昨日新潟県の魚沼まで行ってきた。往路は新潟県まで東北道、磐越道を使った高速道路メインのルートで、復路は笹谷トンネルのみ利用の一般道ルートで走行した。
そこで思うのは、軽トレーラーを牽引した状態での高速道路利用はメリットがほとんどない、ということだ。
まず、高速料金がかかる。高速料金分の時間短縮、燃料節約、その他の利便性等のメリットがなければ支払うに値しない。
しかし、時間短縮の効果はとても少ない。牽引中の最高速度は80km⁄h で、急勾配だとそれを維持することさえ難しい。片側1車線のところは70km⁄h制限で、これでは新潟バイパス(国道7号線)と同じである。速度が低いため「高速道路」としては使えないのである。
また、燃費が悪くなる。牽引状態の一般道での燃費は15〜16km⁄l なのに、高速道路での燃費は12〜13km⁄lに悪化する。長距離で2割も燃費が悪くなれば、数千円のコスト増につながる。その上、高速道路は一般道より距離が伸びることが多い(今回のルート参照)ので、燃費の差は大きくなる。
さらに、磐越道のような「ローカル線」ではサービスエリアの数が少なく、ガソリンスタンドを見つけるのにも苦労するし、飲食店もないか夜間は閉まっている。どこにでもコンビニがある一般道のほうがはるかに便利だ。
そんなわけで、「300km先の目的地への到着時間をどうしても1時間縮めたい、じゃないと遅刻」というような状況でなければ、1時間早く出発して一般道で行くのが正解、ということである。まあ、魚沼は遠い、というのが分かったから次回は日帰りでは受けないつもりだが。
Posted at 2020/05/27 11:31:22 | |
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