
月に2,3度、蔵王温泉に出かける。強酸性で硫黄の多い独特の泉質の露天風呂で癒されるのが主たる目的なのだが、往復2時間半ほどのドライブで気分をリフレッシュすることもまた目的である。
このところスプラッシュばかり運転していて、トゥインゴは雪を被って置きっぱなしになっていることが多かった。今日は15分くらいかかって雪と氷を払い、トゥインゴで出かけた。
いつものルート(山形道・蔵王の山道)をトゥインゴで走りながら思ったのは、トゥインゴは「走る喜び」にあふれているということだ。乗り心地がやや硬いしエンジンノイズが盛大に入ってきたりするけれども、地面に貼り付くような高速域のスタビリティやカートのような俊敏なフットワークはドライバーを虜にする。それに、ホールド性の高いよくできたシートは車との一体感を高めてくれる。高出力のエンジンやハイテクな駆動装置など使わなくても、運転が楽しい車は作れるのだという見本である。
たまにレンタカーや社用車などに長時間乗らなければならなかったとき、乗り味の悪さに自分の感性がヤラれてしまうことがある。そんなとき、トゥインゴを運転すると「口直し」ができる。「走る喜び」を思い出させてくれて、不快な感覚を忘れさせてくれる。若い頃は車好き(運転好き)だったのに、いつのまにか運転に喜びも興味も持てなくなった中年以降の人は、トゥインゴに乗り換えればあの頃の感覚を取り戻せるかもしれない。
運転日報(トゥインゴ)
天候:晴れ
積算走行距離:13058キロ
走行条件:郊外一般道・山岳道・高速道
乗員1名

Posted at 2011/01/30 23:46:13 | |
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