FUJIFILMのXシリーズをたまたま触ったことから、デジカメに関するモヤモヤしたツキモノを祓うことができるかもしれないと考察してきましたが、そのパートナーたるカメラとレンズが絞り込めてきました。
同時に、今回はこれまでの買い替え買い増しの繰り返しに終止符を打ちたいと鼻息を荒くしているわけですが、これまでを振り返ると見事に3年おきにメインカメラを買い替え買い増ししてきた四半世紀であることがわかります。笑
◼︎フィルム時代
90年コンタックスST+25,60マクロ,80-200mm
93年ライツミノルタCL+40mm
96年コンタックスG2+21,35,90mm
◼︎デジタル時代
99年ニコンクールピクス950(固定ズーム)
02年ライカDIGILUX1(固定ズーム)
05年オリンパスE-300+広角ズーム×100mmマクロ
08年エプソンR-D1+40mm(換算60mm)
11年iPhone4s(28mm)
14年リコーGXR+28,50mm
さて、これらの中でのベスト2はフィルム時代のライツミノルタCL+40mmとコンタックスST+25mmですが、それらを統合したつもりのコンタックスG+35mm2から受難が始まり、デジタル時代を迎えています。つまりはデジタルのみならずAFに移行する辺りからモヤモヤが始まっていると言わざるを得ません。
言い換えれば、AFという利便性とのトレードオフで失ったものを注意深く見つめること無しには、買い替え買い増し地獄からは抜け出せないということ。
そこで、愛用したレンズを今回のXFレンズと画角別に比べてみました。因みにG2とX-Pro2のボディサイズを比較するとほぼ同じですね。
CONTAX G2
139×80×45mm、560g
X-Pro2
141×83×46mm、495g
<広角21-28mm>
Gビオゴン21mm f2.8
最短0.5 全長36 重量200
XF14mm, f2.8
最短0.18 全長58 重量235
XF16mm f1.4
最短0.15 全長73 重量375
◼︎ディスタゴン25mm f2.8
最短0.25 全長68 重量360
XF18mm, f2
最短0.18 全長34 重量116
GXR28mm f2.5
最短0.2 全長56 重量210
<標準35-41mm>
XF23mm f1.4
最短0.28 全長63 重量300
◼︎Gプラナー35mm f2
最短0.5 全長32 重量150
◼︎ロッコール40mm f2.8
最短0.8 全長23 重量121
XF27mm f2.8
最短0.34 全長23 重量78
<標準53-60mm>
XF35mm f1.4
最短0.28 全長50 重量187
XF35mm, f2
最短0.35 全長46 重量170
GXR50mmマクロ f2.5
最短0.07 全長58 重量263
マクロプラナー60mm f2.8
最短0.22 全長82 重量570
ノクトンクラシック40mm f1.4
最短0.7 全長30 重量175
こうして見ると、レンズの最短撮影距離や重量に致命的な問題があったわけではないと言えます。
むしろGレンズにフォーカスリングがなくマニュアル撮影しにくいにもかかわらずAFモーターが五月蝿くピント精度が低かったことや、G2のブライトフレームの無いファインダーの中途半端さが撮影の楽しさを奪っていたのかも、と気づきます。G2のままデジタル化してくれればいいと考えたこともありますが、デジタル化しながら進化させたのがX-Pro2かもしれませんね。
さて、X-Pro2付けっぱなし第一候補レンズの35mm f1.4は、最短撮影距離がマクロプラナー並みに短く、重量もGXRユニットより軽く、X-Pro2ボディと合わせればG2+35mmよりも軽いことは美点ですね。コレで決まりかな?
(画像は某ブログから拝借した、Gプラナー35mm f2とXF35mm f1.4)
追記
GXRも操作系を除くレンズユニットは、コンデジとしてはよくできていることを再確認。見えの良いEVFが使えたらなぁ〜。
ブログ一覧 |
カメラ | 日記
Posted at
2016/04/18 23:16:31