
栃木の知人と、アタシの地元いわき市を訪れ、被災の現状を目の当たりにしたあとは・・・
ここまで来ならと、ダムマニアでもある彼と共に、四時(しどき)ダムへ。
アタシ自身、まだ彼とダムを訪れマニア道の教えを請う前に、何度か訪れたが、やはりマニアと一緒だと趣が違ってくる。
コンクリートの水門が真っ先に目に入るが、ダム自体は石垣を積み上げたロックフィル方式・・・らしい。
海の見えるダムって謳い文句どおり、ダム上からは太平洋が。
そして、驚愕の階段を登って展望ゾーンへ。
ここからも、また海がよく見える。
そして案内看板を見ると・・・近くに「高柴ダム」という所も、あることに気づき行ってみる事に。
当市の、いわゆる山間地帯である田人地区、アタシ自身も15年ほど前までの外回り業務以外では、ほとんど足を踏み入れる事もなく、あれこれ思い出しながらの走行。
しかし、いずれ進むと「井戸沢地区は通行止」の看板があり、その先本当に通行止め。
一旦戻って、ちょっと遠回りでダムを目指し、またも近づいたところで通行止の看板が出てきたが、こちらは道の半分は通れるように開けてあるので、そのまま進む事に。
このへんで思い出したのが、先の「井戸沢」って地名、どうも聞き覚えがあると思ってたが・・・まさに大震災のあとの地殻変動で活動が活発化し、4/11の巨大誘発地震を引き起こしたのが「井戸沢断層」。
大震災では震源のひとつが「福島県沖」で、それも今なお余震が続いてるが、もひとつ「福島浜通り」と表されるのが、こちらの地帯。
なるほど、ならば各所の通行止も納得だし・・・まもなくダムってあたりでは、まさに「震源地帯のど真ん中」を容易に連想させる崩落の跡の数々。
そして辿り着いたダムは・・・立入禁止で、離れから外観を確認できるのみ。
マニアには堪らぬ放水も垣間見えるだけに、じつに惜しい。
さてそうなれば、いつまでも震源地帯に長居は無用、とっととこの場を後にする。
余談だが、この日の夜中・・・揺れを感じるほどではなかったものの、まさに「福島浜通り」が震源の地震が、確認しただけでも立て続けに2回は発生したのを、テレビの速報で確認できた ((((;゚Д゚))))
18時前に街うちに戻り、ちょっと早いが晩飯に。
今回も、アタシが在住時に気に入ってた焼肉定食を。
19時すぎに食い終わり、まだ少し時間も早いので、集合場所近くのファミレスへ行くが、着いたら真っ暗 (;´Д`)
そういや以前、食中毒を出して営業を自粛してたファミレスだが・・・でも最近再開したとも聞いてたので、ガッカリ。
まぁ近場じゃ他にファミレスもないし、アタシも翌朝からは仕事だが、つい地元=すぐ帰れると思ってたけど、実際はこれから転勤先まで戻らなきゃならない身。
そんな意味では、いい頃合でもあるので、ここでお別れ。
高速の磐越道ジャンクションまでランデブーするが、アタシが通行券を取る隣を、被災証明のない彼がETCで駆け抜ける・・・
まだETCが普及する前の、悔しい気持ちを思い出す(笑)
そして、ほどなくのジャンクションで最後のお別れ。
その後は、粛々と転勤先に向かうが・・・ちょっと手前のインターで、本線すぐの所までの出口渋滞を見かけ、どこで降りるか迷い・・・
いつもなら、東北道のジャンクションに入るところを、そのまま直進し磐梯熱海インターまで。
先月のお盆時期には、ここも結構な出口渋滞だったが、反対車線からなら少しはマシかって考えに賭ける。
そのインター直前では、反対車線の本線でも渋滞が。
そしてインターを降りると・・・あああ上りも下りも、結局は料金所前で合流するんだった (×ε×)
もっとも反対車線からは、合流のはるか手前から渋滞。
今回は合流後、10分ほどで料金所に辿り着き、21時前に帰宅した帰省旅でした。
【ダム巡り写真】
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Posted at
2011/09/20 23:33:08