
・・・続き。
急きょの予定変更で、パシフィコ横浜まで訪れた「ノスタルジック2days」。
古い名車の数々にも、心ときめくが・・・
この日いちばんの目的である、トラック野郎の一番星号へ。
トラック野郎・・・小学2年くらいから始まった映画で、親に連れられ見に行ったらスッカリはまって、以降全10作まで年2回の公開、ほとんど見に行っただろうか。
世はスーパーカーブームでもあり、アタシ自身も大人になったら、カウンタックかフェラーリか・・・それともトラックに乗るか、本気で悩んでた気がする (^^;)
また、そんな時代だけあって、同時上映が実写版の「サーキットの狼」だった時は、興奮して夜も眠れなかった記憶が(笑)
まぁ小学校を卒業するかどうかって頃に、ほとんどトラック熱は冷めたが、近年はこのトラックマニアな栃木人にそそのかされ、わざわざ関東の運送会社まで
トラックを見に行ったりと、また燻り始めてきたのは記憶に新しいところ。
ついでだが、まだ漫画でも始まったばかりの「こち亀」が、せんだみつお主演の実写で同時上映だった時も。
直後に近所の商店で、出たばかりの単行本「第2巻」を見つけ、「あん時の映画だ!」と少ない小遣いはたいて買って以降、学業を終えるまで100巻以上の単行本を揃えるようになったのも、トラック野郎がキッカケといっても過言ではない。
またシリーズ中、地元の「常磐ハワイアンセンター」が、舞台となった事も。
そういや、その後に劇中のトラックがハワイアンで展示され、見に行った事も思い出した。
折しも、リニューアルし今に至る「スパリゾート・ハワイアンズ」、昨年の震災で甚大な被害を受け、今月完全復活を遂げたばかり。
間もなく震災一年を迎えるにあたり、生まれ育った地のシンボルの復活と、そこで活躍し、またその場まで見に行った「夢中になったモノ」との再会・・・ふっと思いがリンクし、感慨深くもなってくる。
さて、同行したトラックマニアから乞うた教えは・・・
当初は予定のなかった2作目以降もシリーズ化されるにあたり、新たに調達されたトラックが、以降10作目まで外装を変えて使われたが、その後しばらくは映画会社が所有しイベントなどに貸し出すも、飾りなどの盗難が後を絶たなかったりで手放して以降、土に帰る直前だったのをマニアが引き取り、コツコツと再現させてるとか。
して今回、拝見するのは・・・実はそれとは別の、やはりマニアな方が再現させたレプリカ。
しかしトラック自体マトモな状態のが残ってない中、使える部分をサンコイチくらいに組み合わせ、また飾りなどの外装も今は残ってないモノは特注で、そして荷台ペイントも実物を描いた当時の職人さんに、実際に書いてもらったりして、再現性はピカイチらしい。
まぁ時代が違うだけに、以前見た「現代のアートトラック」に比べると、古さ・チャチさは否めないが、そのぶん深い「味」があるって感じか。
車両脇には外部電源があり、あるいはネオンを灯すのかと期待したが、それは最後まで無し。
でも行かれた方の日記を見たら、点灯もしたみたいで残念。
そんなこんなで、しばし少年時代に返った時間も、17時で終了。
せっかくの横浜だが・・・今回、晩飯は彼とはお約束の、しかし思えば久々の「麻婆ラーメン」と心に決めてたので、そのまま八王子経由で東京・埼玉県境まで。
しかし土曜夕方の横浜、幹線道路はハンパない渋滞。
八王子の手前まで、渋滞を避け裏道を駆使し、当初のナビ予想時刻とさして変わらぬ、21時前に到着し、久々の麻婆を堪能♪
まぁそんな予定外の、幼少に戻った横浜旅でした。
【一番星写真】
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Posted at 2012/02/27 20:54:15 | |
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