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素浪人☆のブログ一覧

2021年06月29日 イイね!

悪循環・好循環

悪循環・好循環 今回の幌骨を作る際、当初は機能的に行き届いたものを作ろうとして、複雑に、重くなり、重いために剛性を保てないので補強をし、また重くなるという悪循環に陥っていた。結果、「重すぎ、かつ剛性なさすぎで使用不能」と判断し、一からやりなおしていた。なるべく簡潔に、軽く作ることを目標に発想を転換したのである。

 一番大きな転換点は、横のアオリを開閉しないことにして、アオリを剛性確保のための基礎として用いることだった。以前のものはアオリを開けるために幌骨は床に設置していた。幌骨と床は結合されていないので幌骨自体で剛性を確保する必要があった。その転換により、柱や梁はすべて1本の単管の部材で済ませることができた。これで大幅な軽量化ができた。

 次に、両サイドのドアの構造を転換した。以前はガルウイング形状のドアだったのだが、これが重いうえに大きくて剛性が足りなかった。ドアが重いとこれを支持する構造も頑丈に作らねばならず、ますます重くなる。そこで、ドアをただの跳ね上げ式にして、開閉に幅を取るというデメリットをドア自体を伸縮させることで解消した。ドアが小型化し、剛性も上がり、軽くなった結果としてガススプリングも2本から1本に減らすことができた。ドア部分でもまた軽量化ができた。

 そして、全体的に軽くなったことで、結合部の補強金具を全廃することができた。最後に残った前後方向に歪みがでるという問題も、幌骨前端部分を車体に引っ掛けてワイヤーとターンバックルで固定することで変形の余地をなくした。今では幌骨が変形する音(ガシャガシャ、ミシミシ音)もまったく鳴らない。

 このように、剛性確保→補強部材が不要→軽量化→必要強度が減少→補強部材が不要…という好循環が生まれ、軽くて丈夫なものができた。頭を柔らかくして、新しい発想を得ることは大事だと思う。忙しいとなかなかそうもいかないのだけれど。
Posted at 2021/06/29 23:43:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軽トラ | クルマ
2021年06月25日 イイね!

自動ブレーキの怪

自動ブレーキの怪 夜9時頃、塩竃の人気のない住宅地を走っていたら、何もないところで自動ブレーキが作動した。これまでも、カーブ外側のガードレールや電柱、対向車などに過敏に反応して作動することがあったが、今回はそれらしい原因は見当たらない。しかも、ピピピッと警報が鳴るだけでなく、ガガッとブレーキも作動した。まるで目の前を障害物が横切ったような動作である。

 もしかして、私が気づかなかっただけで歩行者が横切った?いや、そんなはずはない。急に現れて一瞬で消え失せる歩行者など…物の怪の類だろうか。そろそろシーズンだし、塩竃だし。
Posted at 2021/06/25 01:13:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ
2021年06月15日 イイね!

固定

固定 軽トラの幌骨を荷台に固定した。こう書くと「今まで固定してなかったのかよ!」と突っ込まれそうだが、一応ゴムバンドで留めてあるので多少浮き上がっても問題なかったのである。

 ところが、今回の新しい幌骨では問題が発生した。まず、ドアが荷台に引っ掛けてロックされている関係で、幌骨が浮き上がるとドアが開いてしまうのである。次に、幌骨の特定部分(写真)のジョイントが外れるという現象である。この部分には20kgfのガススプリング2本のテンションが掛かっているため、ジョイントが徐々に外れて来るのだ。接着することも考えたが、以前同種の問題をエポキシ系接着剤で解決しようとして失敗した経験があるので、今回は別の方法をとることにした。



 その方法とは、シンプルにワイヤーとターンバックルで荷台に括りつけてやろうというものだ。幌骨の上部四隅からワイヤーを荷台に張ってある。これでガッチリ固定されて、ジョイントが外れる余地もなくなった。g-funのアルミフレームはあまり強度がないので、ターンバックルを締めすぎてグシャっとなりかけたが、適当なところまで緩めてセーフ。

 強度が無いことと、ジョイントがすぐに外れたり壊れたりすることから、このアルミフレームは強度が安全に直結するような物を作るのは向かない。もう少し改良を期待したい。
Posted at 2021/06/15 21:30:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軽トラ | クルマ
2021年06月15日 イイね!

峩々温泉

峩々温泉 以前は予約なしで飛び入りで日帰り入浴できたのだが、今は完全予約制になっている峩々温泉。長いこと行っていないのでコロナが収まったら予約して行ってみようと思っている。

 近場の山をうろつくのに軽トラックは使える。そこそこ悪路走破性があるし、何より小回りがきく。獣道みたいなところもガンガン入っていける。サブトランスファーが付いているタイプなら登坂力も高い。車輪が小さいから本格底な泥濘路や深い凹凸のあるところでは厳しいが。

 「生活用具」としてこれだけ洗練され完成されている車種は軽トラが一番だと思う。日本の狭い道によくマッチして使いやすい。乗り心地がツライとか遅いとかちょっと我慢が必要な面もあるけど、「使える自動車」として一押しである。
Posted at 2021/06/15 01:27:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ
2021年06月09日 イイね!

慣性、でなく完成。

慣性、でなく完成。新しい幌骨が完成した。
これまで使っていたものは実用上問題がなかったが、「より良いもの」を作りたくなった。今度のは横ドア(ウイング)もガススプリングで開放状態で保持される。幌骨は荷台アオリに接続され、アオリを剛性確保のため利用している。部材を減らし、軽量化にも役立っている。また、アオリ内の支柱を無くすことで、積載スペースを拡大している。



 後部と両サイドのドアはスライド機構が付いており、ドアの長さが伸縮する。



 ドアの端にはツメが付いており、閉じた状態でドアを延ばせばアオリにかかりロックする。開けるときはドアを縮めて開ける。



 ドアが伸縮することはドア開閉に要するスペースを削減することにも役立つ。

 試行錯誤を重ね6か月もかかったがようやく完成した。次はトレーラーの幌(キャンパー仕様)を製作するつもり。
 

Posted at 2021/06/09 20:20:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軽トラ | クルマ

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「[整備] #クロスカブCC110 エンジンオイル・フィルター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/122990/car/2840570/7766651/note.aspx
何シテル?   04/26 15:59
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。大型、牽引、二輪など各種免許を持ち、バス、トラック、タクシーなどの乗務経験が...

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