
ダイバーシティ内・ガンダムコーナーの無料部分を見終え、コーナー外へ出ようとしたところ、ふと受付カウンター上のモニターに、有料エリアの残席情報が表示されてるのに気づき…
どうせ当日券なんて買えない、なんて噂を鵜呑みにしてたが、なんとまだ空席ありと表示が!
ここのメインは、何やら映像的なアトラクションのようだが、もう次の上映時間が迫ってたので、速攻で購入し入場。
いわゆる3D的なモノかと想像してたが、どうも手すりに掴まり立ったまま、ドーム型の天井に映るのを見上げる、なんとも変わったというか新しい造り。
いずれ上映が始まるが、外に立つ等身大ガンダムの変遷やら、今まで放送した番組の流れやらが続き、このまま終わるのかと危惧してたら…
後半…なるほど、だからドームなのかっていう、圧倒的な映像空間に。
感動して外に出ると、引き続き有料エリア内には「濃い」展示の数々。
トイレの壁には、格言の数々が!
まぁ、この有料エリアは撮影禁止と言われ写真もないし、コマゴマと語るのもマズそうなので、感想はこれくらいに (^^;)
しかしまぁガンダム…以前アメトークだったかな、土田晃之とかガンダムマニアの芸人が揃っての回で、彼らの熱さと裏腹に、観客のギャルたちが冷めまくってたのが印象に残っており、実社会でもそんなモンだと思ってたが、この有料エリア内でもアベックだけじゃなく、ギャル同士とかで来てる姿をケッコウ見かけ、しかもかなり濃い会話をしてたり…
その後、店内を歩ってたら、たぶん萌え~な店の、呼び込み(?)のメイドが、我らが手に持つガンダムショップの袋を指さし、
「あ~ガンダムー! 坊やだからさっ」
なんて話しかけられたりして案外、たぶん多くのガンダムマニアが自虐的に思ってるであろうより、女子にも受け入れられてるモンなんだろうか? (^^;)
さておき外へ出ると、だんだん薄暗くなってきた空間に、白く照らされるガンダムの姿が。
どうやら1時間おきくらいに顔が動いたり、穴から煙が出るショーもあるらしいが…
まぁべつに、その程度のを待ってまでは…と思ったのも正直なところだが (^^;)、歩き回って疲れたのもあるのだろう、結果的に座り込んで休んでるうち、その時間が近づき…
でも、その時間になって改めて案内板を見たら、さらに30分後だと勘違いしてたのが判明したが (^^;)、逆にここまで待ったからと、けっきょく開始時間まで居座る事に。
時間になり…煙が出て顔が動くだけかと思ったら、いきなりバックの建物外壁の照明がフッと消え…
ガンダムが照らされると共に、音楽が鳴りバックの壁に映像が映し出される。
もちろん顔は動いて空を見上げ、煙も出る。
時おり音楽のビートに合わせてガンダム各部も点滅し…
コクピットが開くと中にアムロが。
カイさんとの交信をベースにストーリーが進行し、予想外に豪華で幻想的なショーに酔いしれる。
あぁ顔と煙だけと思って帰らず、待っててヨカッタ!
【ガンダム夜のショー写真】
しかと見届けて、時間は20時近く。
予定外の晴海での護衛艦や、ガンダム有料エリアで時間を食い、結局お台場合衆国は見られぬまま、帰路につくべく駐車場へ。
屋上からの、お台場の夜景が美しい。
折しもフジテレビでは、27時間テレビが始まってた。
まぁ例年は、わざわざ見る番組じゃないけど (^^;)、車に乗り込んだ目の前の建物で、いま映ってるテレビを撮ってると思うと、感慨深い。
途上で今回も麻婆麺の店で食事し、0時ごろ佐野の集合場所に戻って解散した、世の学生は夏休み初日の旅。
思い返せば東京湾岸での、軍艦とガンダム…現在と未来・現実と空想の違いはあれど、ようは「戦争」に絡む内容だった一日。
そんなのを「カッケー!」と喜んで見てられるのも、世が平和だからこそ。
しかし多くの国民が、軽い気持ちでクソのような政党に投票した結果の、今の日本を見れば容易に想像がつくように、そんな平和なんて簡単に失われても不思議じゃないと、ふと思いがよぎる。
昼に見た自衛艦が、本当に「その役目」を担うときが、来てしまわないか。
空想のマンガと同じような、悲惨な物語が実際に起きてしまわないか。
我々の一人ひとりが、もっとちゃんと考えて、国の舵を取る《艦長》を選ばないと、あっという間に「運命を共にされてしまう」とも感じた、サマーにウォーズを考えた旅でした。
Posted at 2012/07/25 21:47:53 | |
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