2011年05月15日
最近、「俺の空 刑事編」の主役オーディションなんてCMを、よく見かける。
これ確か中学の頃だったかな、東京へ就職した兄貴の置き土産で、単行本全巻が部屋の奥から発掘され、今まで読んだ中でも最も印象が残ってる漫画の一つ。
まぁ刑事編の前に本編があって、そっちは読んでないけど、どうも主人公は財閥の跡取り息子で、在学中に親の命で自分に相応しい女性を探す旅に出る・・・というものらしい。
そして警察官の道に進み、所轄署の刑事課盗犯係へ配属された・・・ところから始まるのだが、まぁ財閥息子の刑事って設定はハチャメチャながら、扱う内容はリアリティに溢れ、また本宮漫画らしく奥深いもの。
実際、この内容を本当に理解するのは、ずっと後になって読み返してからだったかな。
桜田門の警視庁庁舎が今のに建て替えられてる最中、旧三井物産ビルの仮庁舎時代から始まり、終盤で完成してたから、少なくとも30年は前の漫画だと思うが、エピソードの一つである本庁捜査一課のキャリア管理官と、たたき上げの一課長や所轄との軋轢など・・・何年も後に大ヒットした「あのドラマ」も相当これに影響を受けてると、すぐ分かる。
また、自分の財力を存分に活用して教授や博士を招集し、犯人像をイチから分析して実際の犯人を絞り出す・・・こんな時代、まだ一般的には言葉もなかったんじゃないかと思う、プロファイリングらしき事をしてのけるなど、この人の漫画は「漫画」って言葉では勿体ないほど、先見の明に溢れてる。
※他にも金太郎だったかな・・・「バブルがはじける」ってのも、実際にはじける前から、この人の漫画で知った。
まぁそれだけに、ヘタにドラマ化なぞされても、どこまでこの奥深さを出せるかって心配もあるけどね。
金太郎なんかもドラマじゃ、ただの熱血サラリーマンってだけに終始してたし。
ま、どんな感じになるのか、楽しみにしておきましょうか。
Posted at 2011/05/15 22:58:43 | |
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2011年05月15日
いやね、今週は先の「どうでしょう日記」を書く際、「どうでしょうのようなストイックな旅」の発端となったのは、平成20年にブラブラと埼玉まで辿り着いた晩メシ旅だったなぁと。
さらに水曜に書いた飯舘村を経由したツーリングや、昨日の食堂で読んだ古いヤンマガも平成20年。
そして今日、ローカルネタで恐縮だが、地元テレビ局の自転車で県内各地を巡る番組では・・・
震災以降はそれまでの路程を中断し、今まで訪れた所の無事を確認しに行く内容になっており、今週は地元いわき市で訪れた各所を再訪問してたが、これも当時放送されたのは この年だったとか。
こんな短期間に、ここまで平成20年の事に触れると・・・はて、この年はどんなだったかなぁと気になるのが人情。
って訳で、今週は今日だけのマッタリ休日は、ジックリと3年前の我が日記帳にタイムスリップ!(爆)
RX-8が後期にモデルチェンジし、アミューズの田名邊さんがお亡くなりになった この年は、かつて毎年のように行ってた前車クラブ発端の水戸新春集会に、この前月に買い足したばかりのマーチカブリオレで駆けつけ、久々の面々にお披露目したのに始まり・・・
春には、同じマカブに乗る者とブログで知り合った直後、偶然見かけられ自宅まで尾行されて、思いがけずの初対面 (^^;)
いま使ってるソニーのサイバーショット携帯へ買い替えたのも、この頃。
ずっと1年くらいで、何かしら不具合が出て買い替えてたけど、思えばコレは長持ちだなぁ。
もっとも受話音量が小さくなって聞きづらかったり、メールを受け切れずセンター預かりになる割合は増えたけど (^^;)
でも今はラインナップされてないこのシリーズ、携帯らしからぬカメラ性能はブロガーの端くれとして今も魅力で、まだまだ使いますよ~(笑)
初夏、アタシの転勤で会う頻度が増えた栃木の前車仲間が、アタシとの密会で初めてコチラを訪れ、風車などを案内。
真夏は某外車クラブが主催するエビスの走行会と・・・
その道中にスピード違反で7年ぶりに検挙 (;´д`)
秋には20年近くの社会人生活で、初めてと言ってもいい5日間もの連休で、この震災でも被害を受けたと思われる名取市のエアリを初訪問。
晩秋は、毎年行ってた仲間内での走行会で、それまでのエビスから初の仙台ハイランドへ。
もっともアタシは、この10年来で唯一、熱が出るほどの風邪を引きながら、なんとか見学に同行するが、まさかの雪により途中で中止になったっけ。
この仲間内での走行会も、思えばこれが最後だなぁ。
そして今はハイランドも震災の被害を受け・・・いつか復活できるのだろうか。
その数日後、まだ風邪も抜けきらない状態で、初めてマーチの集会にも夜勤明けで参加。
そして年末、この仕事では珍しく勤務サイクルの都合で、大晦日~元旦と年越し休日。
地元に帰省し馴染みのZ乗りを交えて、限定車エイトに乗る人と初対面の集会で、締めた一年。
まぁ、べつに特別な年でもなく、普通に悲喜こもごもな一年だったけど、それでも振り返って、この頃は楽しかったと思うのは・・・
やはり「あの日」以降、とくだん被害に遭わなかったこの地でも、まだ不安が続く状態。
なんでもないような事が、いかに幸せだったって事なのか。
Posted at 2011/05/15 00:00:05 | |
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