私は光軸調整にこだわる。先日、玉切れでバルブ交換をした軽トラ2号機は、光軸がずれていた。写真はべニア板にライトを当てて光軸がわかるようにしたものだが、左のほうが少し下を照らしているのがわかるだろうか。これだけずれていると非常に気になる。ヘッドライトは光軸が正しく調整されているときに最適な配光になるよう設計されている。ズレていると「見えない」部分ができて、気になるのである。
ヘッドライトにレベライザーが装備される前、ヘッドライトの光軸は、多人数乗車したときでも上向きにならないよう、随分と下向きに調整されていた。だから、車を購入したら、まず光軸を少し上げて、前席のみ乗車しているときに適正になるようにしていたものだ。多人数乗ったときは上向きになりすぎるので、ヘッドライトの下半分にテープを貼ったりしていた。
今ではレベライザーがどの車にも付いているので、光軸調整の頻度は激減した。それでも、今回のようにズレていたり、レベライザーを0にしてもまだ下向きすぎると感じる場合、調整が必要になる。現在の車検ではヘッドライトをハイビームにして光軸を計測するきまりになっているようだが、個人でやる場合はヘッドライトテスターも無いので、ロービームでカットラインを見て合わせる方法をとる。ヘッドライトのバルブの高さと幅がわかるように板にマークしておいて、それにカットラインを合わせるように調整するのだ。
光軸がきっちり整うと、これが気持ちいい。とても明るく感じられ、走りやすい。ハロゲンランプは使用に伴って明るさが落ちるようで、最近新しいものに取り換えたせいもあってとても明るい。これならキセノンやLEDは必要ないと感じる。昔は100Wくらいのバルブを入れて明るくしていたものだが、なぜそこまでしていたのか、今となってはよくわからない。当時のヘッドライトは今より設計が良くなくて暗かったのかもしれない。
それにしても、ヘッドライトを取り外さないと光軸調整できないというのは欠陥じゃないだろうか。軽トラでもLEDヘッドライトが標準化されつつあるので、ハロゲン仕様の設計には力を入れていないのかもしれないが、改善を希望する。
Posted at 2023/04/09 23:48:55 | |
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