
この週末も、互いに土日の連休ってのもあり、例の栃木前車仲間からお誘いが。
何かないか調べたら、東京ビックサイトでの自動車ショー、横須賀での海上自衛隊イベント、地元いわき市での海祭りや花火大会など、魅力的な催しもあったが…
ま~この暑い中、わざわざ人混みには行きたくないって思いが勝り (^^;)、今回ダムマニアである彼から話の出た、奥只見ダムへ出かける事に…
昨年、手前の
只見・田子倉ダムを訪れたが、その先の奥只見へは直通って訳にはいかず、ついでに行けそうな場所ではない。
また昨年訪問の翌月、新潟・福島豪雨でこの界隈も大きな被害が出たので、そんな意味でも気がかりな場所であった。
当初、彼にこっちまで来てもらうつもりだったが、調べたら彼の住む佐野から、関越道で新潟周りで行くほうが、よっぽど早いと判明 (^^;)
実際ダムも県境に立地するが、所管は新潟県らしい。
まぁ今回はエイトが修理中で、現地までも彼に車を出してもらう事になるので、こちらから佐野へ出向く。
相変わらず那須近辺の、反対車線は激混み。
彼のツアラーVに乗り込み、いざ北関東道→関越道へ。
10kmを超えるという、関越トンネル手前のSAで小休止。
おお、フルエアロのカッコいい86が、ツアVの脇に。
乗ってたのは、中年夫婦。
なかなかメーカーの目論み通り、たくさんの若者に乗ってもらうって感じには、ならないようやね~。
長いトンネル内で新潟県に入り、抜けると名前は聞いた事のある、越後湯沢。
「私をスキーに連れてって」でも、出てきたっけか?
なるほど、新潟南端で首都圏にも近いから、人気なのね。
このガーラってのは、まんま駅からスキー場に直結してるらしく、以前久々に再開した東京に住む前車仲間は、新幹線でブラリと立ち寄り、ひと滑りして帰るらしい (^^;)
立派なリゾートマンションが乱立するが、バブル以降すっかり空室だらけだとか。
そういや以前テレビでも、いよいよ2万くらいで売りに出た、なんて見た気がするなぁ。
そんなこんなで、魚沼市の小出というインターで降りる。
この魚沼市、福島県会津と接し、前述の昨年大水害でも被害が大きく、正直そのニュースで名前を知った所。
降りてすぐの、未知の液で情報収集。
ついでに昼飯も、ここで済ます。
出発しようとしたら、ツアVのサイドステップのネジが外れてたってハプニングもあったが、再装着しいざ奥只見へ。
このへん、よほどの豪雪地帯なのか家は高床式、とくに1Fがコンクリ固めの車庫や倉庫にしてる家が多く、中には年代物の家でも、あとからカサ上げしたような感じのトコも。
また車庫や倉庫、しいてはバス停からコミ置き場まで、ドーム型の建物が乱立し、まるで違う国に来たような感覚。
会津側…でも、こちらから若松あたりまでの間では、さすがにあまり見ないかな~?
そして、ダムへ繋がるシルバーラインという道路へ。
料金所らしきのがあるが、今は徴収されてない模様。
彼いわく「飽きるほどトンネルが続くらしい」との事で、まぁトンネルが続くが…
中は狭く、岩がむき出しで不気味さを感じるほど。
狭いのにバスやら大型工事車両も多く、カーブでは前走のミキサー車と対向の観光バスが、なかなかスレ違えず数珠つなぎになる一コマも。
途中、トンネル内なのにT字路で曲がって外に出る場所が。
どうやら、尾瀬のほうに向かうトコらしい。
だからバスが多かったのか…
あとから見た看板によるとトンネルは19ヶ所で、後半は1~3km超のも多く、22kmのうち18kmがトンネルというが…
トンネルの間隔が僅かだったり、しいてはソコすらスノーシェードで覆われたりして、大半が「トンネルを抜けた」って実感も少なく、先の関越トンネルなぞ霞んでしまう。
道中は路面も悪く、車もポンポンと弾むが…いずれそれが心地よく、ずっと続く暗さと相まって、ついウトウトとしながら (^^;)、最後のトンネルを抜けると…そこは奥只見ダムだった。
続く。
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Posted at
2012/08/05 20:10:11