
実家で一夜を過ごし、迎えた土曜の朝。
久々にエイトが戻った嬉しさもあるんだろうが、実家住まいの頃は当然と思ってた、庭に停まる愛車を居間から眺めるのも、また格別。
今回は水戸に住む姉が、同窓会出席で帰ってくるのも帰省した一因だが、こちらに来るのは夕方になるらしく、本当にアタシとは入れ違いになりそう。
まぁそんなら、無理に家に引きこもる必要もないので、久々のエイトを堪能すべくブラリと外出。
新舞子の海岸通りに行ってみるが、一部は崩落したまま片側通行が残ってるものの、かつて大規模に崩落し、その後ジャリ道で簡易通行できるようになってた部分は、きれいに舗装されていた。
道沿いの家々は、やはり基礎しか残ってない部分が多いが、ポツポツと建ってる家も以前はガワだけ残ってる感じだったのが、補修したのか建て直したのか、再び人が住み始めてる光景が。
この四倉町で盛んだという、ソースかつ丼の有名店も、復活してた。
余談だが、この地の別のソースかつ丼屋は現在、転勤先の郡山で店を再建されたと、最近知った。
そこも、いずれ行ってみんとなぁ。
そして近くの道の駅も、ちょうどこの一週間前に、華麗に復活したというので様子を見に。
これらの店、そして人々の生活も着々と復興していく姿を垣間見て、まぁ考えるところもあれど、素直に嬉しく思う。
さて今回は、やはり復活したエイトを堪能するのも目的なので、まだ立地が少なくガラガラで走りやすいイメージの、某工業団地へ。
もっとも以前より工場も増えたようで、普通に奥まで行ってみたら…
一番奥の空き地部分にも、仮設住宅が並んでおり、先ほど感じた復興も、まだまだ遠い現実を思い知る。
その後は久々に、やはり気持ち良い走りを楽しめる、通称「山麓線」へ。
転勤前しょっちゅう通ってたが、当時の往路でよく行き着いてた場所は、あれ以降「警戒区域」となり入れず、この事にも思いが募る。
その道に差し掛かろうとしたところ…今回の帰省を存じてる、みん友・あじ.さんから連絡があり、落ち合う事に。
この山麓線まで来てくれるとの事で、その間に程よい距離までの往復をこなし、コンビニで待ち合わせ。
エイトに乗りたいというので試乗して頂き、途上で以前仕事で通ったというアンモナイトセンターへ立ち寄る。
この辺、昔はドラえもんの映画でも取り上げられた、有名なフタバスズキリュウの化石が発掘された場所で、この20年くらいで、こんな施設ができてきた。
近年じゃトキオの番組でも、この地へ化石発掘に訪れてたみたい。
もっとも、このアンモナイトセンターは、できた時には既に社会人だったので、今まで訪れた事はなく…今回も中には入らず… (^^;)
放射線量を示す、モニタリングポスト。
このへん、いわき市の北限で震災直後は、30km圏内の「屋内退避区域」だった場所。
それだけに今でも、いわき中心地より倍くらいの数値だと言うが…
でも、いまアタシが住む転勤先の郡山より、半分にも満たず。
この北の一部分が30km圏内だったせいで、いわき市には誰も来たがらなくて物資が届かず…結果的には、より線量の高い郡山にばかり物資が届いていたという。
当初の同心円な設定が、いかにナンセンスだったか改めて思い知る。
【ここまでの模様の写真】
さて、あじ.さんばかりエイコに乗りまくってウハウハでは不公平なので、次はもちろんアタシが、B子の小柄なボディを存分に…(*´д`*)
続く。
Posted at 2012/08/20 22:01:40 | |
トラックバック(0) | 日記