが納車になった」ですと!
まだ嬉しくてドライブしてる最中と言うので、さっそく我が家まで呼びつけ横殴りの小雪の中、21:30からのプチオフに(笑)
会うのも何年ぶりか…ヒマな大学生から社会人になって以降…少なくとも震災以降は初めてだったかな。
して登場したのは…なんとワーゲンのエ■ス…えっイオス (;゚Д゚)!?
ゴホン…いや~そうきたか。
アタシ自身、よくは知らない類だったが、聞いた話+検索によると、ゴルフとパサートの中間に位置する車で、2000cc直4ターボと、3200ccでNAのV6があるようで…買いやがったのは250馬力ある後者のほうとか!
燃費は6km/L程との事で、ま~公称馬力と共に数値的にはエイトと、どっこいか。
そして今度は被りオレならぬ、メタルトップのオープンに!
以前から聞いてた話では、オープン(による雨漏れとか風切音とか)自体に嫌気が差したのかと思ってたが、さにあらず。
あくまで「ボロボロの幌」に起因する、マーチ離れだったよう (^^;)
元々はMT車狙いで、シトロエンあたり目を付けてたそうだが、土壇場でMTのジムニー(もどき)を貰えた事で選択の幅が広がり、馴染み車屋に「こんなんあるよ」と紹介されてビビビときたらしい。
てな訳で…さっそく試乗♪
さすが3リッター超だけあって、出だしはトルクフル。
以前の
ビーエム試乗もそうだったが、オルガン式アクセルが慣れないのも相まり、発進のたびグワンと飛び出してしまう (^^;)
雪のない街方向に進み、直線路で本領発揮…「おおおスゴイ!」とだけ、言っておこう (^^;)
エンジン回すと室内に、気持ちいいエキゾーストが響くが、持ち主も初めて聞いたってエライ感動して頂いた(笑)、
そして、このへんでオートマが…いや単なるオートマじゃなく、今や話題の「ツインクラッチ2ペダルMT」のDSGだと気づく。
アタシなりに知るところだと、日本ではお馴染みの一般的な…いわゆるトルコン式ATは、やはり日本の技術が抜きん出てて(そういやボルボもATは日本のアイシン製だったか)、欧州メーカーでは太刀打ちできないからと、「安直に」既存MTのシステムに自動変速機構を組み合わせたのが最初…と聞いた事がある。
前も書いたが前車時代、憧れのビーエムM3に試乗したが、これもSMGという同様のシステムで…まだ時代的に洗練されてなかったのか違和感ありまくりで、あるいはビーエム熱が冷めエイト購入に至る一因だったのかも。
でも、このDSGはクラッチをツインにし、片方を待機状態にする(?)とかで、操作からの繋ぎがスムーズになるらしく、いつしか人間がMTを操作する利点なぞ、もはや「クラッチを自分で繋ぐ自己満足のみ (^^;)」のレベルとは聞いてたが…
かろうじて雪が積もる直前って田舎道で、パドルシフトでチェンジしてったら…
うわ~ほとんどショックを感じないまま、とても「手ワザ足ワザ」じゃ太刀打ちできない最速チェンジで、グングン加速してく!
そして加速以上に感銘したのが、シフトダウンで勝手にブリッピングして、回転合わせてダウンしてくのが、高回転で車内に響く快音と相まり、実に気分が出る。
そんな世界があると聞いてたとはいえ、実体験して…そしてDSGを知ったのはこの数年だが、この6年落ちイオスで既に積まれてた事に、変速ショックと反比例して、アタシ自身は大きなショックを受ける。
ま~オートマ全般で、パドルやレバーでチェンジできるのは数あれど、自分の意志との違和感がかえって乗りづらく、結局そんなの使わずチェンジはDレンジ任せだったけど (^^;)、これは意思通りにチェンジできるので、今回は人生で最もパドルを動かした記念日(笑)
ただ裏を返せば、そんな衝撃を受け実際ものすごいのだけど、でも「今(MT)を捨ててまで欲しいか」となると…いわゆる「オートマチック」と呼ばれる中で唯一、ここまでのモノなら、「我慢して乗ってやっても良い」ってのが本心か(爆)
やっぱ運転に自己満足は大事。
っても、このアタシがオートマを「乗っても良い」っていうコト自体、超ド級の褒め言葉なんだけど (^^;)
ただ、例えば唯一のAT車歴(しかも、その頃はとくにAT否定でもなかった)だった90ツアラーV時代とか…それこそもしエイトが故障とか重なるような時期に味わったら、コロッと傾きかねない微妙で危ういレベルかも (((゜д゜;)))
そしてカーブも、この試乗レベルの限りでは、違和感なくスンナリ曲がっていくし、うっすら積雪程度でも不安なく走破できる。
どっちかってぇと国産の、いわゆるハイソカー(古)的な部類だと思ってたが、このエイト乗りをして楽しすぎて、予定より長い距離を乗り回してしまった (^^;)
さっき、ふっと思い浮かんだ言葉は、存分に「車らしい」。
戻る途中で、明るいトコでジックリ見たいとパチ屋の駐車場へ。
横殴りの小雪も収まってて、お約束の屋根開け実演も (^^;)
以前、一緒に
屋根開けツーリングに参加した、シルビア・パケラッタ(?)のように、ロボット漫画のごとく屋根が収まってく。
そしてオープンのくせに、屋根にはカラスのサンルーフまで付いてるっていう、なんとも贅沢な仕様。
ガラスに映るのは、心霊じゃありません(爆)
そんなこんなで、23時ごろまで堪能してしまった (^^;)
しかしまぁ乗り心地が良くて高級感がありながら、思いっ切り走っても楽しくて…そしてオープンエアーの満喫と、まさにイイコトずくめ。
こりゃ~いい買い物したんじゃなぁい?♪
フルチューン車とかで感じる別世界の凄さとは違う、なんというか自分の立ち位置にドンピシャで、久々に他車にドキュンときた、大きな感動と…ちょっとの悔しさ (^^;)を感じ…
今の国産車どもを見れば、この系統に後の世で日本ですらカーオブザイヤーを奪われたのも、仕方ねぇかと痛感した、試乗プチオフでした。
【余談】
そんなエイトでの消化不良から一転、いっきに消化過多となり(爆)、悪の呪文にかかったままでは先が危ういので、なんとか雪の融けた今朝はエイトで厄払いに励みましたとさ(笑)