本編：最後の「家の夜」は、エイトの来年をジックリ考えた

そんな訳で、前にディーラーで貰ってきた、オートエクゼのカタログからフライホイールの値段を見てたが、当然その周りにはクラッチの紹介も。

「ストリート優先設計で、若干の踏力は必要だが、半クラのミートポイントが明確なので、スポーツ走行には扱いやすい」

…とまぁ文章で読めばね、グッとくるような事も書いてある (^^;)
まぁ純正クラッチの値段は、よくは分からないけど5万程度に考えてたが、ここに書いてる値段は6万弱。
付属品の有無なども不明だが、まぁ想像では2～3万前後の差なんだろうか。

求めるモノであれば値段差は納得だろうし…なにより上記の文章にもグッときたのもあり前日記や、そこに貼った過去日記の思いなぞドコへやら、がぜんクラッチキットへの思いも馳せてきてしまった（爆）

んまクラッチを強化するのは、まず基本的にはパワーアップや走りの用途など、「純正で足りなくなったら」交換するものと思ってるが、ただやはり純正にはコストや寿命、万人に問題ない造りなどの制約があるのも、周知の事実。
いい素材を使って、単に「もつ・もたない」以外の部分で、純正より優れた部分も、あるのだろう。

年の瀬の、しかも車検も迫った時期にきて、急に迷いが生じつつ (^^;)、外を見たら…
おお退勤時は、あんな土砂降りだったのに、すっかり雨があがってる！
しかも、そもそもこの時期に雨だけあって、気温も穏やか。

路面は全面ウェットだが、最近は残雪や凍結を気にしながらだったので、「雪がなけりゃ、めっけもん」とばかりに…
最後の休日でエイト乗り納めと書いた、筆も乾かぬうちだが、喜び勇んでエイトでバビュンと（爆）




濡れた路面にペースはダウンだが、凍結もなく安心して走行。
そんなドライブを楽しみながら、クラッチの操作を意識してみると…
まぁ多少、踏力が増えたところで、きっと難なく「操作はできる」のだろうが…でも、それで気持ちよく乗れるかどうかは、また未知数。

そして戻ってから、この方の日記を読んで、さらに思いが強まった事をコメントしたのが…
（https://minkara.carview.co.jp/userid/487176/blog/28759869/）

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こうも普段から乗って楽しく…てかチョットでも暇さえあれば、「乗らずにはいられない呪縛」すら感じるのは…
必要充分を確保しつつ、「無駄に必要以上を求めて、結果ナニかを犠牲にしなかった」のが功を奏してるのか…と、社外カタログを眺めた後に乗り回して、しみじみと感じてました。
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乗らずには、いられない呪縛…まぁ車をどう楽しむかによって千差万別だけど、いちおう車好きを自認するアタシにとって、これ以上ない幸せと感じる。
そんなのを…しかも9年近くも続けてなお、お盛んなのは、単に操作が「できる・できない」だけじゃなく、そこに快感があるからに、他ならない。

必要・不要で言えば、必要は感じない強化クラッチ。
っても上記の通り、この程度の造りのモノなら多少の犠牲で、あるいは純正以上の何かを得られるかもしれないが…まぁそれ以前に現状で気持ち良く走れてる状態で、「多少の犠牲」が少なからず、今の楽しさをスポイルするだろう。

乗り納めで冷静に車と向き合って…必要以上を求めて何かを失わないようにしようと、改めて心に誓った今年最後の夜。
んま今日は起きてから、相変わらず陽気が良くて…結局このあとお泊りなのに、またも乗り納めは延長で、最後の最後まで乗り回した大晦日だったが（爆）




それから足回りも、納車後1年半ほどでマツスピのセットに交換したが、もう軽く10万kmは越えてるか…
さすがメーカー系だけあって、よくも悪くも寿命は長いのか、劣化はしてるものの、まだ機能はしてると伺わせるが、まぁそれも限度はあるってもの。
まぁかねてより書いてるが、ネジ式の直巻き車高調より、ノーマル形状のほうが偉いと思ってるアタシ。

前車で付けてたオーリンズの、ノーマル形状バネであるCリング車高調が、なんとも絶妙だったのだが、ネジ式車高調全盛の御時世だからか、ディーラーさんいわく「エイトは純正でも奢った足だから、社外品として明確な差別化をしないと商品化しにくい」からか、エイトでは同製品が登場せず、ぶっちゃけ当初は「つなぎとして妥協して」選んだマツスピだったが…

まぁ結果的には、これまた絶妙で、手前味噌だがクルマ師匠の知人に首都高を運転させても、粘りというか懐の深さに感嘆してもらったのも、かねてから書いてきた通り。

まぁ走行会も何度も行ったが、タイムを詰めるなら厳しいんだろうけど、非日常の走行を楽しむには十分。
むしろバランスの悪い…えらい高級な車高調にアジアンタイヤとか、逆にダウンサスだけ交換にネオバってのよりは、この足＋中級スポーツタイヤのアタシのほうが、速く走れたりもしてた。

そんなモノを求めてるので、次もノーマル形状で…と思ってたが、なかなかラインナップがない中で現在、そんな数少ないセットを出している、エクゼのモノを選ばざるを得ないって感じだったが…

先月、地元帰省の際に購入ディーラーに立ち寄った際、新たにエクゼから登場したという、元ロドスタ主査である貴島さんが監修したという足に、もうメロメロ（笑）
（https://minkara.carview.co.jp/userid/16012/blog/28413862/）

まぁ元々、そんなのを求めるアタシには、エクゼの思想は共感できる部分が多かったが、とくにこの足周りは、このくらいの位置づけな社外品が少ないのもあって、前日記のような「ディーラーゆえのエクゼ」を抜きにして、たとえショップで各メーカー選び放題であっても、いちばん惹かれるモノかなぁ。

ただ、今まで述べたクラッチ・フラホ・足を揃えるだけでも、モノだけで35万前後には至ってしまうだろうか。
加えて車検や、それに伴う他の消耗品等々…
新年は、これらから「どれを省くか」の悩みで始まりそうです（笑）


さて、という訳でアタシは、これから少し眠って、夜勤で年を越す事になります。
今年一年も、皆々様には大変お世話になりました。
また来年も、よろしくお願い致します。

よいお年を。