
エイトからユーロRに乗り換えて、間もなく5年。
そしてマーチからロドスタに乗り換えてからの4年間が、今の2台体制の期間。
以来、これから後述する基本的な雑感は当初からだが、とくにこの1年間は東京転勤で乗る車がドチラかに偏ったり、その間や地元に戻ってからの入庫で乗り味が変わったり良くなったり、また戻ってからもロド故障で長期入庫だったりを経て…
そんな雑感も、より明確になったり微妙に変わってきたりも、してるかも。
そんな変遷を経て、ここ最近になって感じてた正直な思いは…
ロドスタの「エンジンの官能」が、VTECに比べて物足りない。
もちろん、これは当初から変わらぬ違いではあるが、ではなぜ最近になって思いが増してたのか…
1つは、関東在住中に
ユーロRだけを持ってってた頃にも感じたが、地元に戻ってからも上記のようにロドスタ長期入庫でユーロRだけに乗り、VTEC官能が余計に「当たり前」になった裏返しで、ロドの物足りなさを更に感じたのだろうか。
そして関東時代に比べ、ユーロRは地元の入庫で操安性が増して、より本領発揮を楽しめてるのに対し…
ロドはロドで復活後のショック調整や、先のハンドル交換で同様に操安性が増した事で、逆にエンジン性能が追い付かなくなり、物足りなさが際立ってしまってたのかも。
ただこれ、決してパワーや速さの話ではない。
そりゃ、もすこし速くと思わない事もない場合もあるが、でも軽量ボディには1800ccでも実速はともかく、現実的な走行で速度が遅いと感じる事は、ほとんどない。
ん~なんだろう、パワーやトルクの出方がVTECのほうが刺激的なのと…やっぱ体感する「官能」の差なのかなぁ。
とくにロドが復活して久々に乗ってみると…グワッと踏み込んで、とくだん問題ない速度域に達しながらも、無意識にもVTECが切り替わる「もうひと伸び」があるような気がして、アレッ?となる感覚も、より鮮明になってるのかも(^^;)
余談だが、こんな事を思い書いてるうちに、ふっと感じたのが…
んな両車のイイトコ取りしたのが、S2000なのかな?とか。
もちろん過去からも興味はあった車だし、こんな近況でさらに惹かれるのも否めないが…
ただ昔エイトに乗ってた頃から見かけた記事で、NAロータリーに比べS2000は刺激的で…でも車に「もっと飛ばせ」と常に強いられてる感覚が、どうも疲れてしまうって感想は、実際エイトに乗っての実感だけでも、その裏返しとして充分に想像はできた意見。
それは現に、S2000よりはマイルドであろうユーロRのVTECでも、エイトと比較すると同様に感じる部分もある。
実際…関東在住中のアコードは日常じゃ、どこもかしこも「街」ばかりでVTECを生かしきれず、楽しく乗れる場も限られフラストレーションが溜まり気味だったが、ロドに入れ替えてみると「どこでも楽しく走れる」のを、
身に染みて実感していた。
となるとS2000は「イイトコ取り」ばかりではなく、あるいはアコード以上に、常にカッ飛ばしてないと欲求不満になるのかも、しれないなぁ。
そっか…そう思うと、都会で1年間の「足かせ」をハメられたような日常から、普通に本領発揮できる地元の生活環境に戻ったからこそ、よりエンジンの差も実感してるのかも。
ただ、まだ今は足かせから解き放たれた反動で、本領発揮の場面だけで比べがちだが、だからって田舎でも100%本領発揮できる訳でもないし、こうして思うとトータルではロドの「刺激のない良さ」も実在してたんだよね。
ロドスタはマツダ自身のコダワリで、ロータリーやらターボやら、現行でも幌仕様には2000㏄を載せず1500㏄のみなど、「あえて高性能エンジンを載せてない」のも、カッ飛ばすだけが価値ではないって狙いなのだろうね。
刺激的だったり高性能であるがゆえに、得る事ができない良さってのも、振り返るとアタシ自身も実体験していた。
生活環境から乗り味まで、ここ1年で色んな変化もあって、偏った魅力だけに注目しがちだったが、シャカリキに飛ばしてこそ面白い車は、1台あれば充分。
ウチの場合はオープン・クーペと4ドアセダンが、一般的なイメージとは逆ってだけで(笑)
ちっと盲目になりがちだったが、人や積載を考えなければ、むしろ走行感覚は「万能車」なロドスタの魅力を、思い出せて良かった♪
…仮にS2000が欲しいとか思ったとしても、どのみち高騰してる今となっては買える値段でもないし、迷ったところで仕方がないが(爆)
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2021/06/23 08:16:10