
最近ふと思い立って、タイヤやブレーキなどを順次、パーツレビューに載せてたりするが…
どのパーツにしても共通するのは、走行会まで行く割には、それほどハードなモノは選んでないって事か。
まぁ通常走行の延長で、タイム出すより楽しく走ろうって意識だったり、運転技術的にも「これで充分」って思ってたも正直なところ。
で昨日までの帰省で、このタイミングでむか~し買ったクルマ本を実家で見つけて持ってきたけど、こんな記事に影響されてたのも、あったのかな。
さて、この一年くらいエキスパートの知人に、だいぶ運転が上達したと褒められる。
シフトチェンジがスムーズになったって話に始まり、先日いっしょにラーメン食った帰りに彼のヴィッツを運転させてもらった時は、「カッコつけのアウト・イン・アウトじゃなく、車の姿勢を崩さないようにラインをとって曲がってる」みたいなお褒めが。
まぁ彼自身はFRを極め、ヴィッツは2ndカーとはいえ初のFF。
それゆえの戸惑いもあるようで、むしろあまり考えないで乗ってるアタシのほうが、馴染んでるのもあってのお褒めだろうし、実際まだまだドラテクを語るなど、おこがましいが (^^;)
ただ、一応は上達したって事を意識したうえで、改めて昔の本を見てみると、少なからずパーツの選択というか、車の仕上げ方もいい方向にいってたのかな…と思わせられる。
前述のとおりパーツを選ぶ際は、通常の使い勝手を考慮したうえでの、「これで充分」って思いだったのだろう。
そして本の記事には、ソフトな足のほうが荷重移動が分かりやすく練習になる…といった事が書かれ、それを分かったつもりでもいた。
でも運転歴20年のうち、初心者の域を脱してからの大半は、そう変わり映えしなかったんじゃないかと思う。
知人とも10年来の付き合いだが、では何故この1年かそこらで、うまくなったと言われるのだろう…
結局ね…何度も反復して運転を繰り返すことに、尽きるのかなと思った。
転勤しアパート1人暮らしになって、3年強。
自由な振る舞いが許され、さらに夜勤職に出戻って時間の余裕も増え、そして転勤先はちょっと移動すれば楽しい道が多く、まぁヒマさえあれば昼夜を問わず「ブラリ」と称して、何度となく同じ道を走ってばかり (^^;)
それまでは、そんな環境でもなかったし、いま思えばダラダラ走ってただけだったけど、それじゃ一定以上の上達はしない。
「それなりの楽しい領域」で何度も走り、そして…単に限界が低いって訳じゃなく素直な操作が出来る前提で、かつさほどハードじゃない仕上げ方が、ちょっとした違いでの色んな挙動を体験できて、知識として分かってるつもりでいたのとは全く別に、無意識にも「怖くない安定した走り方」が、身についていったのかな~。
エイトでも思い返せば、図らずも「乗り手を育てる」感じに仕上がってたのかな…と思わせるが、とくに顕著なのがマーチを、しかもスタッドレスで納車してからか。
少し気を抜くと簡単に破綻してしまうから、それこそギリギリ姿勢を崩さないように、なってたんだろうね。
んでスタッドレスから夏タイヤに戻しても感じるが、とくに一時期エイトにネオバを履かせてた時など、簡単にスパッと曲がるから…グリップや剛性に任せて、かなり操作が雑になった自覚もある。
まぁ車自体も、ハイパワー車に比べて全開にしやすいのも、精神的余裕に繋がってると思うし、パーツにしても足やタイヤに限らず、総じて緩い部分があるのが、分かりやすいうえ安心できるのも、あるのかな。
車の限界ばかり上げて、オリャッとばかり操作してたら、そりゃ上達なぞせんわな~…と今さらながら本の記事を振り返ると、知識じゃなく実体験として、よく分かる気がする。
余談だが雪の降らない地元で、それでも万一を考えエイトで18インチの冬タイヤを履かせてた時は、遠出するにも勿体ないって思いがあったが、マーチの14インチじゃ乾燥路でも惜しげなく思いっ切り走れるのも、結果的にいい方向だったんだと思う(笑)
Posted at 2010/01/29 12:18:43 | |
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