
高萩市の花貫ダムから北上し、同市の小山ダムというところへ。
折からの雨も、さらに激しさを増してきたが、その甲斐あってかついに、上部から放水する姿を初めて目撃!
…っても放水口は小ぶりで、位置も中腹くらい。
ダム形状を見るに、もっと水が溜まると最上部から、あふれ落ちる仕組みのよう。
また、今まで見たような怒涛の勢いもなく、ダラダラと流れ落ちる様は当初こそ迫力に欠けたが、でもそ
れなりの高さから流れ落ちる水の筋も、これはこれで風流。
その後、上部へ至り大雨の中しばし徘徊するが…傘を差しても全身ズブ濡れ。
彼もズボンこそビタビタで気持ちわりぃと連呼するが…なぜかアタシは上半身も水びたし (^^;)
齢四十を過ぎて今さら、俺って傘の差し方に問題あるのだろうかと、気になってくる(爆)
そこから、さらに北上して北茨城市内の水沼ダムを目指すが…
ここを結ぶ山道は、「オイラーズ峠」と称される、有名な走りのスポット。
由来は、90年代前半ごろ発表された「ヘイ・オイラーズ」というVシネマ。
当時たまたま、よくこの手のビデオを借りて録画してた同僚から、首都高トライアルなどと共に借りて見た記憶があるが、かいつまんで説明すればヤンキーの主人公(金山一彦)と、都会帰りのイケメンが、ヒロイン(中村由真)を掛けて、新旧スカイライン(32Rとハコスカ)で勝負するってもので、そのロケ地がこの山道だったとか。
ヤンキーのドラテクを鍛える、古文の先生(しかし裏の顔はドリフトキング)の役で、土屋圭市氏が男優をしてた (^^;)
…この山道、地元からも1時間弱で来れるので、転勤前に何度か訪れた事もあるが、それが「オイラーズ」絡みだと知ったのは、ずっと後になってから(多分この2~3年くらいか)。
確か当時は、どこかの掲示板か何かで、「花園地区の広域農道が楽しい」って話だけを元に、地図で探して来てみたんだっけかな?
まぁコース自体が、そうエキサイティングって訳じゃないけど、逆にいわゆる身近な「走り屋スポット」と呼ばれるトコより、そうしゃかりきにキバらず長い距離を楽しめるのが、気に入ってた記憶がある。
ただ、冬でも滅多に雪が降らない浜地方だが、夏タイヤのままツアラーVで訪れ、この道に入ってコーナーを抜けた途端、一面びっちり雪が残ってた時は、死ぬかと思った想ひ出も (;゚Д゚)!
てな訳で久々に通ったものの、天候は大雨のまま…
走りも景色も不完全燃焼のまま、走り切ってしまったのが正直なところ。
でまぁ突き当りを左折し、水沼ダムを目指すが…
当時、訪れた最端を超えると、いきなり道幅が狭くなる。
いずれダムに辿り着くも、いよいよその先は車は通っちゃイヤンと看板が掲げられた林道。
必死でUターンし、かろうじて事務所前のスペースに駐車して拝見。
けっこう歴史を感じるダムで…まぁサッと見て退散 (^^;)
駆け足で茨城県内を巡り、とっくに昼を、いや大抵の食堂が昼休みに入ってる15時も過ぎたが、ここまでの狭い道中に、のれんが掲がってるソバ屋があったので、戻り道で突撃する事に。
っても店は小高い場所にあり、彼のライトバンはともかく、ウチのエイトじゃ擦ってしまう可能性もあり、慎重に登り…ぎりぎりセーフ!
時間が時間だけに、我ら以外に客はないが、こんな天気でも途中で見かけた釣り客の需要があるのか、こんな場所でも営業できてるらしい (^^;)
彼は、どうやら晩飯の事を考えたかシンプルに盛ソバを、そしてアタシは今までの空腹や、ズブ濡れで冷えた事もあり、豪気に鴨ソバを注文するも、やはり夜を考え迷った末に大盛は控える。
…それでも出てきたのは、一般的な大盛をも超えるようなサイズ (((゜д゜;)))
まぁ普通盛でも350グラムのソバを使うとか、話好きなオバチャンがずっと脇で、うんちくを語る (^^;)
しかしまぁ、地元いわき市の西方にある本格カレーを食わす店や、福島ラリーで訪れた定食屋など、なんか昨年あたりからウザ…いや楽しい話をしてくれる店に、よく巡り合うなぁ(笑)
そんな、んまいソバをたいらげ、若干腹に苦しさを感じつつ、東に向かう。
次は茨城と接する、地元いわき市の南方にある有名な運送会社を目指そうとするが…
続く。
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2012/06/17 22:05:52