
先般、警察24時だったかな、お泊り休憩中に見ていたら、交通鑑定人のコーナーが。
事故を偽装して保険金をせしめる野郎に対し、真実をあぶり出すってもの。
うち、メーカー曰く「SPORTS CAR」と
代名詞で呼称する車で、公道で動物を避けスピンしガードレールに当たったとして、修理費として数百万を保険会社に請求されたのを、保険会社の依頼で調査するという内容が。
まぁガードレールと傷の高さが一致しないとか不審点があり、同僚への聞き込みからサーキット走行が趣味だと割り出して…
実は保険金の出ない走行会で事故ったのを、公道での事故と偽ったのがバレたというもの。
けっきょく実費以外に、余計な出費まで重なったという顛末だが…
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さて実はアタシも前世紀の末も末、SUGOサーキットで事故った事がある。
それも本来の走行会じゃなく、ペースカーの後ろを何周かついていく「体験走行」で、しかもアタシ自身が企画・幹事をつとめ数十台が集まった、クラブの集会で(^^;)
当時まだ走行会の経験もなく…だからこそナメてかかって、しょせん体験だからと酷使したタイヤのままだったが、当日は相当な土砂降り。
それでも全開には程遠いからと、わざわざトラコンもOFFにしたりしての愚行。
あの頃よくレース観戦でも見てたSUGOのマーシャルカーは、プレリュード。
大雨の中では何気にハイペースで、あぁレースでも見た通りFFは雨に強いんだなと、横に滑りガードレールが迫る中で冷静に思ったり(^^;)
その際のツアラーVは新車購入から半年程度…修理費が120万円+突っ込んだレインボーコーナーのガードレール弁償代が30万円で、そりゃあ目の前が真っ暗に!
でまぁ一応、保険の代理店に連絡したら、ガードレールは無理だけど修理費は出してやる、との返答(:゚д゚)!
お~大丈夫なんだ!と安堵したが…後日、やっぱり出ねぇと(爆)
そうなってから知った真相は、どうやら代理店では今回TVと同じく道中で事故ったと申請したようだが、保険会社の本体がサーキットに出向いて、そこで事故った事を調べてバレたとな(^^;)
事故現場がサーキット近くで申請したから、不審に思ったようだが…
まだ若かった時分、もっと違うところで事故った事にすりゃ良かっただろうとか、ヘタにヌカ喜びさせられて余計にショックが大きくなっただろうと、当時は恨み節も出たのが正直なところだが(^^;)
んで、そんな顛末を友達に話したら、そ~ゆ~時は実際にガードレールにブツけて、それを写真に撮って提出すればイイんだよと吹き込まれて、そんな手があったのか~!と、先に友達にも連絡すれば良かったと後悔したのも本心(^^;)
結局は自腹修理となり、我が人生でも未だ最大級の「痛い授業料」となった案件だが…
でも今回、ほぼ似たような手口の内容を見て…
仮に方法を聞いたとして口車に乗って、そんな偽装をして鑑定までされてバレたらと思うと…
また現実の結果は代理店の判断でやった事なので、アタシ自身の罪悪感はないが、これでもし成功してたら…
それこそ自身で偽装し成功なんてしてたら、こうして今になって事の大きさを思い知り、それでも「俺は、せしめられたぜラッキー!」なんて能天気に思えるものか…(^^;)
失敗にしろ成功にしろ、そこまで手を染めてしまったら、金額の大小を問わず立派な詐欺師。
こんな歳になってまで、そんな罪悪感にさいなまれるなら、まっとうな結果で終わって良かったと、今さらながら思う前世紀末伝説でした。
Posted at 2022/08/31 21:19:22 | |
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